藪遊び

藪歩きの後、体の表面に付いた見えない
砂鉄のようなもの
小瓶に集めて、眺めてみます。

下見山

2017-10-30 09:56:20 | 山で


萱原の広がる 三原台の今を
どうしても確かめておく必要がありました。

長い登りを辛抱して 到着しても
頭の高さをはるかに越える 広大な萱原が
放置状態ならば・・・

高台に進むことも不可能で
スゴスゴと 引き返すしかありません。
(その先に進むコースもあるのですが
時間と体力が必要です)



・・・で 11月末の大阪組山行の下見として
鎌をザックに括り付けての山行となった訳です。

こちらも台風後なので 道形は倒木・落葉・落枝に
覆われていて なかなかハードです。



だがしかし! 到着した萱原は1ヶ月程前(?)に
地元の人達によって 広く刈り払われていたのです。

ありがたや ありがたや・・・

熊の糞(?)を跨いで 到着した甲斐がありました。
これで大阪組秋山の メインコースは決定かな?



萱原のあちこちで 竜胆の花が全盛期でした。
青紫色って 山の中でとても綺麗です。

海ご飯

2017-10-28 08:22:28 | 山で


骨休めの為 墓参りに行きました。
(罰当たりかも・・)

帰途 珍しくも海辺で 海ご飯です。



・・・が これで済むはずがなく
海から立ち上がっている 小さな山へ
帰りがけの駄賃です。



探していたアケビも見つけて
食べ頃をゲットし・・



「食べた事が無い・・」と言っていた
ある方へ進呈して 喜んでもらえました。

台風の後で・・

2017-10-26 19:55:55 | 山で


平野を流れる川の増水量を見て
沢筋のコースは避けたつもりでした。

ところが台風の大雨を 目一杯吸収した山肌は
あちらからもこちらからも 吸い込んだ
多量の水を 迸り出して・・山道は
あちこちで 小川と化していました。



・・まあ オマケとして
強風で落ちたらしい 山葡萄の大収穫もあり



稜線では いつもの展望と静けさの中
山ご飯です。

この人気(ひとけ)皆無の秋色の中を
一人嬉しく 漂い歩き・・・



峠から下り始めると いつもは聞こえない
沢音が ドウドウと聞こえてきます!

マズイかな?林道へ出るまでの 最後の
20分の下りは 小さな沢沿いだったのですが
増水した沢筋に 登山道は水没しています。



『どうしても無理なら 登山靴ごと
流れに入ってしまえばいい・・』と
覚悟を決めて 半分水没しながら
何とか 林道へ下り立ちました。

台風直後の アドベンチャー山行となったのでした。




霧の中でも・・

2017-10-23 11:51:20 | 山で


青空の下での紅葉は 美しいのですが

霧の日は 時折わずかな時間だけ
霧のカーテンが引かれる事があり
いきなり目前に 幻想的断面が現れたりします。

霧の合間に垣間見える 一瞬の紅葉は
・・・又 乙なものです。



しっとりと濡れた地面に 赤黒いまでの
ツルリンドウの完熟実があったり・・



紅葉の只中で さらに輝く
ツリバナの炸裂実たち・・



そして いかにも美味しそうな
しめじ系(?)のキノコ
見るだけですけれど・・・。

山葡萄 四方山話

2017-10-21 21:17:29 | 山で


片道2時間も車を走らせ
その後2時間も 山中に踏み入って・・

昨年豊作だった 山葡萄群生地へ到着すると
全く皆無・・で 房一つ見当たりません。

・・・で ここ2.3年いろいろやっていて
何となく解ってきたのは
”山葡萄は2.3年の周期で結実する!”

昨年豊作だった株は 今年は実が付かず
昨年実無しの株に 今年は実が付く・・
(あくまでも観察を元にした 仮設ですが・・)



という事で ほとんど収穫無く
また2時間近くかけて下りて来て
2時間車を走らせて 帰り着いたのでした。

そういえば 先日のIさん山も
半分は山葡萄狙いだったのですが・・
1ヶ月前に豊作を確認していたというのに
群生地の木が切られていて(何の為か不明)
せっかくの山葡萄も 半壊状態でした。

そこで 雨上がりでヌルヌルの斜め木を
軽やかに登って 残りの山葡萄を採るIさんを
下から ハラハラと見守るのは
・・・怖かった・・・

今までは 自分がやってきた事で
他の人を怖がらせていたんだなぁ・・と
今頃 実感(・・反省)しています(?)


  Iさんの収穫