ラセイタソウ

イラクサ科のラセイタソウです。

北海道南部から本州紀伊半島の太平洋側で見られる多年草。昨日のカラムシのなかまです。

高さは５０センチくらいで群生（ぐんせい）しているのが見られます。

葉は対生、葉脈がめだち厚くみえます。

全体に卵形で先がとがり、ふちにはギザギザがあります。

花は穂のようにつきます、オシベが密生しているのが雄花穂、クキの先端からまばらにメシベが出ているのが雌花穂です。

ポルトガルの毛織物に葉の表面がにている草なので、ラセイタソウの名がついたそうです。