アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。
錆やら泥を落とすため、部品を外していくと
だんだんと裸になっていき、レストアに近い
状態になってしまうかも。
でもまあ、やってることはレストアと同じで
出来上がりをピカピカにするか、ヤレ感を残
すかの違いだけだ。
しかし、未再生風にこのままヤレ感を残すに
は、少し年式が中途半端で、年式のわりには
傷みが酷い。
歴史を刻んできたというよりは、単に保管状
況が悪かったと言うだけのゴミにしか見えな
いかも。
異音の原因を探るべくヘッドを剥ぐって見た。
一見何も無いように見えたので、クランクベ
アリングのガタを疑ってみたが、音が出そう
なガタは認められなかった。
シリンダー内部を見ても、クロスハッチは綺
麗に残っていて、ピストンスラップの可能性
も考えられない。
スラップ対策をして組んでいるので、当然だ。
では音の原因は…
完全に行き場を失った感じだ。
再度、ヘッドの汚れを拭いて良~く見ていた
ら、「んっ!?」(@_@)
燃焼室の縁に潰れたような跡が微かにあるの
を見つけた。
そして、ピストンの方をみると、丁度対面す
るあたりに、やはり微かではあるが、叩いた
ような跡が確認できるではないか。
やはりピストンが当たっていたに違いない。
しかし手でクランクを回しても、全く当たっ
ている感触は無かったので、回転が上がるこ
とでクランクやピストンピンの微妙なガタと
いうか、クリアランスの部分で叩かさってい
ということだろう。
さて、対策としてはどうするか…
1:ヘッドガスケットを厚くする。
2:ベースガスケットを厚くする。
3:ピストンを削る。
4:燃焼室を削る。
などになるのだが、1と2はコンプレッション
が下がるのでダメ。その前に部品がない。
3か4と言うことになるのだが、どちらもどの
くらい削れば良いのかハッキリとは解らない
カット&トライの世界だ。
ヘッドを削るのは、万一ノーマルに戻したとき
に使えなくなるので、ピストン側を削るのがベ
ターだろう。
でもそれにはシリンダーを外すことになるので
ベースガスケットの交換が必要になる。
でも同じものは無い。
困りましたにー
なんともレトロはパターンのタイヤだ。
IRCかダンロップかで迷ったすえ価格の安い
ダンロップにした。
普通ならIRCの方が安いイメージなのだが
4輪用タイヤがメインのタイヤ店だと、
IRCの取引がほとんど無いのかもしれない
何とダンロップの方が格段に安かったのだ。
しかも通販の安値と同じくらいだっが、送料
がかからないどころか、配達までしてくれた
T.S.Kさんいつもありがとう。
届いたタイヤは驚いたことに、Made in
JAPANだった。
いままでダンロップはインドネシア製ばかり
だったので、日本製だと何だか嬉しい。
マイナーなサイズだと思うが、製造日も今年
の3月後半なので、長期在庫でもないみたいだ。
下回りな部品は錆が酷い状況だ。
センタースタンドも塗装部分はほとんど残っ
ていなくて、すべてが錆だった。
これは軽く磨いて錆転換剤とシャシブラック
で良いだろう。
今週末は雨の予報なので、塗装に係わる作業
はできない。
こうして作業が遅れることとなるのだ。
何時になったら完成することやら…
でも毎回こんな感じでやっている気がする。
つまりこれで普通ということなのだ。
なかなか作業が進みません。
泥と油でゴタゴタに汚れていたスイングアー
ムを外して洗ってみたのだが、やはり汚れの
下は錆が結構あった。
やはり塗るしかないのだが、部分的にキレイ
になるのもおかしいし、適度なヤレ感を出す
のは難しいだろうなあ。
昨日見当を付けておいたところに手を入れる
ため今日は早くから作業を開始した。
ロッカーアームがカムの山を乗り越えるとき
にカムチェーンが一瞬踊るというか振れると
いうか、見たことのない動きをしていた。
これはテンショナーの調整で直り、その部分
からな音は出なくなった。
次にフライホイールを取り付けて回してみる
ことにしたのだが、クランクシャフトのキー
が潰れているので、交換しておいた。
フライホイールを取り付けて、手で回してい
ると、やはり音がする。
上死点付近で出ているようだ。
やはりピストンの上下で向きが変わるときに
でているとするとピストンピンかクランクベ
アリングのガタか…
エンジンを載せ替えてみるのは危険な予感が
するので、スタンド上でかけてみることに。
やはり音は消えていない。
これはもう、開けてみるしかないorz
以前ボアアップキットを組み込んだR&P
のエンジンから異音がするということで
持ち込まれた。
確か、CHAR MOとか言う台湾製のピストン
だった。
手でクランキングした感じでは、ピストン
スラップではなさそうだ。
先入観で部品のせいにするところだったが
どうやら別の原因がありそう。
ある程度の見当はついたので、明日に検証
することにしたのだか、見当違いだと振出
しに戻ってしまう。
今日は休みだったので朝から作業を開始した
のだが、残念ながら雨なので、フェンダーの
塗装は見送りだ。
他にもやらなけれはならない作業はたくさん
ある。
このあいだ見つけた、ハブベアリングのガタ
を直すことにした。
ベアリング周りは錆が進んでいることもなく
簡単に抜けた。
品番は6205の片側シールだ。
手持ちがあるかと思ったら、シールなしの物
しか無かったので、ホームセンターで調達し
た。
NACHIの製品で、両側シールしか無かったが
特に問題はないので、両側シールを使うこと
にした。
ハブ自体は汚れを落とす程度にして、あまり
ピカピカに磨かないようにした。
あくまでも未再生風に拘りたいのだ。
リヤフェンダーの腐食補修はデブコンを盛っ
て済ませるという手抜きで終わらせることに
した。
パテが固まるまでの間に、チェーンケースを
外して汚れを落としてみる。
これもこのまま使うにはチョットねーという
感じなので、後で塗ることになるだろう。
そして、新たに不良箇所を見つけてしまった
スプロケットハブのベアリングに結構なガタ
がある。
これは交換するしかないのだが、なんとか手
持ちのベアリングに同じものがあって欲しい
ところだ。まあシャフトを抜いて見てのお楽
しみということで…
腐食が進んでいて、そのままでは使えそうに
ないが、部品を調達となると、当然のごとく
出費が増える。
この先まだまだお金がかかりそうな感じがす
るので、抑えられるところは抑えたい。
出費を抑えるということは手間をかけるとい
うことになる。
テールランプブラケットの中心部分となると
ころで配線の通る穴の周辺が酷く腐食して薄
くなっているが、ボルト穴周辺はまだ少しは
ましなので、裏側に大きめの当て板を付けれ
ば抜けることも無いだろう。
ステンレス板を切って当て板を作った。
錆転換剤で処理はしてあるものの、当て板と
の隙間に水が入ってさらに腐食が進行すると
困るので、当て板にシリコンコーキング剤を
塗って防水対策としておいた。
でも雨の日に乗ることは無いだろうけど…
泥や埃がたくさん積もっていて、錆の具合が
よく解らなかったが、泥を落とす錆はかなり
のもので、穴が開いているところもある状態
だった。
テールランプを外すときに、3本あるボルト
の2本までが折れた。
どうせ再使用するつもりはなかったので、折
れても良いのだが、これを使えばうまく緩む
のかと思い、kureのフリーズルブを吹いて
みたところ、おれずに緩んだ。
たまたまなのか、ケミカルの効果なのかは正
直なところ半信半疑ではあるが、今までもこ
れを使うと緩んだということは何度かあった
ので、それなりに効果はあるのだろう。