BMW M5に試乗! (動画あり） 600馬力の最速セダンをドイツ アウトバーンでフル加速してみた！

BMW M5 に試乗しました！

●居住性★★★★

　このクラスに相応しい静粛性、乗り心地の良さ、室内の広さ、内装の質感の良さを備えている。ATもこのモデルからトルコンになったのでスムーズ。コンフォートモードでは通常の5シリーズと変わらぬ快適性を誇り、スポーツプラスにするとバリバリと勇ましいサウンドやクイックなエンジンレスポンスを手にできる。ただ、その場合も頭が揺れるほどの過激さはない。

 

●動力性能★★★★

　全域パワフル＆トルクフル。リニアでどこから踏んでもパワーが出てくる。そしてフィーリングもサウンドも気持ちいいのが流石BMW。ただ、E60の頃のV10エンジンのような　カリスマ性はなく、ほどよくスポーティなフィーリングというかんじ。電子制御がうまく効いていて、600馬力から想像されるような暴力的な感じはない。GT-Rの方がより猛々しい。

 

●ハンドリング★★★★

　切り始めはニュートラルだが、そこから切りますとグイグイ曲がっていく。高速域の安定性は高い。4WDっぽさを感じないのはさすがBMW。運転していて走りが楽しい。

 

●総合評価★★★★

　快速セダンのベンチマーク。上質感と速さ、気持ちよさを高いレベルで兼ね揃えている。600馬力のパワーを備えながら、これ程快適に移動できる車は他にないのではないだろうか。操作系のフィーリングも滑らかで良いもの感がある。特にブレーキがいい。もっとも、どんなシチュエーションでも俺は無敵だぜ！というアウディRS系のような味付けではなく、いつでも気持ちよく素晴らしく速いセダン、というイメージ。間違いなくクラストップレベルの車だが、是が非でも手に入れたいと思わせる程のカリスマ性はない。

ルノー キャプチャー？ いいえ、カジャーです！ ルノーのミドルクラスSUVはレアだけどいい車だった！（動画あり）

ルノーのSUV、Kadjar（カジャー）に試乗しました！

カジャーはルノーの中型SUVで、同社の人気小型SUV、キャプチャーのテイストを取り入れた有機的でダイナミックなエクステリアが魅力の1台です。価格も300万円台と輸入車としてはリーズナブル。しかし残念ながら、販売から僅か1年で取り扱い中止となり、日本での販売台数は300台弱と言われています。そんなにイケテナイ車なのでしょうか？今回はディーゼルの6MTモデルに往復300km程試乗しました。早速、インプレです！

 

●居住性★★★★

　乗り込むと、まずその空間の広さに驚かされます！サイズと有機的な外装デザインから想像するよりも室内は広く、特に後部座席は快適です。シートの大きさを形状もいいので、長距離ドライブでも疲れません。静粛性も高く、特に高速で100km巡航するあたりが風切り音もなく非常に快適ですね。

　乗り心地も快適で、ドイツ車と異なり、低速でもキチンとストロークを確保しているので、段差や穴を超えるときも衝撃が少ないです。でも高速でもキチンと接地間があるところが、さすがフランス車ですね。

　内装の色はシンプルな黒一色です。ここはフランス車としては物足りないですね。キャプチャーとかは、おしゃれなツートンもあるので、そういうモデルがあってもいいと思います。インテリアのデザインもシンプルで、質感もまあそれなりですね。

 

●動力性能★★★★

　1.5Lディーゼルとは思えないほどよく走ります。低速からよく粘り、ちゃんと高回転までリニアに気持ちよく吹け上がるエンジンです。さすがに高速の登り坂ではギアを2つくらい落とさないと加速しませんが、それ以外は全然問題ないですね。サウンドもバイブレーションもスポーティで気持ちいいです。

 

●ハンドリング★★★

　ルーテシアのような軽快さを期待すると裏切られますが、テイストは受け継いでいます。ハンドルを切った分だけ曲がりますし、気持ちより ほんのちょっと良く曲がる味付けが 走りの楽しさを演出してくれます。高速コーナーもよく粘ってくれますし、直進安定性は素晴らしいですね！ドイツ車を超えるかもしれません。

 

●総合評価★★★★

　結論としては、カジャーは結構いい車でした。疲れにくく、室内も広く、適度にスポーティで、街中も高速も快適です。エクステリアも魅力的ですしね。ドイツ車とは違う、あたりの柔らかいSUVを探している方にはオススメです。アメ車程、大きくないですし、街中ではまず見ないので個性的です。プジョーの方が万人受けしそうですが、さらに人と違う車を求める人は、中古で探す価値はありますね。ちょっとカーセンサーで調べたところ、全国で2台しかなかったので、結構オーナーさんの満足度は高く手放さないのかもしれません。

　では、動画をどうぞ！

ルノー キャプチャーに試乗！（動画アリ） 走りが楽しいコンパクトSUV！

ルノー キャプチャーに試乗しました！

キャプチャーと言えば、世界中で売れてるルノーのコンパクトSUVです。流行りのコンパクトSUVクラスであるだけでなく、外観も有機的でかっこいいですね。でも見た目だけでこんなに売れるとは思えませんので、きっと乗っても良いハズと思っていましたが、今回ようやくレンタカーで試乗する機会に恵まれました。1.2Lガソリン4気筒ターボの5MTモデルです。では、早速試乗インプレです！

 

●居住性★★★★

　居住空間は、コンパクトカーのルノールーテシア（クリオ）と比べて広いですね！ルーテシアももちろん悪くないのですが、さらに余裕があります。後部座席は、座面が高くないのでちょっと見晴らしは良くはありませんが、ニースペースは充分です。トランクスペースはちょっと狭目で、機内持ち込みスーツケースが2つ入るくらいですね。

　静粛性はそれほど高い訳ではありませんが、高速道路でもそれほど悪化しないのはいいですね。

　乗り心地はロールさせないためのセッティングのせいか、少し固めですが、不快ではありません。滑らかな高速道路の路面ではフラットライドが楽しめます。

　インパネの質感は普通、デザインはいいですね。

 

●動力性能★★★★

　このエンジンは元気がいいですね！2000回転以下の極低速域のトルクがないのは残念ですが、2500回転を超えると、弾かれたように加速します！そのままグイグイと非線形的に加速していくので、これは走りが楽しいです。高速道路でも特に通用は感じませんね。

 

●ハンドリング★★★

　ルノーらしい、リニアで素直なハンドリングが魅力的です。ハンドルの操作に応じてクイクイと方向を変えますが、ロールは少ないので不安感はありません。高速道路での直進安定性が高いのもルノーの美点です。

 

●総合評価★★★★

　乗って納得、これは売れる訳ですね！居住空間や快適性も充分以上、何より活発な走り

楽しいです！これはホットハッチのような味付けですね。テイスト的にはレンジローバー　イヴォーグに近いです。もっとも、あちらは9速ATがかなり上質感を醸し出していますが。日本モデルはEDCでしょうから、そのセッティングが気になりますね。このエンジン特性のままだと、けっこうギクシャクした走りになるかもしれません。もう少し低速から加速するセッティングにしてあれば、かなり楽しいでしょうね。

　では、動画をどうぞ！

新型 ルノー キャプチャーとルーテシアを パリのショールームで見てきた！ Paris Renault Etoile

ルノーのコンパクトSUV、キャプチャーをフランスで見てきました！

 

パリのシャンゼリゼ大通りにある、Paris Renault Etoileというルノーのショールームです。

先代もそのデザインと走りの良さで大人気でしたが、

新型はさらにスポーティな外観になりましたね！

インテリアも液晶メーターや大型インフォテインメントモニター、ソフトパッドの多様で上質になりました。

合わせて新型ルーテシア、ZOE、その他日本未発売モデルも見てきましたので、

よろしければ動画をお楽しみください！