Lee's Diary

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ジョーカー 許されざる捜査官 第7話 *感想*

2010-08-25 | 夏ドラマ(2010)感想
* ジョーカー 許されざる捜査官 「模倣犯現る・・・間違った正義」 *

伊達(堺雅人)らが行う“神隠し”を模倣する者が 行為を正当化しながら罪を犯していくというストーリー。
伊達の行う“神隠し”には それなりのしっかりとした信条があること 
久遠(錦戸亮)が暴走してしまったように そんな“神隠し”は己を厳しく律していないと
執行人の歪んだ欲望を満足させるだけの行為となってしまう危険があることを 
前回の放送で改めて視聴者に見せた後に 今回の模倣犯のストーリーへと繋がっていく展開は面白かったと思う。
1話で終わらせずに次回へと続く展開となっているところを見ると 
今回のエピソードにはかなり力を入れているということなのかしらねぇ?
救世主気取りで犯罪者を殺す日向(忍成修吾)の残虐性や 殺すときに見られる恍惚感など
ちょっと倒錯した日向を忍成さんが不気味に演じていたと思うし
てっきり単独犯だと思っていた日向のピンチに 謎の人物が登場してきたことには驚かされたし
その人物が日向の相方・吉住(飯田基祐)だということ この二人が兄弟らしいということで
2重3重に驚かされたラストの展開は とても面白かったとは思うのだけど・・・
う~ん・・・どこかスッキリ楽しめないような・・・。

人が人を処刑するという 倫理的には決して肯定することのできない“神隠し”。
視聴者に抵抗感を持たれそうな“神隠し”を かなり突拍子もない大掛かりな設定とすることで
難しいコトは考えずに娯楽として楽しむドラマ といったカンジになっていたと思うのに
今回 模倣犯を登場させたことで “神隠し”と“模倣犯罪”の違いって何?
日向の行為はエゴで 伊達の行為はエゴではないと言い切れるの?
と 改めて“神隠し”について考えさせられてしまい 
今までのように 手放しでストーリーを楽しむことができなくなってしまった気がするなぁ。

日向に脅迫されて嘘のアリバイを証言しているらしい 被害者の妻・美代子(尾野真千子)が
「犯人は法で裁けた。」という伊達の言葉に対して
「あの人が帰ってこないことには変わりありません。」
「心のどこかでせいせいしている自分がいるんです。」と言ったシーンは とっても印象深かったので
次回(次回で決着つくのよねぇ?)のストーリーで 伊達がどのように日向と対決していくのかという事とともに 
美代子に対して どんな救いの言葉をかけるのか・・・そんなことにも注目してみたい。

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