藪遊び

藪歩きの後、体の表面に付いた見えない
砂鉄のようなもの
小瓶に集めて、眺めてみます。

静かに 心地良く・・

2021-08-30 20:54:26 | 山で


さて この度は 初のKさん車との2台利用山行でした。

いつも1人だと 林道に下り着いてから 下り30分登り20分の
車回収歩きをするのですが・・この暑さですから 敬遠して
両方のポイントに 車を置いて・・
弁財天の谷筋から 登り始めました。

真夏に比べて涼しいようでも 汗はひっきりなしに流れますが
いつもより やや水量の多い水の流れを見ているだけで
涼しさを感じます。



尾根に取り付いて 高度が上がると 風も出てきて
心地よく静かな 弁天山山頂に登り着きました。

展望は無いけれど ブナの巨木が点在する・・
私もKさんも 大好きな場所です。



ゆっくり過ごしてから 三倉富士に向かいました。
静かな稜線歩きを続け 山頂へ。



氷ノ山を真正面に見ながら ランチにして
次は鬼ヶ城跡へ・・と下り 林道に出て 置いておいた
Kさん車でスイスイと下り 又スイスイと弁財天の私の車へ
戻ったのでした。(何と楽ちん!なんでしょう)

もちろん 一日中誰一人にも会いません。



三倉富士からのルートの途中で 見かけた花が
(ぽつぽつと 何株もあったのですが・・)
”ヒメミヤマウズラ”らしいのですが 図鑑には
生息地は【北海道 本州は中部地方以北】となっています。
こういう事は 時々あります?

生存の足しにはならないけれど?

2021-08-26 08:58:24 | 雑感
午後 スマホが知らせてきた通りに ザンザン降りの雨が降りました。

家の前を走り抜ける 自転車の人達は全身びしょ濡れで・・
でも少し面白がっているような・・(涼しいに違いない!)

20分ほど降り続いた後 雲の間から光が差して来ました。
「あっ!これは 虹が出るな・・」っと 傘をさして
直感した方向の空を見上げると・・ドンピシャリ!出ています。



鳥が渡りに使う方向感知能力とか 犬が遠くから帰って来る
何かの感知能力や・・様々な野性的能力を 
人間は ほぼ失ってしまっているのに・・

人間も捨てたもんじゃない ですよね。
”綺麗” ”美しい”物を 予測して見る能力を持ち続けているなんて。

生存の為の 何の足しにもならない事柄なのに・・
『美しい物を 感じ求める事が出来る!』のが人間の能力なのですね?

犬や猫や鹿や熊が 虹を予測して空を見上げたりは
まず しないでしょうから。

感知している・・

2021-08-25 17:25:25 | 身近で
まだ ムッと暑い空気に覆われたままで
夏はこのまま居続けるのか・・と思われるような今

朝 起き抜けに 2階の窓を開け放ち 布団に座って
しばらくの間ぼんやりと 外の景色を見ているのが習いなのですが

その角度から見えるのは 桜並木の上部と
遠景にクス(?)の大木と空だけ・・なのに
秋が見える事に 3・4日前から気付いています。



桜の葉が数枚 紅葉し始めているのです。
毎朝 数枚づつ紅葉を増やしながら・・
植物は しっかりと秋を感知しています。

先ずは 土木工事から・・②

2021-08-20 09:42:59 | 山で


曇り空に 時々薄日が射す 涼しい登りです。

若いブナの 広く林立する尾根に取り付く手前で
一人の男性が降りてくるのに出会いました。

彼は 沢沿いルートを避けて 早朝から尾根ルートで
周遊して来たとの事でしたが・・
これから向かう沢渡りを 心配しているようだったので
「木を渡して 渡れるようにしてあります。」
と言うと ホットしたようでした。

我々は その後は誰も居ない山中を山頂へ向かって
「良い山だねぇ・・」と言いながら ランチの後
4つの小ピークを越えて 大杉山へ

そして急斜面を下って 最後に再び 自作”木積の橋(?)”
を渡って 登山口まで戻ったのでした。



Kさんは 土木工事がとても面白かった!との事ですが・・
私は 出だしからの力仕事に 疲れモードです。



ゴジュウガラが すぐ側の木の幹を クルクルと
周回するので リスかと思ってしまいました。

先ずは 土木工事から・・①

2021-08-19 10:46:18 | 山で


長雨が続き 大雨・土砂崩れ警報が出ていましたが
その合間の曇り日に 警報の影響の少なそうなエリアとして
再び 蘇武岳へ Kさんと行ってみました。

予想はしていたのですが さすがに沢の水量は増えていて
まず最初の沢が渡れません。

危険!という程ではなく 最悪 登山靴を脱いで
渡ればいいのですが・・・
その後の長時間の行程を思えば 初っ端で足をふやけさせたくなく
(靴擦れし易くなりますので・・)

で・・30分位かけて 2人して土木工事を行いました。

先ず 渡り易そうな場所の流れに 大石を次々に放り込み
浅くしておいて 太く長めの落ち枝を何本も集めて対岸に渡し

とても動きそうになかった倒木が 2人で力を合わせれば
動く事が解って 最後にそれを対岸への手掛かりにして・・
ようやく渡れたのでした。(最後の一歩で 水没して
右足のみ 靴ごとびしょ濡れにはなりましたが・・)

2ヶ所目の 滝の上の沢渡りは 何とか流木の溜まりを利用して
工事無しで渡れ・・ようやく沢渡りから解放されて
谷筋から尾根へと 登り進みました。