今日は、ヨホウ(予報)に反して、はれました
(つゆ、おわるのかな・・)
って
みんなが思いましたが、
今は、ちょうど おり返し地点
つゆ明けまでは、あと3週間あるそうです。
春から夏へうつるこの時、
もたらされる・めぐみも
あったりします。
今年のつゆは、
前半
れんぞくで雨をふらせ、まじめでした。
近所のこった川の 水りょう(量)も、
まずまず
たま川のしりゅう(支流)・こった川。
ジミ(地味)な小川だけど、
クリン、気に入っています
(きのう、
チットが言ってた「クリン=ミュージアム」・開かん(館)の
あかつきには、
おみやげコーナーに
「多摩グッズ」をおいて、地元をもり上げよう )
とくさん(特産)品の
開発のことで、
あたまがいっぱいに なっちゃった
クリンです
・・・・・
そうだ!
お酒をつくるのは、どうだろう?
たまジマン(かんじ:多満自慢)みたいなお酒
その名も、
「清酒・乞田川」
さっそく、はりきっておにいちゃんに
そうだん(相談)したところ、、
今、やまたね(山種)で
「福田平八郎・生誕120年展」
が
ひらかれています
「広尾、っていうか五反田の坂の上に移ってから、
山種から足が遠のいた。」
といって
いつまでも、九段時代を こいしがるチットが
久しぶりに
心を うごかした
てんらん会
<「筍」 (1947年)>
切手のずがら(図柄)の
ふくだタケノコに
「日本画の美」を見つけ
以来
お気に入りリストに入った・平八郎先生の
「関東・再認知」をはかった
このてんらん会に
拍手をおくります
だいひょう作を
ずらりならべて、
東日本では、なぜか
「認知度」ひくかった、巨匠の
うで前に、
みんなのためいき・出っぱなし
てんらん会は
「日本画モダン」という
ふくだい(副題)で、
「リアリズム追求から、平八郎流が生み出されるまで」
と
「平八郎に影響を与えた、琳派をはじめとする伝統モダン」
プラス
「周辺の人々のモダンな日本画」
という、こうせい。
・小野竹喬
・山口蓬春
たちの絵も出ているそうです。
見る人にわかりやすく、
「平八郎の絵は
①トリミング・②斬新な構図・③反復・④抽象画・⑤色彩美
が、キーワードだよ」
って、といています。
その絵、
まさに・・
<鯉 (1954年):帝展・特選>
「美しい部分を切り取って、そこをクローズアップすれば
美しい絵になることを、悟ったんだろうなあ・・」
と
おにいちゃんも かんしんします
とはいえ
ちみつ(緻密)な かき方してた時代が
あったればこその
後世の 平八郎流
水のうごきさえ・かんじる、
「超・逸品」
一皮むける前の作品の
ひょうか(評価)を下げる
声あれど、
「神経衰弱になる程描きこんだ、「牡丹」の絵の妖艶さなんて
写美を超えた美がある。」
と、チットは言います。
こと ありますが、
ゆかたのがらで、なにがわるい(さざなみ)
おびのがらで、なにがわるい(「青柿」(1938年)
・・・
とにかく 日本のうつくしさ、
きわめています。
グッズショップで切手をかって、したしい人に、このかんどうを 伝えたり、
へいせつカフェで、
絵とコラボした
わがし(和菓子)を食べて、かたらうのも
すてきです。 (→http://www.yamatane-museum.jp/doc/cafe_120526.pdf)
平八郎先生いわく、
「私の絵は写実を基本にした装飾画といえる」
とのこと。
写実で生まれちゃう、
きたない部分を
とりのぞくことの ダイジさ、
後世の画家に おしえてあげているんだね
たとえば、
そのままかいたって、しょうがないじゃん!
って、
先生は、言いたかったんだと思います。 (※協力:多摩・一本杉公園の池の鯉たち)
「多摩川に鮎戻る~遡上・推定1200万匹」
とのキジが、しんぶんにのりました
すごい
これは、さっそく 見に行かねば・・
たまがわ(多摩川)といえば、
えど(江戸)時代は、
有名な
アユの「漁場」
<歌川広重「江戸近郊八景」の内、「玉川秋月」>
この近辺の人々は
たくさんとれるアユを
しょうぐん(将軍)家にも
けんじょうしてたらしい
明治・大正時代は、
てんのうたちも、とりに来ました。
ところが、
アユが来るほど
キレイな川で ならした・たま川も、
こうど成長(かんじ:高度経済成長期)で
よごれちゃって
ぜんぜん、来れなくなっちゃった、そうです
でも
きれいな川に もどそう
と
がんばって30年
「1985年には、2万匹」だったアユを
今年、1200万匹と、
ゲキゾウ(激増)させました
はらわたまで
おいしいアユは
食べる人に、川のけしきを おもわせる。
きれいなお水のところでないと
住めないし、
かえってきたくも ないのです。
どこにいるのかな・・
アユのしおやきを求め、
つりに来るおじさんたちで
にぎわっている・たま川。
今夜のおかずに、、
今日は午前中、
ネンネしていたクリン
おきて、空を見上げても
おもしろくない気もちが
つづきました。
・・・おそと行こ。
近所のせせらぎは、
大雨のえいきょうで きゅうりゅう(急流)でしたが
そのよこに
丸くてかわいい、
きいろのお花が咲いていました。
お池に つり糸をたれていた・おじさんにきくと、
「きんしばい(金糸梅)だよ。」
と
おしえてくれました
・・・
きんしょうばい。
ごはんの時に出てくる、
あの・ふりかけと同じ名前・・
(ひとけのない場所でも、
かんけいなく たくさん花をつけてる。)
みずみずしく咲く花や草を
見ているうちに、
クリン、
台風にむかついて、
ブログにわるぐち・かいちゃったことを
はんせいする気もちになりました。
昨夜、チットはベランダで
「ひさしぶりに空気が澄んでる」
と、
気もちよさそうに 風に当たっていました
「こんな夜風が気持ちいいのも、今だけだね。」
と
おにいちゃんも言いました。
もうすぐ、カンカン日でりの夏
その前に 台風が、
お水をはこんでくれたのかもしれないな・・
と
クリンは思いました。
そんなことに 気づいたのも、
きっとこの、
きんしょうばいのおかげだね。
・・・・
お家にかえって、ごはん食べよう
台風がすぎさり、
うそのような あおぞら(青空)が
あらわれました
「台風一過、すがすがしい晴天・・」
と
お天気ニュースは 伝えます。でも、
空気がおもく、
あつくて
あんまり
すがすがしくなかったです。
いつものさんぽ道にも
こわれたかさ(傘)や、
とんで来たものが ちらばってるし、
しんぱいで見に行った・こうえんは
かわいそうでした・・
日本の木は、
多くが、
さし木(挿し木)できるってきき、
(おれた木々を たすけよう)って、
一日、
がんばった・クリンです
<中沢池公園の菖蒲田>
花ショウブは、
とんでる花もあったけど
台風とのショウブに
かってました
とはいえ
全体的にはざんぱいです。
さけた・生木や
車道にちらばるはっぱがたくさん
・・・・
クリンも しょくぶつ(植物)たちも、
地上のものは むりょくだね。。
ちょっと、空
あれだけ・あばれといて、
ころっと たいど(態度)かえて、良いフリしたって
チットのきたく(帰宅)が、しんや(深夜)になりました
理由は、
ほていさま(かんじ:布袋寅泰)の
コンサートのかえりに
「台風で電車がとまっちゃった」
とのこと
ほていさまは、
「七福神で一番」どころか
日本一・ギターが
うまいらしい
しかも
ロックで、バリバリ・かっこイイらしい
<Before:萬福寺・布袋像>
<After>
今回の コンサートは
はじめての
オーケストラとのコラボ
その中で
ほていさまは、かわらず・アツく、
ギターを かなでました
人にすすめられ、
わりと近年
ほていさまを ききはじめた、
初心者チット
クラシック以外に
一人でコンサートなんて、
スティービー=ワンダー以来の
できごとです
「オーケストラが、海みたいにおしよせる感じで
ギターコンチェルト、とっても良かったよ!
後半は、BOФWYの曲もあったりして
盛り上がって、私もとびはねた」
と
話していました
ほていさまは
今年、日本をはなれ
イギリスに おひっこし(引越し)するそうです
50さいにして
「天命」を知った・ほていさま。
ロックのせいち(聖地)で 思うぞんぶん
ひきまくりたい
との
若いころからのゆめ(夢)をつかみに
たび立つのです。
・・・・・
さびしいけど、
すてきだね
・・ほていさま、、
「府中・郷土の森」で
かいほう的なキブンになった クリン
木がいっぱいのところにいると
どうしてこんなに ホッとするんだろう?
それはもしかして
クリンが
アライグ・・
ちがう
・・・いっしゅん、あらぬかんがえが
よぎりました
しかし、
「あー 気持ちいいなあ。」
「元気になるね」
と
家ぞくが同じように
よろこんでいるのを見て
(クリンと同じこと、かんじてる・・)
と
そして
「最近ラジオで聴いたんだけど、」
という
おにいちゃんの話をきき、
この気もちよさには、
かがく(科学)的・うらづけが あるってことも
わかりました
「『フィトンチッド』っていう物質がさ、
木や植物から発散されて、微生物を殺すんだって。
動物の死骸があるはずの森が、
臭くならないのは
フィトンチッドのはたらきらしい。
殺菌効果だけじゃなくて、
人間の身体機能に対する効果も
病気を治すくらいの力があるって
わかってきたみたいだよ。」 (おにいちゃん談)
「マイナスイオンなんてもんじゃないんだね。」
チットがこたえました。
・・・・・
きれいになれて
体によく、
びょうきもなおっちゃう、
ふとんチット・・・
今日はチットが休みの日
半休をとった
おにいちゃんにたのんで、
クリンたちは
あじさいまつりに出かけました
(府中市・郷土の森博物館→http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/)
きょうどの森は
たま川ぞいにあり、
えきからはとおいけど、
思うぞんぶん広々としています。
この広いしき地に、
「東京都屈指」の
1万カブ(株)のあじさいが
うえられていて
ほんかく的に あじさいさんぽが できるのです
小川や、
このじきだと
うめの実たわわの
梅林をぬけて、
いちばんおくの、「あじさいの小道」まで
つきすすむのが
お約束
(※6月14日の開花状況:9部咲きで、色づきは8割)
ここのあじさい、
色はパステルカラーが中心で、
虫食いはっぱが しぜんです
「一輪一輪」カンペキな
「高幡不動」のあじさいとは
ちょっと見せ方・ちがいますが、
こちらのつよみは、
スケッチ・おじさんにとって、
あっとう的に
らくえん(楽園)です
また、
昔のたてものが
「無料休憩所」だったりして、
てっていして のんびりムード
あじさいは、ほかにも
明治時代の「府中市庁舎」や
「郵便局」「尋常小学校」と、
ツーショットしてます
食べられるのが、かわいそうで
仕方なく
うちの人々は、
同じ店の「ういろう」を食べよっか
ということに なりました
カエルまんじゅう店の
人気ナンバー1は、
名古屋を だいひょうする・おかし(お菓子)
「青柳総本家のういろう」
ペタッと ゆびにくっつく
そのかんしょく(感触)と
(食べてはいけない何かににている)、
そんな気もするのですが
おいしくて、
うちの家ぞく、とくに おにいちゃんは、
気に入っています
中学生時代、
あいちけん(愛知県)に住んでいた
おにいちゃんは、
おやつに食べてた・ういろうを
大人になっても
ムシすることが できません。
それどころか
「条件反射」で CMソングを うたってしまうのです
「ポポポイのポイ! お口へポイ!
しろ黒抹茶、小豆コーヒー柚子さくら
七つの~味を残らずポイ!
ポポポイのポイ!ポイポイポイ」
今日も、
(なんで歌っているんだろう?)って
かおをしながら、
さいごまで おにいちゃんは うたいました
「くやしいけど、愛知県人のだれもが持つ習性」(おにいちゃん談)
「あっおっや~ぎ・ういろ~う
食べちゃった~ぁ たべちゃったぁ~」
たまセンターみつこし(三越)の
チラシの、
「今月のお菓子」というコーナーに、
うり出し中の
けろけろを見つけたクリンです
まいばん、
かれらの うたごえを
耳にしているクリンは、
とてもうれしく、おもいました
(一日経過)
夕方、
おしごとからかえってきたチットが
「クリンが昨日見てた、広告のカエル饅頭、買ってきちゃった。
夕飯前に、一緒に食べよう。」
と言って
お茶のしたくをはじめました。
ダメだよ、チット・・
たべるなんて
けろけろたちが、
かわいそうだよ
(なんとかしなきゃ!)
関東が つゆに入りました
クリン家の そばをながれる・こった川からも、
夜になると
カエルのなきごえが きこえてくることに
先日 気づきました。
(ゲロゲロゲロゲロ)
「文学や芸術には
作者の生きた土地の風土が 映りこむ。」
と
さいきん 知ったクリン。
なら、
日本の作品には、
日本の風土が、うつりこみ
そこから
日本っぽいものが 生まれてくるのかな・・?
クリンは かんがえました
(ゲロゲロゲロ)
ポチャーン・・・・
「 古池や 蛙とびこむ 水の音 」
だとすれば、
この、カエルの句などは
まさに 日本のつぶやき・・
いぜん、チットが話してくれた
この句の作者・「松尾芭蕉」は
しぜん(自然)のこえに 耳をすまして
そのこころを
いっぱい・ハイク(俳句)に よんだ人。
しぜんがかたる、しき(四季)のことばを
ひろいあつめた
バショウ・おじさん
<芭蕉最期の句>
「 旅に病んで 夢は枯れ野を かけ廻る 」
おおくの日本の人たちが
(もしかして、
ダイジな何かを かたってる・・?)
と
気にしないでは・いられない
日本のジョウチョ(情緒)
あふれてる
けろけろのがっしょう(合唱)・ききながら、
クリンは そんなことを かんがえました。
日ごろ、テレビをあまり見ないチットが
たまたま・つけて
初回からはまったドラマがありました
<中国ドラマ「金大班」 (本日最終回) atチャンネル銀河>
でんせつの「踊り子」、チン・ツァオリィを
うつくしく、
気高い・かの女を、
すてきな男たちが、みんなで守る
という
ストーリーの
こうみょう(巧妙)さと、
ダイナミックさは
もちろんのこと、
1930年代の「上海の風景」が、大きなみりょく(魅力)
「列強が割拠」し
お金と
やぼう(野望)と
ごらく(娯楽)が あつまった
まと(かんじ:魔都)・・・
このまちに、みせられ
すいよせられた人の中から
オールド・シャンハイが かおる
うた(歌)や文学が、
たくさん・生まれたそうです。
クリン、
昨日チットが言っていた、
「作品と風土の関係性」を
見出しました
さて
ドラマでは
さいごまでヒロインにつくす、コウ社長を
クリンたち、ずっとおうえん(応援)しつづけましたが、
ヒロインはイケメン(ヴィック・チョウ)と
くっついてしまいました
・・・村上はるき(春樹)に にています。
村上さんの作品が、中国でも 人気出るわけだ・・
風土と作品って
やっぱ かんれんするんだね