藪遊び

藪歩きの後、体の表面に付いた見えない
砂鉄のようなもの
小瓶に集めて、眺めてみます。

待っていたもの いないもの

2023-06-30 19:42:33 | 山で


数日前に このルートに入った時
カメラを忘れた私に 残念な事柄が2件ありました。

1件は ある場所にひっそりと生えていた
シャクジョウソウを見かけた事。





そしてもう1件は 数年ぶりに2度目の
三光鳥(サンコウチョウ)からのお𠮟りを受けた事。

数年前に鷲峰山で 尾の長い三光鳥の雄が 下山中の
私の側に来て 頻りに牽制した事があります。
多分 近くに雛の居る巣があったのでしょう。



今回は つがいで牽制されました。
こんな時に限って カメラ無し!!です。

で 数日後に梅雨の切れ目を狙い 
同じ場所へ カメラを持って入ってみたのですが・・

純植物 であるシャクジョウソウは待っていてくれましたが
純動物 である三光鳥の夫婦は待っていてはくれませんでした。
雛は無事に巣立ったのでしょうか?


林道は・・無茶苦茶

2023-06-25 07:51:51 | 山で


今年には初めて入った山域ですが・・
尾根通しのルートに さして変換は無く



さて 下山で谷ルートへ入ると 途端に
倒木が行く手を塞ぎ始めました。



これは何時も 雪解け後に遭遇する状況なのですが・・
林道に下り立つと 想像を絶する数の倒木が
折り重なって 林道を塞いでいます。



毎年 積雪によってもたらせるのであろう この現象を
林業作業が始まる直前に フォークリフト(?)などで
作業車が入れる程度に 片付けるのでしょうが・・



作業予定が無ければ 当然 放置のままで・・
そこを通過する登山者は よじ登ったり掻い潜ったりして
通過する事となります。



今年は半端なく・・10本や20本では済まなかったのでした。


  クモキリソウ

トレーニングコース(?)

2023-06-24 08:12:21 | 山で


術後 ようやく3ヶ月が過ぎましたが・・
まだまだ あるレベルを超えての山に入る訳にはいきません。





そこで選び出した 県境の赤谷山 標高は1216mですが
登り始めは800mで 登降差は400m少々
暑いこのシーズンには 涼しく歩けて
(その代わり 冬は物凄く寒い!!のですが・・)



しかもブナの巨木が立ち並ぶ ”癒されルート”でお気に入りなのです。





夏の間はせっせと通い 無理なく筋トレをして
削げた筋肉を取り戻そうか・・と企む 術後の高齢者です。


  ここにも一薬草の蕾がありました。

ブナ林と不審者?

2023-06-16 20:34:23 | 山で


もうしばらくは 軽めに・・と Kさんお勧めの
高山ブナ林コースへ 案内してもらいました。

標高の高い所まで 車で行けるので
涼しい風に吹かれて登れる 快適なルートです。



その上 上部のブナ林は素晴らしい空間を創り出していました。



山頂付近の枯れ木の中で 聞き覚えのある鳥の声が
ピーヨ ピーヨと人間の接近を気にせずに鳴き続けています。



おお・・これは アカゲラの雛が居るに違いない!
と思った途端に 『キキッ!! キキッ!!』と
親鳥が近くにやって来て 激しく鳴き・・
それを聞いて あれ程鳴いていた雛は沈黙します。







前回 水晶山で見かけたアカゲラの雛の時と 全く同じ展開で・・
雛は沈黙し 親鳥は『キキッ! キキッ!』と
私を牽制し続けるのでした・・・。



別に 捕って食べたりしないよ~ できれば雛への給餌を
写真に撮りたかっただけなのに・・・。

今回もまた ”不審者”としてマークされてしまいました。
子育ての真っ最中ですものねぇ・・失礼しました。