ネーミングで愛着、実感している・・・

2017-09-05 18:52:56 | 日記
尊敬しているジャーナリストI氏と話し合う機会を得た。彼のジャーナリストとしての文筆業の基点が『赤毛のアン』だと聴き、今週はそれを持ち歩きながら読んでいる。アンの自由奔放な空想力、そして彼女がどんな花や生物や景色である小径(こみち)や川や湖水などに素敵なネーミング、これがとても楽しい。この小説の有名なくだり、「いつか本に、ばらはたとえほかのどんな名前でもおなじように匂うと書いてあったけれど、あたしはどうしても信じられないの。もしばらが、あざみとかキャベツなんていう名前だったら、あんなにすてきだとは思われないわ。」、名は体を表すとアンはいう。東京ディズニーランドの草創期に、当時の清掃スタッフが便器の一つ一つに名前をつけて「きょうもよくがんばったな、ジョブ」とか「こんなに汚されて、可哀そうなルーシー」などと声を掛けながら愛情を籠めて一つ一つを磨いているという話に深く感銘した記憶がある。名前を呼ぶことで愛着を覚えるものだ。空想力(相手の気もちをイメージ)から“思いやり”が生れる。今年、たくさんの実をつけてくれた庭の柿の木、暑い陽射しを遮ってくれた椛(モミジ)、涼やかに揺れるヤマボウシなどそれらに名前をつけたいがオーナーである家人の同意が必須条件だ。きょうの楽しかったことは、○顧問先の社員カウンセリング、お役に立ったかなと思ったこと、○ネーミングで愛着、実感したこと、○ランチは海鮮焼きそば、美味しかったことだ。(15,330歩)