藪遊び

藪歩きの後、体の表面に付いた見えない
砂鉄のようなもの
小瓶に集めて、眺めてみます。

中止となった日に・・

2020-03-28 19:54:39 | 山で


本当は 大阪組春山行の予定であった この日です。
コロナの件で 大阪組は泣く々(?)春山行を中止しました。

自粛の現状の中 ザック担いで街中を歩けないですよねぇ?
高速バスに3時間乗ってるのも恐いし・・



それで 我々田舎チームは 残雪を求めて
勝田ヶ山へ向かってみます。

2週間前と違い ”工事中”の看板が無く
登山口まで車で登れ スタートは7時50分です。

前回通り 三角点までほぼ雪は無く
そのかわりに 笹薮だらけ・・・

半袖シーズンに入った2人組は 擦り傷だらけで
Iさんは 短く切られた太枝にぶつけて
足に青アザまで作り・・・



徐々に増えてくる雪の斜面を ザクザクと這い登り
ようやく山頂へ到着しました。



遠く海方面を見渡せる 雪の斜面を均して足場を作り
ゆっくりと日溜りでランチとします。
鳥の声だけが聞こえる いつまでも座っていたいような
場所でしたよ。



下りは ミニアイゼンを付けて ソロソロと下り



今年初のエンレイソウや





林道では キクザキイチゲやヤマルリソウを見つけて・・
帰途は道の駅で ジェラートを食べて帰って来ました。

大阪組! 今は残念だけれど ”もう少し”と信じて
辛抱しててやぁ~!!


タムシバ咲いて・・

2020-03-27 18:14:31 | 山で


積雪が確実に消えたエリアへ・・
用瀬アルプス縦走をしてみました。



山肌に山桜やタムシバの花々が ポチポチと
目立ち始めてはいますが まだ最盛期ではなく・・
暖かい早春日 今年初の半袖山行となりました。



悪路を 三角山鞍部へと這い上がり
大成山へと急斜面を登り 再び鞍部へと下って
洗足山展望台へと登り詰めます。



途中で 幾つもの”森のエビフライ” リスの食痕らしい
松ぼっくりの残骸を見かけました。



洗足山山頂付近では よくゴジュウガラが
姿を見せてくれます。



ポカポカ日溜りの中 ゆっくりランチして金屋へ下り
用瀬までブラブラと戻りました。



林道では キブシやフサザクラの花が咲き
フキノトウは伸びきっていて タラの芽はまだまだ
小さな蕾のままでした。



用瀬までの戻り道で見かけた 畑の巨大大根!
まるで 畑のクリスマスツリーのようでした。

啓蟄過ぎまして・・

2020-03-25 15:39:20 | 山で

 廃村の廃屋の前庭には 今年も梅の花が咲き・・

今回も たまたま祭日で 偏屈オバサンは
人の居ないエリアに入り込みます。

車で出て 登山口から無人の山中を歩き回り
車で家まで戻るので どなたとも接触しない1日です。
(コロナ対策優良行動?)



こちらも 早春の1番バッター ミツマタが
谷筋を黄色の花で彩っていました。

そして 沢沿いに 大きなガマ!!が
《注意!!写真が出ますよ。》



しかも その前方に同じく 大ガマが2匹!
と思ったのですが 近寄ると3匹!!
《注意!!写真が出ますよ。》



その内の2匹は オンブ状態で交尾中
他の2匹はアブレオスだったらしい・・

でも 平和ですよね~ ただ早いもの勝ち!なだけで
一切 戦いや小競り合いが無いのです。
他の2匹は諦めて(?)何処かへ行っちゃった・・

・・なんて 観察しに来た訳ではなく
私は 今年お初の水晶探しだったのです。


 こんな事するのは 熊さんに決まっています。

道無き道を 沢を何度も渡り返して・・
『金鉱探しの人達も こんな気分なんだろうなぁ?』
なんて思いながら・・


 ハシリドコロ(毒草)も新芽を伸ばしています。

斜面にへばりついて 水晶を探すのは・・
日常から無心(?)になれる ちょっと妙な時間です。


消えはてて・・

2020-03-22 13:38:02 | 山で


2月前半 2度に渡りトライして・・
2度目は交代要員付きで 腰までの深雪を
ラッセルして登った 鷲峰山へ37日振りに訪れると
積雪は消えはてて 春の山に様変わりしていました。



雪を踏まない登行は あっけにとられる程 楽で・・
そのかわり 春霞で大山なんか全く見えません。



谷筋では 早春の1番バッター ミヤマカタバミが
白い花を咲かせていました。



尾根筋で見つけた コレ!
以前 別の山でも見かけた 不思議物体です。
何なのでしょう?



林道では フキノトウが真っ盛り!
食べ頃を過ぎて 花を咲かせていたのでした。


本気度薄く・・

2020-03-19 20:27:27 | 山で


ちょっと下見のつもりで
船上山登山口への林道へ向かうと・・
今回も工事の為 ”全面通行止め”となっていました。

仕方なく 急な階段の尾根を登って登山口まで行き
船上山を越えて 勝田ヶ山へ向かってみます。



積雪はほとんど無く 850m位から
ボチボチと残雪を踏み始めます。



2年前 ちょうど同じ日に登った時とは
積雪量が全く違います。



さすがに 大山は積雪量が多いですが・・
今回は 本気度が薄いので・・
ずっと手前の三角点までの 試し歩きとして

鳥達の囀りの中を ゆっくりと下りて来ました。