THE TEST DRIVE!! クルマ好きによる試乗記&動画 (旧クルマ本を斬る!)

車の試乗記&レポート、インプレ、動画、お薦めの本等。OCNブログサービス停止に伴い、こちらに引っ越しました!

ヒョンデ コナ 試乗レビュー!(動画あり)コンパクトSUVのEVが200万円台!ライバルはヴェゼルやアリア?

2023-11-10 17:00:00 | ヒョンデ(ヒュンダイ)

ヒョンデの日本導入EV第2弾 コナ ラウンジグレードに試乗しました!

⚫︎居住性★★★★

 サイズの割に広い室内

 静粛性高い

 乗り心地もしっとりしっかり

 ボディも程よい硬さでガチガチではない

 

⚫︎動力性能★★★★

 ノーマルでも低速からしっかりしたトルク

 スポーツモードなら気持ちいい加速が味わえるし頭打ち感も少ない

 

⚫︎ハンドリング★★★★

 しっかりした手応え

 ニュートラルでダルすぎずクイックすぎず

 コーナーでは意図的に軽いタックインも誘発できる

 

⚫︎総合評価★★★★

 予想以上に完成度は高い

 このサイズのEVSUVは少ないので興味深い存在

 ただアリアも視野に入る価格なので、サイズに問題なければより室内が広く質感の高いそちらを選ぶという手も

東京都で補助金込みで300万円を切るのはエントリーグレードのCasual(48.6kWh)。定価399万円。

それでは動画をどうぞ!


ヒョンデの電気自動車、アイオニック5 試乗レポート!(動画あり) カーオブザイヤー受賞のEVの実力やいかに!?

2022-03-11 17:00:00 | ヒョンデ(ヒュンダイ)

ヒョンデ アイオニック5に試乗しました!

 韓国自動車メーカーのヒュンダイ改めヒュンデが、まさかの日本再上陸です!

しかも完全なBEV。ヨーロッパではカーオブザイヤーも獲得したこの車、果たしてその実力は?早速、試乗レビューです!

 

●居住性★★★★

 まず空間は中々の広さですね!全長が4600mm台、ホイールベースが3mというのもありますが、EV専用プラットフォームが効いてますね。床面はかなりフラット。後部座席も拳2つ以上の余裕があります。

 内装デザインは北欧っぽいシンプルかつクリーンなテイストが好印象。欧州でもウケそう。モニターも横に広く、最新のテイストです。素材感自体は実はそれほど高くないのですが、デザインやカラーリング、メッキを上手く使っているのでチープな感じは全然ありません。

 静粛性は高いですね!車外からの音はかなり抑えられていますし、加速時も僅かにヒューンという音が遠くから聞こえてくる程度です。これはレベル高いですね。

 乗り心地は、低速時にちょっとバタバタする感じがありますが、高速ではフラットです。

 個人的に気に入ったのが、ウインカーを操作すると、液晶メーター部分にその方向のサイドカメラ映像が表示されること!これは見やすくて安心、いいアイデアだと思います。

 その他にもシートヒーターやシートクーラー、全席パワーシート、後席リクライニング等々、満足度の高い装備が揃っています。

 ACCもついていますが、ちょっと気になったのが、その制御。コーナーで予想以上にハンドルを切り込んでいき、行きすぎると少し戻すような制御です。これは中々怖いです。

 

●動力性能★★★★

 170ps、350Nmを発生するモーターは、中々パワフルで電気自動車に期待するイメージ通り。ただ振動がなく、音も静かなので、体感するより実際の速度は速いです。

 パドルで回生の強さをコントロールできるのも楽しいですね、スポーティな走りが楽しめます。ノーマルモードではコースティングが強く滑るような走りが楽しめますし、スポーツモードではアクセルに対する反応が上がります。

 

●ハンドリング★★★

 電気自動車らしい低重心が味わえます。ただ、コーナリング時の加減速では、FRというかFFのようなタックインを感じます。同じような挙動のホンダeでは好印象でしたが、このクラスの車でその挙動だとちょっと不安感が強くなってきます。

 

●総合評価★★★★

 電気自動車としては過不足のない、まとまりのある車ですね。エクステリアが斬新なので目を引きますし、内装も癒し系で満足度は高いと思います。快適性も高く、走りも良好。最も安価なモデルでもカタログ値で500km走るのも魅力的ですね。日本では中々売れないとは思いますが、海外での商品力は高いと思います。では、動画をどうぞ!


プリウスキラー! ヒュンダイのハイブリッド、IONIQ(アイオニック)に試乗。 ホンダ インサイトだと言われても分からないデキ。

2021-06-11 09:28:00 | ヒョンデ(ヒュンダイ)

ヒュンダイ 初代 IONIQ(アイオニック)に試乗しました。

ヒュンダイ・アイオニックはプリウスキラーとして販売されているミドルクラスのハイブリッドカー。全長は4470mm。ルックス的にはホンダの新型インサイトと言われても違和感のないクールなデキ。果たして中身はどうだろうか?早速、試乗インプレッションをお届けする。

 

居住性★★★

ボディ剛性は中々高く、へんな振動も発生しない。

乗り心地も悪くない。3代目プリウス以上、4代目以下。

ホイールベースは2700mmと長めなのが走行安定性と乗り心地に貢献している。

静粛性も高い。

 

動力性能★★★

1.6L4エンジンに独自のハイブリッドシステムを組み合わせ。

システム出力で141psを発生するエンジンは、 街中を流す分には不満なし。

スポーツモードにすると勇ましいレスポンスにはなるが、それほど速いわけではない。トランスミッションはDCTなのでCVTほど空走感はないが、元々ハイブリッドはあまり変速の切れ味が気にならないので、まあ良くも悪くも気にならないポイント。

エンジンの介入は早めで、モーターだけで走る時間は短い。

 

ハンドリング★★★

安定重視。ステアリングインフォメーションは悪くはないが、スポーティではない。

 

総合評価★★★

もはや日本車と比べても遜色のないデキ。

価格的にもプリウスより安いし、プリウスの派手な外観に違和感がある人には、いいチョイス。

3代目プリウスオーナーが見たら、

「ああ、これくらいのデザインで良いんだよ・・・」と思うに違いない。

実際、欧州ではプリウスより売れている。

何か素晴らしく秀でたところがあるわけではないが、不満もない、つまりプリウス購買層には刺さる仕上がり。

新型インサイトがかなり上級シフトしたので、もう少し安価なハイブリッドが欲しい方にも刺さりそう。

バッジだけホンダに交換したら、日本でも結構売れそう。

 


ヒュンダイ ソナタに試乗!(2005年) わかった、アメ車だこれ。

2020-08-28 21:49:18 | ヒョンデ(ヒュンダイ)

●良い点 

思ったほど悪くないクルマ。4気筒エンジンはかなりスムーズで、トルクも充分。静粛性も悪くない。居住性もなかなか広い。トランクも広いし開口部も広い。実サイズほどは大きくかんじない取りまわし。熟年カップルが韓流ブームに乗って購入しても後悔することはないだろう。

●悪い点 

インパネの品質は日本車に劣る。アイドリング時の振動も今一歩。エクステリアデザインは、ようやく嫌悪感を感じないレベルに達した、というかんじ。

●こんな人にオススメ 

費用対効果の高い、不満のない性能。軽めのハンドル。無個性、無機質なキャラクター。なるほど、これはアメリカ市場にフォーカスして作られたセダンだ、と試乗して気がついた。個人的には価格が高いと思うが、まあヨン様ファンが試乗せずに買っても、少なくとも損はしないレベルに仕上がってる。逆に言うと、積極的に選ぶ理由は何ひとつ見当たらない。