名もなき毒 第６話 ＊感想＊

＊　「謎の無差別連続毒殺事件と恐怖のストーカー」　＊

人が良いというか・・　お節介というか・・　事件を呼び寄せちゃうというか・・　な　杉村（小泉孝太郎）ねぇ。
美知香（杉咲花）が倒れてからの展開は　原作とは変えてきているため　
ドラマでは余計に杉村の人の良さが目立つという・・・。
原作のほうが無理のない流れとなっていると思うので　ここはチョッと不満。

まあ第１部でもイロイロと首を突っ込む（そして痛い目にも合う）杉村を見てきているので　
もちろん　この流れもアリだとは思うのだけど・・。　でも　ちょいとお節介がすぎるなぁ。
「知らない人のことに首を突っ込みすぎじゃないかしら？」　と　
菜穂子（国仲涼子）に嫌味を言われても当然ね・・アレは。

古屋暁子（真矢みき）が杉村に聞き捨てならないことを言い出すまでの流れも少々不満。
初対面の相手に　いきなりあのようなコトを言い出すなんて・・　　
と感じてしまう性急な流れとなっていて　チョッと残念だったなぁ。

原田いずみ（江口のりこ）が絡むエピソードのほうは　興味をひく流れとなっていて満足。
常識の範囲内では理解できない思考を持って行動をとる人物の不気味さ・・
何をしでかしてくるか予測できない恐ろしさ・・
常識が通用しない人物を相手に　どう対処していったら分からぬ戸惑い・・
原田いずみエピに漂う緊張感は楽しめたわぁ。

広報誌の仕事の際の杉村と次長の会話や　その際に杉村が感じた想い
杉村と菜穂子の間に漂う違和感などが　しっかりと盛り込まれているアタリも好感触。
第１部があったからこそ際立つ想いや違和感・・かもしれないなぁ。　　　　

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