クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

クリン名画館・14~小村雪岱「深見草」

2012-05-24 | クリン名画館

「外科室」の作者 

泉きょうか(鏡花)の本は、

わりと

こむらせったい(かんじ:小村雪岱)が

そうてい(装丁)を手がけていることが

多いです

 

109755_2 <小村雪岱「青柳」>

小村せったいは、

大正から、昭和にかけて かつやくした

日本画家

さいたまけんは、

「川越市出身」の人らしい

ちょっと・小イキ(粋)な絵をかきます

 

Img_5319 <「深見草」(埼玉県立近代美術館蔵)>

「錦絵の祖、鈴木春信の近代画バージョン」

といえる

せったいの美人画。

<鈴木春信「雪中相合傘」(江戸中期)> 220pxcouple_under_umbrella_in_snow

チットは、

「加賀友禅の地に生まれた鏡花が、

 よく、雪岱を使ったもんだね。

 雪岱の絵は、

 いわば

 江戸小紋なのに。

首をかしげますが、

たんせい(端整)で

キレイなところが、

きょくど(極度)のキレイ好きだった、

きょうか先生の

おメガネにかなったんじゃ・なかろうか?

クリンは、すいさつ(推察)しました

Img_6862 ふかみそう(深見草)とは、ボタンの花のこと。

そういえば、

昨日行った、

「神代植物公園」にも

たくさん咲いてたね

Img_6865 なんと・ごうか(豪華)な、

百花の王・・・・   Img_6887

白・べに・ピンクの あざやかな花を

うっとりと

ふか見する、クリンに向かい

チットが言いました。

「ねえ・・クリン、

 牡丹のシーズンはもう終わってるよ。

 それは、芍薬。

Img_6885 えっ ちがうの??

 

 

 

 

コメント
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