藪遊び

藪歩きの後、体の表面に付いた見えない
砂鉄のようなもの
小瓶に集めて、眺めてみます。

まっかっか!

2020-03-11 09:34:43 | 山で


平地は雨で 風が強く吹き荒れた 翌日
氷ノ山へ向かうと そこは樹氷の新世界でした。



Iさんと共に ワカンを履いて雪の萱原を登り
樹林帯を詰めて 稜線へと這い登ると・・



青空を背景に見事な樹氷世界が 遠く山頂まで続いています。

この日の この稜線での先行者は2名のみ
それぞれ単独の男性でした。



風は弱く 日差しは暑い程で・・
(色白のIさんは 可哀想に 下山後はまっかに
日焼けしていました・・)



難関の コシキ岩下部のトラバースでは
急な斜面が カチカチに固まっていて
ワカンのままでの通過は 本当は無謀でしたが・・
なんとか通過して 山頂へと直登します。



山頂へは スキー場方面から幾組もの人達が
往復したらしく 沢山のスノーシュー跡がありました。



日溜りでランチの後 はるか彼方に見える三ノ丸へと踏み出します。
下ったり登ったり また下ったり・・
雪道を進んでいると スキーを履いた男性が一人
大きめの犬を一匹伴って 登って来ました。



三ノ丸からスキー場上部へ下る尾根筋は
笹原がスッポリと雪に埋もれていて障害物が無く
山頂から三ノ丸への稜線が 最高の展望です。

そしてスキー場上部へ出ると 積雪量不足の為か
リフトは動いていないで 人影皆無でした。



カチカチの急斜面(上級者コースです!)を
この日初めて ワカンをアイゼンに替えて
そろりそろりと下りて行きます。

スキーヤーが居ないので 遠慮なく
大きな白い斜面を 好きなように
ザクザクと下るのは 快感!!

林道に降り立って 登り直して
車に帰着したのは 16時をまわっていました。

色白で まっかっか!のIさんと
色黒で 変化なし!の私との この差は・・何?