藪遊び

藪歩きの後、体の表面に付いた見えない
砂鉄のようなもの
小瓶に集めて、眺めてみます。

もしや もしや・・

2020-01-27 12:01:16 | 雑感


雨続きで 山へ入れない日
県境の峠を越えた 岡山県の道の駅で
パック入りの青々とした 蕗の薹を見かけました。

もしや もしや・・と
昨年の収穫地へ(3月末でしたが・・)
車で登ってみるも 発芽の気配すらなく
(いくら暖冬でも 2ヶ月も早いのですから・・)

途中の枯木立に集う 数十羽のツグミらしい群れに
出会っただけでした。





ところが 帰って写真を見ていると
別種の鳥達も混ざっているようで・・
こちらは何でしょうか? ツグミの亜種?

そして パックの蕗の薹はハウス物かな?

影響は?

2020-01-23 18:05:22 | 山で


さてさて 今冬は全国的に雪不足で暖冬・・との事
北海道に流氷が来ない!とか
農作物が番狂わせで大変!とか・・

こちら山陰地方も 平地は元より山々にも雪は薄く
多くのスキー場は 営業不能状態のようです。



この時期には登れなかったはずの(私は・・ですが)
山域へゴソゴソと ワカン無しで入っていけるのは
有り難いような 不気味(?)なような・・



薄く積もった 稜線上の雪を踏んで
まっすぐに歩いているのは・・





ヒズメではない足先に 尖った爪痕が付いていて
キツネやタヌキより ずっと大きくて・・
小ぶりな熊かなぁ?


 鹿ならこうで 全然違います

彼等 野生動物達にも 人間の仕業による暖冬現象が
どのようにか影響を与えているのでしょうか?

暖かくて良い!だけで済んでるはずはありませんよね?


 ちょっと引っかいてみた 今年お初の爪傷か?

贅沢時間

2020-01-17 16:03:06 | 山で


朝7時半に 家を車で出発
通勤ラッシュ(と言っても車数が多いだけの田舎街)の
皆様方とは逆に 山へ向けて走ります。

登山口付近の空地に 車を停めて 身支度を整え
ザックを背に歩き出すのが 9時



谷筋に踏み込むと 前夜の平地での雨が
山では新雪となって降り積もっています。



積雪に消されたルートを 考え考え辿り
数年前の大雨でえぐれてしまった 急斜面を
倒木を避けながら 難行して登り・・



ようやく 山頂に飛び出ると
そこは 白銀の別世界!!



今までは 白銀の中をモゾモゾ動いていたのが
ここに来てようやく 上から俯瞰できるのです。



霧の中に見え隠れする 遠くの山々
樹氷で飾り付けられた 近くの山々



そして 稜線を今しがた通過して行ったような
生々しい キツネ?の足跡。



ここにも 春に美しい花々を付けるシャクナゲが
雪の中で 花芽をスタンバイさせています。

風も無く穏やかな山頂で ただ一人 充分に楽しんで
下りは急な尾根コースの為 アイゼンを付けました。



ザクザクと慎重に下り続けて
車へ帰着したのが 13時半
街へ帰って 温泉銭湯へ入ったのが15時前で

脱衣場で喋っていた 湯上りのオバーチャン2人の他は
皆無で たった一人でのんびりと湯舟に浸かったのでした。

こんな 田舎街での”山遊び暮らし”って
とんでもなく贅沢な時間だ・・って
つくづく思っています。
何か 申し訳ないような・・・。

雪が少なくて・・②

2020-01-16 18:45:13 | 山で


稜線の日本海側 つまり北斜面にはしっかりと雪が付き



南斜面には ほぼ皆無です。



中央に立って見ると こんな具合に
くっきりと様子が違います。



いつもなら 雪に埋もれているはずの採石跡地も
雪はまばらで 予定外の水晶遊びをやってしまい・・
峠から 荒れた谷筋を林道へと下りて来ました。



林道ではすでに ミツマタの花芽がスタンバイしており



別の場所では イワナシの花芽も確認できて・・
植物は凄い!!って いつも思います。

雪が少なくて・・①

2020-01-15 10:30:56 | 山で


鳥取県東部では 一番の大雪地帯だと
私が思っている 智頭の奥も
今冬はまだサッパリ 積雪がありません。



昨年は大雪の林道を ワカンで登っただけで
断念したルートを 今年は難なく尾根に取り付け
展望台へと登ります。





展望台では 風も無く日差しもポカポカ暖かく
ゆっくりとランチタイムを楽しめました。



稜線を辿ると 浅い雪で歩き易く
ワカンもアイゼンも不要です。



一直線に歩いているのは キツネでしょうか?

以前 この山域で葉の落ちた雑木林の中を
飛ぶように走り抜けた 大ギツネを
高い場所から 唖然として見下ろした事があります。