休日限定エンジニアリング

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

刈払機エンジン不始動

2023-11-09 19:29:53 | オイル臭い部屋

エンジン不始動となった刈払機の修理依頼がきた。

ゴールデンスターというメーカーのもので、機種はよく解らない。

パーツクリーナー等を吸わせても初爆もないということだった。

持ち帰ってきてパーツクリーナーを吹いてみたが、言われたとおり

始動する気配がない。試しにエーテルを吹いてみたが、それでも

かからない。

プラグの火花は飛んでいるので、点火系は問題なさそう。

でも、初めはパーツクリーナーで初爆はあったけど、その後が続

かないとも言っていたが、今は初爆すらしない状態だ。

エンジンが始動しないそもそもの原因はキャブのダイヤフラムが

劣化しているのだと思われるが、インテークから直接燃料を吸わ

せても始動しないのは、他にも原因があるのか・・・

しかし、コンプレッションは充分にあるように感じるので他に

考えられるのは・・・

いいだけエーテルやら5-56を食わせている割にはプラグのかぶりが

少なくて、ほんのりと湿っている程度だ。

こういう時に2サイクルエンジンの場合、なぜかマフラーを外し

てかけると始動する。

外したマフラーの中をみると、少しではあるが燃料のようなものが

溜まっているのが確認できた。

そして、数回リコイルを引くとエンジンが始動した。

これは過去にバイクでも経験しているが、確実に始動させることが

できる。

これで始動できることは確認できたが、やはりその後は続かない

ので、ここからはキャブの分解に入る。

やはりダイヤフラムがふやけたようになっていた。

そしてプライミングポンプが本来のものとは違うと思われる

ものが無理矢理付けられていた。

ダイヤフラムのセット一式をネット通販で購入。

古いガスケットを剥がすのが少々手間取ったがなんとか綺麗

になった。

キャブの本体やスクリュー類をキャブクリーナーに漬け置きして

洗浄。

ニードルバルブは段付きもなく綺麗な状態だったが、セットの中に

新品が同封されていたので、迷わず新品に交換することに。

洗浄が終わり、組付け後は快調にエンジンが始動した。

季節的にこれからこの機械を使うことはないかもしれないが

来シーズンには活躍してくれるでしょう。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« TH45G かなり苦戦のすえなん... | トップ | エブリイのオートライトセン... »

コメントを投稿

オイル臭い部屋」カテゴリの最新記事