休日限定エンジニアリング

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

燃えたHC2000をゴミから救出

2020-06-28 18:10:12 | 無線小屋
昨日から修理を再開していたHC2000は、新たなロータリースイッチを
付けて、組上がった。



ただ、回路が一部変更しているので、正常に動作するかが心配である
ので、測定してみることにした。

アンテナアナライザーから信号を入れ、ダミーロードのときのTUNEと
LOADの目盛りが、取説と同じであればOKということになる。



結果は各バンドともほぼ同じデーターになった。
多少の誤差があるのはバリコンの羽根が溶けている部分があるのも
影響しているのだろう。

とりあえず、カップラーとしては使えるようになったので、ゴミに
ならずに済んだ。

後は、パワー計とSWR計の部分だが、これはユニット自体が外され
ているので、修理というよりは新たに作るしかない。
単なるSWR計として動作させるだけならなんとかなりそうだけど、
パワー計としては目盛りの校正が難しい。
しかも最大2KWなので、フルパワーを入れて測定することすらでき
ない。

最近は無線機やリニアアンプにメーターが付いているので、実際の
使用には困らないのだが、やはり付いているものは動作させたい。

さあ、どうしようか...
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燃えたアンテナチューナー HC2000 修理開始

2020-06-27 19:14:14 | 無線小屋
ネットオークションで接点容量の大きそうなロータリースイッチがあったので
入手した。でも本来付いているロータリースイッチは、接点が1つづつ切り替
わってゆくタイプではなく、となりの接点と繋がっていくタイプのものだ。

回路図を見ると、たしかにタップを切り替えているのではなく、トップバンドを
起点に、80m、40mとバンドを切り替えると、接点が繋がっていって、コイルの
長い分をアースに落としてLを減少させる仕組みになっている。



入手したロータリースイッチは接点を切り替えるタイプなので、回路を作り
直さなければ、そのままでは使えない(--;)

それほど面倒な回路ではないので、考えながら進めていけるだろう。



もうバラしてしまったので、やるしかない状態になった。

バラしたついでに、外したロータリースイッチを更に分解してみた。



2回路になっているが、1つの回路を構成しているセラミックはヒビが入っていて
二つに割れてしまった。

残っているもう一段は、接点も生きているので、何かに使えるかもという
モッタイナイお化けが現れてきて、使える部分だけを組み上げてとっておく
ことにした。

新しいロータリースイッチを取り付けて、あとは組み直していき、アンテナ
カップラーとして機能すれば第一段階終了となるのだが、あまり時間をかけて
作業をすることができないので、しばらくかかりそう。。。
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鉄工ヤスリを再利用

2020-06-21 17:23:18 | 自作の工具関係
古くて切れなくなった鉄工ヤスリが何本かあるのだが、これを再生する
には新品を買う以上に費用がかかるようなので、他に使い道がなければ
ゴミになってしまう。
でも、折れたり欠けたりしているわけではないので、ゴミにしてしまう
のもなんだか忍びないものがある。

そこで、キャンプなどで使う薪割り用のナタを作って見ることにした

使用頻度は少ないけど、あれば使うこともあるだろう。

ナタにするには、刃になる部分を削らなければならないので、まずは
焼きなましをするのだが、厚みと長さがあるので、バーナーを二個使
ってもなかなか赤くなってくれない。

適当なところまで炙って、そのまま放置。
冷えてから金ノコで擦ってみたら簡単に傷が入ったので、多少は柔ら
かくなったようだ。

そこからは、ハンドグラインダーで粗削り。そしてヤスリと砥石で仕
上げをして、最後は焼き入れ。



もう少し全体的に薄くした方が良かったのだが、これでも薪を割るこ
とくらいは出来たので、完成とするか。
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デジトルク使ってみた

2020-06-14 09:13:20 | オイル臭い部屋
トルクレンチが壊れたことをいいことに、以前から興味のあった
デジトルクを買ってみた。

始めはトネにするか、安価ブランドのものにするかで迷ったのだ
が、精度的に信頼できそうなトネにした。
勿論だが、少し高い。でも、ビックリするような価格差がある訳
ではないのと、一度購入したら何年も使えることを考えると決し
て高くはない。

今回購入したのは挿し込み角が12.7mmで最大トルク200Nmの物

早速、クリップナットの増し締めをやってみた。



締め付けトルクを目で見ながら作業ができるのは面白いけど、
決まったトルクで締め付ければ良いだけの作業なら、ビープ音で
警告されるより、身体で感じることができる、あの「カキンッ!」
の方が良いかな。慣れということもあるけど…

ついでに、9.5mm角の小さいトルクレンチの精度を確認してみた。



最大が25Nmのトルクレンチで、デジトルクは最小が20Nmなの
で、22Nmでの測定をしてみた。
販売元はスエカゲツールだが、製造元が日本ではないことと
価格が安かったので、精度には疑問を持っていたのだ。
英文のサーティフィケイトも付いているので、それなりに精度
があるものなのだろうとも思っていたが…

そしてデジトルクを付けて測ってみると、デジトルクの設定値
でビープ音が鳴るのと同じタイミングで、カキンッ!っと来るで
はないか。

安物でも実用できることが判った。
まあ、デジトルクが正確であることが前提ではあるが、こっち
にも精度確認表が付いているので、信用しても大丈夫だろう。

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