藪遊び

藪歩きの後、体の表面に付いた見えない
砂鉄のようなもの
小瓶に集めて、眺めてみます。

人間痕

2016-01-31 20:19:15 | 山・今


洗足山へのルートは 人跡皆無でした。

ところが 難場を登りきって山頂へ着くと
別ルートからの 靴跡がありました。
この山で 雪の時期に初めての経験です。

しかも その靴跡は 私が降りる予定の
ルートからの 往復のようです。

”困惑”と”安堵”が沸きあがります。

足跡なんて 無ければいいのに・・
いや 往復跡は下山路の通過可能を
保障してくれている訳だから・・・

その足跡を辿って 稜線から尾根へ下る分岐で
妙なものを 見つけました。





”雪上人間痕”です。

尾根を延々と登って来た この登山者が
(この人も 単独行者です)
稜線に達した途端に しんどかった登り一方から
とりあえずの 開放を感じて・・

雪中に 身を投げた!
その 生々しい人間痕は そのまま
嬉しさと安堵感を 甦らせます。

この登山者は きっと若い人なのだろう・・
中高年の人が このように 喜びを自分自身に
(他に 誰も観客は居ないのですから)
表現できるとは とても考えられませんでした。

その 誰も居ないはずの 観客が 実は
数時間後(多分)に 別ルートから現われて
残痕を 写真にまで撮られたってこと
御本人は 知る由もありません・・が。

動物痕

2016-01-29 19:36:05 | 山・今
雪の山中で 興味を引かれてしまうのは
生息する動物達の動向が 垣間見える事です。



ここに集まって(多分 鹿です)
何事が起こったのでしょうか?





こちらは 猪らしいのですが・・
いきなり地面を掘り返したのは・・・
ミミズの臭いでも したのでしょうか?



こちらは どなた?



そして 山頂へ向かっているのは?



こちらは ネズミかな?と跡を追えば
途中で消えています。



その かすかな痕跡(↓)で 小鳥が
羽ばたいたのだと 推測できます。



こちらも・・面白いんです!


寒気緩んで・・

2016-01-27 20:54:19 | 山・今


寒気が緩むという予報に 出かけてみました。

例年なら・・今の時期 登れる山は
限られていますが(こちらの地方では・・)

今年は 今のところ積雪量が少ないので
昨年2月末には 深雪で途中Uターンした
洗足山へ 登ることが出来ました。



稜線に出る前の 一番の難所で
ワカンは使用したものの 腰を没する
雪中遊泳はしないですみました。

ですけれど・・難所は難所
雪崩の跡だらけです。
”これだけ雪崩終わってたら もう大丈夫
だろう・・”と自分をなだめ

大汗かいての 登頂です。


最後の?カード

2016-01-25 18:04:50 | 山・今


朝起きると 外はようやく本来の
今頃の 雪景色となっていました。

別に 待っていた訳ではありませんが
この地方で この冬は 雪の到来が遅く来ました。

積もった分 寒さも緩み(?)お昼前に
お風呂のお湯も 出るようになりました。

青空が覗いてきたので お昼前に
最後の手持ちカード(?)である
裏山散策 です。

(車を使用しなくても 山の入口に行け
どんなに雪が積もっても 入り込んで
歩き回れる・・という意味です。)

家の玄関を出てから 徒歩7分で
山の入口へ着きます。



15分も登れば・・まるで深山の体です。

夏道を良く知っているからこそ・・の
藪山雪ルート遊び ですから 勿論
入り込む 酔狂な人は この田舎町には居ません。



静かな里山の 雪歩きが堪能できます。

着々と・・

2016-01-24 21:24:58 | 山・今
現在は この冬一番の寒気が来ているらしく
我家のお風呂に お湯が張れなくなっています。
(どこかの配管が 凍結しているのか?)

積雪量は それ程多くはないのですが
道路は凍結して どこもアイスバーンと
なっています。

朝 仕事場に止めた 車のドアが
夕方には凍って 開かなくなっていたり・・。



まだ寒気の来ていない 9日前
鬼ヶ城跡(若桜)に登った時
氷ノ山は 雲の中でした。



雪を乗せた ネコヤナギの花芽は
しっかりと膨らんで 準備は着々と
進んでいるようでしたけれど・・・。