THE TEST DRIVE!! クルマ好きによる試乗記&動画 (旧クルマ本を斬る!)

車の試乗記&レポート、インプレ、動画、お薦めの本等。OCNブログサービス停止に伴い、こちらに引っ越しました!

フィアット パンダに試乗!(動画あり) 500の方がキャラが立ってる

2019-05-31 11:06:41 | フィアット/アバルト

フィアット・パンダ 1.2 に試乗しました!

 

パンダといえば、イタリアの国民車とも言えるフィアットのAセグメントカー。FIAT500よりルーミーで実用性の高そうなこの1台、はたしてどんな走り味なのでしょうか?早速試乗インプレです!

 

居住性★★★

 FIAT500もサイズの割には中々の広さですが、パンダは流石にさらに後部座席が広くて快適です。乗り心地は少し柔らかめですね。内装の質感はややプラスチッキーで、デザイン性も500には及びません。

 

動力性能★★★

 イタリア車っぽい、中々活発なエンジンです!今回の試乗車はガソリン車でしたが、最近流行りのパルス系ではなく実にスムーズな回転フィールです。極低速は少しトルクが薄いのですが、回り始めると回転と連動してトルクもパワーもでてきます。回るのがたのしいエンジンですね。ただミッションが5速なので、比較的カバー領域がワイドです。

 

●ハンドリング★★★

 軽快で楽しいですね。車重も軽いので、全体的にキビキビとしたハンドリングです。追い込むとアンダーです。

 

総合評価★★★

 うーん、まあ便利な車ではありますが、走り味も質感も所有欲も断然500の方が上ですね。しっかりしたコンタパクトカーならドイツ車勢にはかないませんし、ちょっとおしゃれな実用車ならフランス車の方が満足度が高いと思います。

では、動画をどうぞ!

 

オペルの7シーターミニバン、ザフィーラに試乗!(動画あり) 期待外れの1台。。

2019-05-24 11:51:16 | オペル / ボクスホール

オペルの7シーター、ザフィーラに試乗しました!

 

ザフィーラと言えば、昔はOEMでスバル・トラヴィックという名前でも販売されていましたね。中々走りのいいミニバンだったと聞きます。今ではザフィーラは日本では販売されていませんが、欧州では普通に走っています。最新のザフィーラはどんな車なのでしょうか?先日試乗したキア・カレンと主に比べてみました。早速インプレです!

 

居住性★★★

  キア・カレンより少し全高が高いですが、こちらも大人7人が小旅行程度なら熟せる広さです。乗り心地は、こちらの方が明らかに柔らかめですね。路面のウネリをしなやかにこなします。高速ではしっかりと接地感が増しますね。大きく異なるのが高速での静粛性で、断然ザフィーラの方が静かです。特にディーゼルエンジンの音質は、ほぼガソリンと変わりません。

 

動力性能★★

 ここが大きな問題です。。。極低速がなさすぎます!!こんなにエンストしたのは初めてです。。動き出せば少しはマシなのですが、街乗りの常用域で結構トルクの谷があります。これは中々辛いです。高速道路は半目、楽ですが。

 

ハンドリング★★★

 普通ですね。高速での手応え・フィーリングがキアよりこちらが勝ります。

 

総合評価★★

 いや、この極低速トルクのなさは辛いです。この点が問題なければカレンより良い車なのですが、この1点だけでかなり評価が下がります。試乗したモデルのクラッチが滑っていたのでしょうか・・?

 では、動画をお楽しみください。

 

キアのミニバン、カレンに試乗!(動画あり) ミニバンにディーゼルはベストマッチ

2019-05-17 11:45:15 | キア

キアのミニバン、カレンに試乗しました!

 

カレンは全長約4500mm、高さ1600mmのボディに7席を詰め込んだ、日本では一時期流行ったスポーティ7シーターミニバンです。ホンダのストリームや、トヨタのウィッシュがそうですね。今はフリードやシエンタにほとんど市場を奪われましたが、欧州では走りを重視する消費者が多いので健在です。はたしてどんな車なのでしょうか?早速、試乗インプレです!

 

居住性★★★

 一言でいうと、普通です。空間は3列目は流石に狭目ですが、まあ往復200kmくらいの小旅行なら耐えられるレベルです。内装の質感も悪くありませんし、静粛性もまあまあといったところ。乗り心地は少し固めですが、しっかりしてるとも言えます。

 

動力性能★★★★

 今回試乗したのはディーゼルのMTモデルなのですが、この組み合わせが非常によかったです!エンジンは極低速からちゃんとトルクを発生させますし、常用域も力強いです。ギア比も適切で、7人乗っても気持ちよく加速します。ここが後日インプレするオペル・ザフィーラと大きく違うところです。

 

ハンドリング★★★

ここも、可もなく不可もなく、というところ。ニリアで、追い込むとアンダーです。高速での手応えが少し希薄かな、というかんじもしますが、普通に使う分には問題ありません。

 

総合評価★★★★

 ディーゼルエンジンがかなりポイント高いですね!やはり重量があるミニバンには、ディーゼルのトルクがかなり効いてきます。これだけで、なんの通用もない、ふつうの中々悪くない車に仕上がってます。ミニバンとしては車重が軽めなのも気持ちいい走りに効いているのでしょう。走りはフリードやシエンタに比べると、結構スポーティと言えます。

では、動画をどうぞ!


フォードのミニバン、ギャラクシーに試乗!(動画あり) 意外に上質で快適な7人乗りミニバン!

2019-05-10 11:41:14 | フォード

フォードのミニバン、ギャラクシーに試乗しました!

 

ギャラクシーは7シーターの少し大きめのミニバンで、欧州で7人乗りのレンタカーを借りるとよく出てきます。日本では見ないこの一台、果たして乗り味はどうでしょうか?今回は2LディーゼルのATモデルに試乗です。

 

居住性★★★★★

 全長約485cm、横幅191ですから、日本でいうエルグランドやアルファード、ベルファイアクラスのサイズですね。それらの日本車勢に比べると空間は少し劣ります。特に3列目シートが狭めですね。ただ、ボディの剛性感が高いので、上質感があります。乗り心地もしっとりしてますね。ディーゼルなのでエンジン回転が低く、静粛性は本当に高いですね。80km以下ではエンジン音はほぼしません。

 

動力性能★★★★

 このディーゼルはデキがいいですね!いや、ATが優秀なのかもしれません。極低速からきちんとトルクを発生し、スムーズに変速しながら車速を上げます。BMWに似た上質さです。

 

ハンドリング★★★★

 ここが日本のミニバンと一番異なるところですね。ロールを抑えつつ、しっかりと路面にタイヤが接地してます。一回り小さな車を運転しているような感覚で、ミニバンっぽさはありません。

 

総合評価★★★★

 フォード・ギャラクシー、中々いい車でした!がっしりシットリした上質感と、ミニバンっぽくないハンドリング、ディーゼルならではの静粛性と気持ちいいトルクが味わえます。空間の広さは日本車に軍配が上がりますが、走りと上質さはこちらの方が上ですね。見た目はちょっと地味ですが。

では、動画をどうぞ!

 

世界一のワインディングと称されるマヨルカ島のMA10でフィアット500ccに試乗!(動画あり)

2019-05-03 11:31:32 | フィアット/アバルト

世界一のワインディングと称されるマヨルカ島のMA10をフィアット500C 1.2で走ってきました!

 

噂通り、低速コーナーから高速コーナーまで多彩なコーナーが絶景と共に数十キロに渡り展開されます!

これは確かに、世界一のワインディングロードかもしれません。

ちょっとフィアット500ではパワー不足ですが。。早速インプレです。

居住性★★★

外観は本当に小さいですが、じつは大人4人がギリギリ乗れる空間が確保されています。

大人二人なら余裕で、後ろにバッグも置けます。内装のデザインと質感はほんとに素晴らしいです。

乗り心地もイタリア車ならではのなめらかな乗り心地。車重の軽さも効いてますね。

静粛性も悪くなく、あまり気になるような騒音は入ってきません。もちろんエンジンを回せばその音は社内に入ってきますが、スポーティなので不快ではありません。

気軽にオープンにできるのもいいところですね。ただ、窓枠部分は残りますので、本当にオープンカーが好きな人はちょっと不満が残ると思います。

 

動力性能★★★

1.2Lエンジンは、ツインエアに比べると少しトルクが劣るかな?という気もしますが、ふけ上がりはこちらの方がスムーズです。ツインエアは頭打ち感がありましたが、こちらは問題ないです。5MTを駆使して走るのが楽しいですね。

平地では結構活発で楽しいエンジンですが、ワインディングの上り勾配は正直きついです。

 

ハンドリング★★★

あいかわらずキビキビしてて気持ちいいですね!特に街乗りやワインディングでは他にないくらい軽快な走りが楽しめます。取り回しも本当に楽で、どこでも縦列駐車できます。

 

総合評価★★★

ツインエアはちょっと物足りず、1.4LTOO MUCHかなと思っていましたので結構1.2Lに期待していたのですが、思っていたよりちょっとパワー不足の印象でした。街乗りだと全然不満がないのですが、やはり上り勾配や高速道路だと、もうちょっとパワーが欲しくなりますね。そうすると、アバルトになるのでしょうね。595は過剰でしたが、アバルトの500あたりが実はベストなのかもしれません。こちらも機会があれば試乗してみたいですね。

では動画をどうぞ!