9日前に 小矢筈ヶ山から望んだ 甲ヶ山へ向かう為に
Iさんと 鳥取市を午前4時半に2台の車で出発しました。
真っ暗な山陰道から 船上山東坂駐車場へと走らせて
1台を置き もう1台で川床へ向かいます。
川床を歩き出したのが6時25分 ようやく明るくなってきて
準備したヘッドランプは 使わずに済みました。
大休峠から矢筈ヶ山へ登り 霧で何も見えない中
小矢筈ヶ山へ登り付いても 甲ヶ山の絶壁はすっぽりと霧の中です。
雨は降っていないけれど 岩肌が濡れているようなら
最悪の場合 引き返すよ!っと Iさんに告げて
未踏のルートに(個人的に!ですよ・・)踏み出します。
灌木の茂る尾根筋はズルズルで 岩場もよく滑ります。
が 岩壁帯に入ると 岩の表面は濡れておらず
少し霧も薄れてきました。 ヨシヨシ・・行けそうです。
ロープの箇所を過ぎて トラバースも慎重に・・
後ろから 岩場が苦手のIさんが一生懸命に付いて来ます。
(後で聞くと 死に物狂い!!だったんだ・・とか)
構図の良さに 度々 腰のカメラで撮影して
後でIさんに恨まれました。(死に物狂いだのに ニコニコと・・って。)
そしてついに 狙っていた夢コースの完登実現!です。
甲ヶ山山頂を越え 馬の背の難所を過ぎるあたりで霧が上がっていき
いきなり眼下に 尾根や渓の最盛期の紅葉が
惜しげもなく 次々と現れて来ました。
完登できた充実感と 紅葉の只中を見下ろす開放感の中で
ゆっくりと 最高のランチタイムとして
それからまた 3時間程かけて 船上山東坂の
車まで下りたのでした。
帰途の温泉でのIさんの両足は・・
見てビックリ❕(本人も)の青あざだらけ・・やれやれ
私にも2ヶ所ほど 出来ていましたけどね?