藪遊び

藪歩きの後、体の表面に付いた見えない
砂鉄のようなもの
小瓶に集めて、眺めてみます。

静かな道を・・

2021-10-31 08:05:07 | 山で


ひと気の無い 静かなルートを・・と 鷲峰神社から歩き出すと
確かに静けさを保ったままのルートでしたが
こちらも 7月の豪雨であちこちと痛めつけられたらしく
前回 5月に来た時より 随分と荒れていました。



あの 急傾斜の長々階段さえ無事なら・・と
かれ滝まで来ると どうやら階段は無事のようでしたが



前回同様 背筋がぞわぞわする階段登りです。





沢筋から離れて傾斜が緩むと もう一つのお楽しみ・・
5月に見かけた 栃の子の芽吹きの様子を確かめたかったのですが
不明のまま 見つかりませんでした。
葉を散らして 分かりにくかっただけならいいのですが・・



カタクリ自生地の急斜面を登りきると 間もなく山頂で
この日も 一人きりでした。



はるかに見える湖山池辺りが やけにクリアーなのは
空気が冷えて来ている証拠なのですね。


  カワミドリ


  アトリ(?)

ブログのフロク①

2021-10-28 14:05:10 | 雑感
実は このところ 短歌作りに目覚めて(?)
特に山中でのいろいろな瞬間を 短い言葉で再現させたい
・・・と 頭を捻っているのです。

そして Kさんとの山行後はお互いに その山歩きの短歌を
メールで送りあう・・という 何とも健全な
老化防止(?)策 実行中なのでした。

で 思い付いたのですが・・このブログの”フロク”として
写真付き(これが肝心!)短歌を 時々載せてしまいます。

毎日山へ行っている訳ではないので
山ネタが尽きるのも 一因でして・・。
下手!以前のド素人の短歌を 写真で何とか
誤魔化すつもりの”フロク”です。









   オレンジの 色湧きいずる モズ鳴く日
      人を想いて 柿吊り下げる

山中では晴れて・・

2021-10-26 07:59:29 | 山で


そして翌朝 お天気に恵まれ
テントを撤収して 次の山 毛無山へと向かいます。

長々と林道を車で登り 駐車スペースに着くと
大山も昨日登った烏ヶ山も丸見えで 前回同様
『もう ここでいいじゃん!』って気にもなります。


  前日登った烏ヶ山

でも 登らない訳がない2人なので・・
多少睡眠不足の身体ですが 登ります!


  マツムシソウ

このルートは 大山~蒜山や 前回の三平山~朝鍋鷲ヶ山や
弓ヶ浜や中海まで良く見え 足取りが進みます。



山頂で早いランチにして 帰途は予定通りに白馬山まで往復しようと
向かったのですが・・急降下が何箇所も出て来るので
帰りの登り直しを恐れて 半ば過ぎでUターンして戻ったのでした。



その途中で ツルリンドウの花や実を見つけて
Kさん 大感激したのですから・・
ちょっとハードな寄り道も 有意義だったのです。





雲が広がってきた14時前には下りて サッサと鳥取市を目指し
雨の中 温泉に寄って帰ったのでした。
その夜は大雨で ギリギリセーフの山行となりました。




  朝一番にテント場近くで囀っていた イカル

霧の中を・・

2021-10-25 11:44:19 | 山で


家を出る時 すでに雨でした。 回復予報を頼りに
2時間後に歩き出した時 雨は止み 山は霧の中です。

烏ヶ山の登山口には 車が一台停まっており先行パーティーが居るようです。
今回もKさんと2人で 濡れた笹薮道へと入ります。



尾根筋へ出る頃 時折霧が薄れて 山肌が見え隠れします。
稜線では 昨夜降ったらしい初雪(?)の残りを見かけました。



結局 山頂手前まで岩場をよじ登っても 霧は晴れず



目の前に ぼんやりと立ちはだかった 山頂ピークの影ラインは
やけに恐ろしそうに見えたのでした。



それでもまあ岩場を登って 何も見えない山頂へ着くと
先行の女性2人が ランチ中のようでした。



直ぐに降りて いつもの見晴らし岩場でランチにしていると・・
いきなり何10羽ものイワツバメ(?)が現れて
物凄いスピードで 空中を飛び回るのでした。



少しづつ霧が晴れていくのを感じながら 来た道を下り
こんな天候だからこそ 感じられる何か!もあるんですよねぇ



霧の間から見えた大山南壁には 初雪がしっかりと付いています。



車まで下りて 今回は鏡ヶ成キャンプ場でテント泊です。
お昼過ぎには下りているので ゆっくりテントを張り
ゴロゴロと寝転んで 晴れてきた空を見たり林の中を散歩したり・・



そして夕食は豪華に豆乳鍋!を ビールとワインで頂いて
静かに 一日を終えました。


リンドウ花盛り

2021-10-15 16:30:05 | 山で


今回は 鏡野町へ入ってみました。Kさんと一緒です。

泉山へ泉嵓神社から B・Aコースを使っての周遊で
全く奨励されていない Bコースの尾根道に入ると・・
Kさんが執念を燃やしている ”森のエビフライ”



リスの食痕の松ぼっくりが あちこちで見つかり
Kさんは大喜びで拾い集めています。
『今晩のおかずだ~!!』って⁈



岩っぽい箇所を通り過ぎて・・稜線に出ると
覚悟していたのに ひと気は全く無く 駐車場で先に
Aコースに入って行った 男女2人の気配もありません。



代わりに 次々と現れたのは 今が盛りのリンドウの花々で
まだ日差しが当たらず 蕾の物も沢山あります。



中央峰を越えて ひと気の無い山頂へ到着し
ゆっくりランチを取っていると 中央峰に人影が・・・
双眼鏡で覗くと 駐車場で先行した2人です。



随分ゆっくりだねぇ・・と引き返し 中央峰までで往復するらしい
2人を追い越して Aコースを下りました。





途中で サルナシの実がたわわな蔓を見つけ出して
採集したのは 何時もの行動で・・
今回の収穫物は サルナシ酒になる予定です。

ちなみに K家の夕食には お皿に載せられた
”森のエビフライ”が飾られたそうで・・・
穏やかな 夕食時の団欒が目に浮かぶようです。

Kさん お家に帰った時 中に向かって
『今夜はエビフライだよ~!』なんて大声出してましたっけ・・❓