藪遊び

藪歩きの後、体の表面に付いた見えない
砂鉄のようなもの
小瓶に集めて、眺めてみます。

人跡

2021-02-18 11:14:31 | 山で


1週間前に Kさんと登った赤谷山へ 今度はIさんと向かいました。

前日が祭日だったので 林道の雪面には複数の足跡が残っています。
ワカンも スノーシューも スキーの跡まで・・。

雪面の足跡は 動物達のも・・ですが 人間様のものも
なかなかに 興味深いものがあります。



まず一組は バリエーションルートの尾根に取り付いており
もう一組のスキー組は 峠を越えて林道を辿り
他の数人が 登山道の急な雪斜面を登り
山頂へと向かっていました。



人跡皆無だった1週間前と違い トレースがあるので歩行がはかどります。

山頂へ着くと 1組は戸倉スキー場方面へと下っており
往復コースを下っている足跡もあり 少なくとも4組の人達が
前日に この雪山に入っていたと思われます。



平日のこの日は 賑やかなのは足跡だけで
やはり 誰にも会わない 静かな山中でした。

沢から尾根へと・・

2021-02-16 09:55:37 | 山で


尾根コースの往復になるかな・・と思いながら 大倉山の山中に入ると
思ったほどの積雪量ではありませんでしたので・・
沢コースへ向かってみました。
尾根と沢とでは 積雪量が全く違います。



それでも 下部の雪の程々の硬さに助けられて 沢をつめて
尾根へと取り付く地点で アイゼンを付けました。

急斜面ですが 雪崩跡も無く ルートも全く見えないのですが
山頂の方向へ向かって 直登しました。



山頂の 石楠花の蕾はちゃんと膨らんでスタンバイしています。

少し風が出て寒い中 ランチにして
下りはワカンで 尾根コースを快適に下りて



・・標高が下がると 雪質がグチャグチャになり
ワカンが高下駄状態になって・・尻餅をついたりしながら
林道へと降り立ちました。

パウダースノー

2021-02-08 16:41:54 | 山で


雪の状態を懸念しながら 750mの戸倉峠の除雪空地に
車を停め 雪壁をよじ登って林道に降り立つと・・

ラッキーにも サラサラな新雪が古い積雪の上に
10㎝ほど乗っていました。



ワカン歩きのベストコンディション!です。
青空と 太陽の日差しと サラサラのパウダースノーと・・
嬉しくなり 足取りも軽やかになります。

今回は 前夜にメールをくれたKさんと一緒です。



積雪量タップリの 林道歩きを終えて山道に取り付くと
急斜面で 新雪の下はガリガリの氷状態なので
ワカンをアイゼンに取替えました。

アイゼンのプラスチック部が劣化していた Kさんは
手早く 細引きでしっかりと補強していました。



積雪量としては びっくりするような深さの稜線も
歩くのに さほど潜らず 氷板の上に雪が乗っている感じで
アイゼンがあれば あまり労力も要りません。

”膝までのラッセル”なんて 比べ物にならない
楽ちんな登りでした。



そして山頂は 積雪の分だけ高くなっており
笹薮も皆雪の下で 初めて見るような360度の大展望❕
(今まで 雪の時期のこの山頂は 天気が悪く展望無し!)



初めて来た Kさんの感動はさらに大きかったと思います。

ランチの後 登ってきたルートを そのまま気楽に下れたのも
この時期 まれにみる晴天と風の無さのお陰だったようです。

1月中に・・

2021-02-02 16:31:05 | 山で


1月4日に2人がかりで 5合目まで3時間もかかり
あっさりと山頂を諦めた 鷲峰山へ
1月28日 次の寒波が来るという前日の晴天日に
1人で向ってみました。



積雪量は大幅に減っていて 8合目付近まで
ほぼワカン無しで登れたので・・
お昼には 山頂に着きました。



こちらは 豪雪地帯でも 厳しい寒さの続く北国でもないので・・
お天気と雪の状態を 上手く予想出来ると 1月2月でも
この辺りの山の山頂へは 登り着けそうです。




 山頂付近では まだまだ深い雪が残っています。

ワカンを脱いだり付けたり・・と忙しかったのですが
今年も1月中に 鷲峰山山頂へと登り着く事が出来ました。


 雪の消えている下の方には 新しい熊の爪傷が・・


 そして こちらもハデだけれど やはり熊の仕業でしょうか?
 熊以外だとすると 鹿の角(?)でしか付けられない傷だけれど・・❓