休日限定エンジニアリング

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

トランポの臭いハンドルを洗浄

2023-06-20 22:26:45 | トランスポーターは必要不可欠

トランポにナルディを付けたのは良いが、長く使用してきたこと

もあって、表面がテカテカになっていることに加えて、ハンドル

を握ると手が臭くなる。

以前から気になっていて、アルコールで拭いたりしていたが、

あまり改善できていなかった。

何か良い方法はと調べてみると、メラミンスポンジで磨くのが

良いという記事がたくさんあった。

メラミンスポンジは手持ちがあったので、早速試してみた。

なんと、軽く拭いただけでこんなに汚れがついた。

スポンジに水を吸わせて、かるく擦るだけだ。

表面を研磨しているので、あまりゴシゴシやるとレザーが

剥がれても困るので、本当にワックスを塗るような感じで

擦るだけで、スポンジはみるみるうちに汚れてゆく。

水を絞ると、黒い水が滴るほどだ。

スポンジのキューブ2個分を使ったところで止めたのだが

続けていればまだまだ汚れがでてきそうな感じだった。

洗浄後のハンドルは変なテカりがなくなり、握ったときの

グリップ感もしっとりしたものになった。

多分、新品のときはこんな感じだったのだろう。

そして一番期待していた、臭いは全くといって良いほど

なくなった。

 

これだけ汚れが落ちたということは、こんな汚いものを

素手で握っていたということになり、考えただけでも恐ろ

しくなる。

また、綺麗になると、経年でレザーの剥げが気になるように

なったので、革靴の補修剤を塗ってみることにした。

↓before

 

↓After

塗った部分には光沢があるが、うまくボカすことが難しい。

でも、剥げたままよりは綺麗になった。

15分くらいで手にはつかないレベルまで乾燥できているので

重ね塗りのときでも作業性は良い。

 

これからは、定期的に洗浄することにするか。

 

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トランポにコンペハン

2023-06-18 22:49:01 | トランスポーターは必要不可欠

新しいエブリィにコンペハンドル(ナルディ)を取り付けた。

ノーマルハンドルも握った感じや操作感は悪くはないのだけど

デザインが好きになれないのと、昔の感覚が抜けないので、どう

してもハンドルを交換したくなるのだ。

 

まずは、エアバッグを外さなければいけないのだが、それを外す

フックを解除するための穴が左右にしかない。しかし、下にも

フックがあるようだが、これのはずし方がよく解らない。

ネットで調べてみると、こじっているうちに外れたとか、簡単に

外れたとか、色々な情報はあったが、具体的なはずし方が解らない。

 

しばらく格闘したところで、よく考えてみると、フックに引っ掛か

っているだけなら、そのまま上にずらせば良いのではと思いついた。

そして、エアバッグの下部を奥の方に押さえながら上側にずらすと

簡単に外れた。

前のエブリィの時は、エアバッグ無し用のボスを使用したので、

かなりの加工を強いられたが、今回はエアバッグ付き対応のボスに

したので、簡単に取り付けられ、長穴スペーサーも入れたので

センター出しも簡単に完了した。

このハンドルを使うのは四台目になる。

年数にすると、20年近く使っているので、かなり傷んできて

いる。表面のレザーが剥がれてきたら新しいハンドルに交換

したいところだが、次もやっぱりナルディかな。

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K50 煙の量が多い!?

2023-06-16 10:55:48 | コレダの末っ子K50

排気漏れがほぼ直ったところで、前オーナーが気にしていた排気

の煙りの量が多いというところについて、簡易の確認をしてみる

ことにした。

 

まずは、オイルポンプのケーブルを標準の状態に調整する。

現状ではめいっぱい絞られた状態になっていた。

調整方法は簡単だが、文字にするのは面倒なので、マニュアル

のコピーを添付します。

前オーナー曰く、「クランクのオイルシールが減っていて、そ

こからミッションオイルがクランクケース内し侵入することで

燃焼されるオイル量が過多になり煙が増えている」という推測

だった。

 

2サイクルエンジンなのでミッションをオイルを抜いても、エ

ンジン始動には関係ない。

そこで、ミッションオイルを完全に抜いた状態で、エンジンを

始動すれば、ミッションオイルの混入が無くなることになる。

この状態での煙の量を見れば、オイルシールの問題ではないと

いうことになる。

ものは試しで、ミッションオイルを抜いてクラッチを切った状

態でしばらくエンジンをかけておいたが、特に煙の量が減った

という感じにはならなかった。

正確に煙の量を測ることはできないので、なんとも言えないが

そもそも、オイルが侵入するほどシールが減っていたら、一次

圧縮も漏れるので、エンジンが掛からないか、掛かっても調子

が悪い状態となるような気がするが・・・

 

そんなこんなで、エンジンは調子よく吹けるし、煙もこんなも

んと言えばこんなもんのような気がするので、問題なしとした。

本来なら、ポンプからの排出量も測ってみるべきなのだが、そ

のための器材がないので、パスすることにした。

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K50 排気漏れはなんとかなった

2023-06-14 09:49:45 | コレダの末っ子K50

部品待ちしているあいだに、発電機の修理依頼が入ってきたため

後回しになっていたK50の排気漏れ修理を開始した。

排気漏れよりもヘッドガスケット交換の方が重要項目であった。

 

ヘッドのナットが錆びていて、今にも舐めそうな感じだったので

一緒に注文したのだが、届いたナットはサイズが違っていた。

返品云々していると更に時間がかかるし、そのまま持ってい

ても何かに使えるので、持っていることにした。

結局代わりのナットをネジ箱から探して調達したので、初め

からそうしていれば、余計な費用がかからなかった・・・

 

ガスケットを組む前に、シリンダーの具合を確認しておいた。

今まで手掛けてきた2サイクル車はかなりの確率でシリンダーや

ピストンに傷があったが、これはとても綺麗な状態だった。

クロスハッチもまだ残っているくらいなので、一度ボーリング

しているのかもしれない。

そしてその時に、手作りガスケットを組んでいた可能性が非常

に高い。

 

マフラーからの漏れは、エキパイとマフラー部の連結は、部品

が廃盤なので、マフラーバンテージで対応した。

フランジのガスケットは交換しなくても漏れがなかったので

そのまま続投とした。

メタルパテのようなもので、かなり派手に修正されているエ

キパイは、ピンホールがあるのか、若干の漏れが確認できた。

ここはアルミテープとマフラーパテで塞ぎ、上からバンテージを

巻いてインチキすることにした。

これで排気漏れはなくなったので、次はマフラーから出る煙の

量について確認する作業が残っている。

2サイクルなので、ある程度の煙は仕方がないところだと思うが

前のオーナーが言うように、少し多すぎるよいうな気もする。

 

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またもや発電機

2023-06-12 22:59:48 | オイル臭い部屋

またEX900の修理です。

前回修理したものとは別の個体だが、今度はエンジンがかかる

けど、ハンチングするというもの。

更には、この機械もリコイルの紐がビローンの状態だ。

今度は、ゼンマイを分解しないでなんとかしたいところで

あるが、まずは外して見ないとなんとも解らない。

リコイルスターターを外して点検すると、この機械も特定

のところで動きが渋くなる状態だった。

しかし、前回のようにプーリーの潰れ等はなく、やはり

分解しないとはっきりとした原因は解らない。

でも何かに引っかかるという感じではなにので、紐にシリ

コングリースを塗ってみたら、スムーズに巻き取るように

なったので、これで様子を見ることにした。

 

ハンチングの原因はいつものようにキャブの詰まりだろう

と推測のもと早速キャブを外すことに。

お決まりのように、エアークリーナーエレメントは腐って

いた。

インバーター式の電子スロットルとは違い、何の変哲も

ない普通のキャブだ。

やはりメインジェットは固着して外れない状態だったが

エンジンがかかるだけあって、詰まっていることはなく

酷く汚れていることもなかった。

ひととおりの洗浄を行い、新しいガスケットを入れて組

あげたのだが、あまり調子が良くない。

50Hzではまあまあ安定しているが、60Hzに切り替えると

ハンチングが出る。

エアースクリューでは調整しきれないし、プラグも燻っ

ている。

 

こうなると、疑うのはガソリンの劣化だ。

オーナーに問わせたところ、2~3年は経っているかも

ということだった。

タンクの中は、ほぼ満タン・・・

悪臭がするほどではないので、洗い油として使うことに

して、全量入れ替えてみることにした。

初めは、キャブのドレンから抜いていたが、時間がかかり

そうなので、シュポシュポで一気に抜いた。

新しい(これも半年近く経っているが)ガソリンを入れて

エンジンをかけてしばらく様子をみる。

50Hzは問題なくなったが、60Hzにするとやはり時々息付

きするようなハンチングが出るが、エアースクリュー調整

で安定させることが出きるようになった。

エンジン回転が少し高くなったので、明らかにガソリンの

違いが解る。

出力電圧を測ると126Vも出ていた。

これを105Vくらいに調整して、白熱球と100Wのハンダこて

を繋いでみたが、ハンチングは発生しないので、これで行け

るだろう。

 

しかし、一度エンジンを止めてからの再始動があまり良くな

い。

相変わらずプラグは燻っている。

別のプラグに交換しようにも、同じ品番のものがない。

BR4HSは付いているが、うちにあるのはピープル用の

BP4HSAだ。

サイドバルブエンジンなので、プロジェクトタイプのプラグ

でもピストンに干渉することはないと思われるので、試しに

取り付けてエンジンをかけると、明らかに調子が良い感じに

なった。

しかし、発電機という性格を考えると、レジスター入りの

プラグでないと、余計なノイズを発生することになるので

やはり標準のBR4HSを付けるのが一番だ。

ホームセンターに在庫はあったが、なぜか高い。

BP6HSやBR6HSあたりと大きな違いはないような感じだが、

200円くらい高かった。

 

最後に出力波形を見てみると、綺麗な正弦波と思いきや、

交流ではあるが、なんだか汚い波形だ。

一瞬電圧の落ち込みがあるのは何が原因なのか?

取り敢えずは、マイコン制御のような家電品でなければ

使用は可能なので、ジェネレーターは完全に出力が出な

くなった時にでも見ることにした。

 

最後に、いつから交換していなか解らないエンジンオイル

を交換して完了とした。

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インバーター発電機 IEG900

2023-06-06 18:34:12 | オイル臭い部屋

また放置発電機のエンジン始動不良機が持ち込まれた。

今度は、新ダイワのIEG900Mという、インバーター搭載機で出力は

0.9KVAのものだ。

これの大きな特徴としては、何と言っても軽いということ。

片手で楽々持ち上げられるので、トラックの荷台に乗せるのも簡単。

 

どこかの作業現場などで使用されていたものだろうか、外観はとて

も使用感がある。

 

リコイルを引いてもまったくエンジンがかかる気配はない。

エアクリーナーを外して、パーツクリーナーを食わせると、初爆は

あるので、長期間放置によるキャブのつまりだろうと推測する。

 

オイルは交換されてからあまり使用されていなかったようで、交換

の必要はないみたいだ。でも、2年くらいは経っているらしいが。

 

エアクリーナーは、湿式タイプで洗浄すればまだ使えそうだったの

で、再使用することにした。

あとは、キャブのオーバーホールになるのだが、キャブを外すため

には結構面倒というか、厄介なものが付いていた。

スロットルバルブをモーターで制御しているようだ。

ガバナのリンケージも見当たらないので、そのあたりの制御も

電子化されているのか?

まあ、余計はところには触れずに、キャブの下半分だけを清掃

することにした。

フロートチャンバーの中はそれほど汚れておらず、ジェットも

すんなり外れるくらい綺麗な状態だった。

この状態からは詰まりはあまり考えられないが、それでも一応

キャブクリーナーでポートやジェット類は洗浄した。

 

洗浄が終わり組み上げると、エンジンは難なくかかったのだが

ハンチングがある。

チュークを少し閉じると安定するので、燃料が薄い症状である

が、キャブは洗浄済みなので、納得がいかない。

エアークリーナーを元通りにすると少しハンチングが治まった。

エアクリーナーもやはり空気抵抗になっていることを感じる。

2年前の燃料ということもあり、劣化でガソリンの質が変わっ

てしまったか?

手持ちのガソリンを300cc程追加して撹拌した後に掛けてみると

更にハンチングは少なくなったので、やはりガソリンの劣化は

大きな原因だったのか?

本当なら全部を入れ替えてみると一番ハッキリするのだが、抜

いたガソリンをどうするかということもあるので、エンジンは

かかるようになったので、今入っているガソリンは早く使い切

ってもらうしかない。

 

発電機の部分は問題もなく102Vちょっとの電圧が出ている。

この電圧制御はエンジン回転に依存するとことが全くないよう

で、回転が変わっても電圧変化はない。

さすがインバーターだ。

 

インバーターといえば気になるのが、出力波形だ。

オシロスコープで電圧波形を見ると、綺麗な正弦波交流になっ

ていた。

まあ、まともな矩形波ということはないだろうが、疑似正弦波

くらいに思っていたので、これには正直驚いた。

この機種はOEMでヤマハやヤンマーからも販売されているもの

だが、どれを買っても、問題なくマイコン搭載の家電品に使え

るだろう。

※取扱説明書にはパソコン等に使用する場合は販売店に相談す

 すれといった内容の記載がされている。

 

 

 

 

 

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K50排気漏れはマフラーだけじゃなかった

2023-06-01 10:16:49 | コレダの末っ子K50

マフラーからの漏れは、エキパイとマフラーを繋ぐコネクターが

あれば解決なのだが、既に廃盤のようなので、市販のマフラーパ

テやテープでごまかしてみることにした。

エキパイ側にひと巻きしてマフラーに差し込んだだけで、この

部分からの排気漏れはほぼ治まった。

壊れているエキゾーストガスケットの代りには、同じような

大きさの銅パイプを曲げたようなガスケットがあったので、何

用かは解らないが、漏れが止まれば良いと思い取り付けてみた。

これも、漏れは治まったのだが、相変わらず音は大きく、しか

も何やらパンパンという音まで出ている。

よく見ると、ヘッドとシリンダーの隙間から排気ガスが出てい

るではないか。

今まではエキパイからの漏れが酷かったので、ヘッドからの漏

れには気づかなかったのだ。

とりあえず、ヘッドのナットを締めてみると、下側2本が完全

に緩い状態だった。

これは、もうヘッドを剥ぐって見た方が良いと思い、一度締め

付けたナットを外そうとしたが、錆が進行していて、チョット

ヤバい感じだった。

何とか、舐めることもボルトが折れることもなくヘッドを外す

ことができた。

かなり漏れた跡がある。

ナットの緩かった下側の漏れ跡が酷く、周りもオイルでベト

ベトというよりゴテゴテになっている。

ヘッドガスケットが入っていない!?

と思ったら、シリンダーにへばりついていた。

外したガスケットは、やたら薄い板で、色からすると銅

ではなくアルミと思われる感じがする。

そして非常に柔らかい。

そして良く見ると、ピストン部分が真円になっていない

さらに、ボルトの入る穴の部分がめくれ上がっていて、

まるでバーリング加工のようになっている。

これは誰かが、作ったものでしょう。

しかも、サイズがピッタリと合わないにも関わらず、無理矢理

に取り付けたという感じだ。

これでは漏れても仕方がないが、良くエンジンがかかっていた

ものだとある意味感心してしまった。

 

というわけで、部品待ちとなった。

ついでに、純正のエキゾーストガスケットも一緒に注文した。

 

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