生涯学習の部屋

資格取得数238。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

平成30年度(2018年度1学期)面接授業の空席状況

2018年04月15日 07時21分37秒 | 放送大学

昨日、放送大学の面接授業の空席状況が発表されました。

毎度のことなのですが、私が落とされた「基礎医学から考える病気と治療」も空席がありました・・・どこの誰だか知らないけれど、履修しないのなら、登録しないでよ。。。その分、誰かが迷惑をこうむるのだから。

とはいえ、空席は1枠。追加履修がスタートする日は「仕事」があります。ゆえに、追加履修は不可能。その昔、世田谷学習センターが存在していた時は、会社帰りにセンターによって、最後の1枠を確保したこともあったのですが、愛知学習センターは帰り道にはありませんから。

それにしても、空席1枠の面接授業は北陸・東海ブロックだけで11科目もあります。きっと、このレベルの空席って、誰かがドタキャンした結果なのでしょうね。一方で、半分以上空席の授業もあります。特筆すべきは「石川学習センター」の空席率。

定員40人の面接授業にもかかわらず、「社会統計学入門」「ジェンダーとメディア」「東アジア経済共同体」「日本の文学作品と研究」の授業が空席31人。「生活の中の数学」に至っては空席32・・・

私の個人的なイメージとしては、石川県って、教育熱心で争うように学習するという印象があったので、この「空席率約8割が列挙」されている状況は想定外でした。無論、興味がない授業にまで手を回さず、必要な知識を率先して吸収するという習慣かもしれませんので、面接授業のいくつかの科目で定員大幅未達があったとしても全く問題はないのですが。

そもそも、生涯学習の世界において、各人の学びに優劣をつけることはできません。10科目履修した人が。1科目履修の人を笑うことは許されないのです。各人が、その興味や、必要性に応じて学習すること。各人が、経済的に許容される範囲内ので学習すること。そして、各人が与えられたインフラを活用して学習することが大切であって、「背伸び」をしてもダメだし、「見ないふり」をするのもダメ。できる範囲で、活用できるものを必要に応じて活用し、自分の学習への欲求を充足させる「パレート最適」の状況が一番適合しやすい生涯学習といえるでしょう。

そういう意味で、学位記だけを目指して、取りやすい科目だけ履修して、成績が「優」ばっかりで悦に入っているっていう輩は、わたしとしては、「アホか、こいつは?」と憐れみさえ覚えてしまいます。

「奨学金が懸っている」とか「進学や就職に影響がある」とか特殊な事情があればともかく、基本、放送大学での学びにおいて、GPAを賭して対価を求めるってものはそうそうありません。ましてや、大学院に進学を目指しているなら、なおのこと、「〇〇入門」や「××初歩」といった導入科目の単位ばかりだと、たとえGPAが良くなったとしても、その後の学びで破綻することでしょう。

私のブログを見てくださる方なら、もう聞き飽きたといわれそうですが、くれぐれも「何のために学ぶのか」という支柱を失わないで欲しい。生涯学習において、「簡単なもの」と、「難しいもの」があるなら、あえて「難しい」方を選択するのが私の同志です。

簡単な方を選択するのは非常に易しい。負担もない。要は苦しまなくて済むのです。しかし、その苦しみこそが、このブログにおける生涯学習なのです。このブログでは、欧米系の生涯学習をベースにテーマは構築されていますので、日本的「レクリエーション」っぽい、みんなで楽しめればいいじゃんって感じのものは排除しています。ゆえに「楽して××」とかいうものは、出てきません。

何かを犠牲にし、苦しみに打ち勝ち、困難を克服した結果、手にすることができる成果物こそが、生涯学習を行ったという証なのですから。

あれ、なんで空席確認の話が生涯学習の話に代わっているのだろう・・・本当、支離滅裂ですが、言いたいことの核心なのでご容赦いただければ・・・

コメント
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