Lee's Diary

ドラマが好き。
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美丘-君がいた日々- 第9話  *感想*

2010-09-12 | 夏ドラマ(2010)感想
* 美丘-君がいた日々- 「絶望・・・私の命を終わりにして!」 *

半日の外出許可をもらい 学校へ行く美丘(吉高由里子)。
仲間たちと一緒に授業を受ける展開や あまりにもタイムリーなその授業内容には
最初 かなり抵抗があったのだけど・・・あらぁ? 最後まで見終わってみれば 
今回のストーリーが今までの中で一番面白かったんじゃあないかしら?

神林先生(志賀廣太郎)による心理学の授業。(この方の声が好き♪)
「人は過去ではなく未来のために行動している。」だとか「人格を決めるのは未来への希望」だとか・・
意地悪な見方をすれば その後のストーリーをスムーズに展開させるために 
無理矢理こじつけた内容の授業だとも言えるとは思うのだけど
この授業をきっかけにして 太一の手で自分の命を終わらせてほしい と哀しい願いを訴えていた美丘が
残された命を精一杯生きることを決意する展開は とても良かったと思う。
「おっきな未来はないけど、あたしには明日がある。」と 明るく語る美丘の様子が
哀しい物語の中で ひと際爽やかな印象を放っていたのが良かったなぁ。

仲間が就職へ向けて活動を始めるなか 美丘のことで頭がいっぱいで就職のことなど考えられない太一(林遣都)。
心配する父母の気持ちなど思いやる余裕もなく
「俺の時間、全部美丘にあげたんだ。それくらいしか俺にはできないから。」と語る様子には
え~っ・・・それって確かに美しい愛ではあるけれど それでいいのか太一くん・・
などと どこか共感や応援しきれない部分があっただけに
前向きに生きる決意をした美丘によって そんな太一の考えが
“未来をちゃんと歩いていく”という考えへと変化する展開も とても良かったと思う。
「太一くん、また明日。」と語る美丘の手で頬を触れられる太一。
容態が急変する前に 可愛らしい二人の様子を見ることができたのも良かったなぁ。

何故 このシーンがあるのか どうしても分からない 高梨(谷原章介)と池上(升毅)のシーンとか
( 「口は出さんよ。君のやり方でベストを尽くしたまえ。」って・・・。
それまで批判的だった池上の態度は 一体何だったのか・・・。 )
どうしても キャラが弱い気がする太一と美丘の仲間達や 
彼らが登場するシーンで見られる 友情・青春をアピールしてくるストーリーだとか
( でも 今回の 学校から病院へと戻る美丘を見送るシーンは好き。 )
ビックリするくらい後腐れがない真理(水沢エレナ)の描き方と 彼女と太一のエピソードのお粗末さとか
太一と美丘以外のキャラが絡むエピソードは 正直あんまり好きにはなれないドラマではあるけれど
予想していた以上にステキなストーリーとなっていた第9話に テンションはかなり上がってきたので
最終回も 今まで以上の期待を持って見ることにしようかなぁ。

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