アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

アダムズファミリー・ランチ@我が家

2012-04-16 23:01:39 | 日記
ビーチでの散歩は、いつも発見に満ちています。



さんざん、周りの人に「娘が歩き出したら鎖をつける」と冗談でいっていたのですが、よちよち歩き子供用のロープ、実際に使っている人がいました!
たまたまカメラを向けたら、子供が転んじゃったので、わかりづらいですが、前からみると動物の形のリュックを
しょってるみたいにみえて、けっこうかわいいです。



さて、いつもごちそうになってばかりなので、たまにはうちに来てもらいましょう、ということで、
サンデーランチに夫の家族をお招きしました。写真はすでに食べ終わっちゃったところですが。
うちのテーブルは4人用なので、6人となるとコーヒーテーブルと合体させて、こんな不思議な形になりますが、
まあ、家族の集まりなのでいいでしょう。

料理は苦手、とさんざんこのブログにも書いてますが、夫の家族とはいえ、人様に食べていただくと思うと緊張します。
いつもうちでディナーとかランチをする時は(たまにしかないですが)
夫の得意なガーリック・チリのエビ・オーブン焼が前菜で、メインはステーキにサラダを数種類にしてるのですが、
なんか芸がないよなあ、と他のメニューを考えました。


お料理皿全部ならんで居酒屋風。

お姉さんが、ポーランドのビールとシャンパンをもってきてくれるというので、つきだしに枝豆(冷凍のが売ってました)、
ライスクラッカーやチリチップスにひよこ豆や茄子、ヨーグルトとキュウリ、ビートルートなどのディップ(これは市販)、
とここまでは近所のお店に頼りました(笑)。

前菜は、いつものガーリック・チリのエビのオーブン焼。メインは、ココナッツミルクのカレーに鶏肉とアボガドのタイ風炒め、
付け合わせに松の実であえた野菜サラダ、クミンとごま油、ラー油であえたキャベツと人参の煮浸し、カリフラワーとブロッコリ、
インゲンのごまドレッシング和え。デザートは豆腐のチーズケーキ。

前の日から支度して、当日も娘の朝の散歩の前と後にも料理して、とかなり私としてはガンバリマシタ。

皆さん優しいので、おいしい、おいしいといってくださり、「残ったの、持ち帰ります?」と聞くと「もちろん!!」と
いいお返事。最後のデザートは、もうおなかいっぱい、といいつつ、おかわりしてもらって、うれしい限り。

あれ、おとといのターニャさんの言葉と同じだ。ポーランドやウクライナの人だけでなくて、お料理したら平らげてもらうのが
やっぱりうれしいですね。


乾杯の準備。グラスにシャンパンを注いでいると、娘が「あたしも~!」とばかりにぴょんぴょんしてます。

実はバプチャ(おばあちゃん)の送別会でもあったのです。

夫のお母さんが、(つまり娘からするとバプチャ)ポーランドに帰ることになりました。
すでにオーストラリアの市民権をとっていて、ポーランドとシドニー
を往復していたのですが、年とって故郷が懐かしくなったのか、
ポーランドに基本的に住むことにしたそうです。


グラスちょうだい、とばかりに手を出してますね。

でも、来年の1月から数ヶ月ほどシドニーに遊びにくるって
言ってるので、あまり今と変わらないかもしれませんが(笑)


バプチャは甘いお酒が好きなので、シャンパンにマヌカハニーをまぜてあげました。そのスプーンを娘に
ちょっとだけなめさせちゃった(はちみつは赤ん坊にいけないらしいですが。。。。)

救急車で運ばれたりして、とりあえず問題はなかったようですが、最後は故郷の地で、という気持ちになったようです。
とはいえ、さすがに去年うまれたばかりの新しい孫から離れるのは、ちょっと寂しいようです。


あれ、よっぱらってきちゃった・・・??

今度は日本で会いましょうよ、と言うと「そうね!東京でみんなで会いましょうね!」とうれしそう。



さて昨日は、甥っ子のパヴェルが娘に気に入られようと奮闘した午後でした。
今までに何度もあってるのに、赤ん坊の記憶容量は少ないらしく、毎回初めてのように泣きます(笑)
なので、今回は母親の私がそばにいるところから、そ~っとアプローチ。



次には、おばさん(パヴェルのお母さん、夫のお姉さんですが)がそばで見ているところでだっこ。
まだいやがってる感じです。



しばらくすると、友好関係が結ばれ、



最後は、きゃっ、きゃっとレスリング状態!

それにしてもいとこの男性陣にかしづかれて、娘はわがまま姫に育ちそうです・・・








東欧コネクション

2012-04-15 01:21:43 | 日記
うろこ雲がみごとな今朝のビーチです。



同じビーチを毎日歩いてますが、表情が違います。



かもめも同じですが、ちょっと違う、たぶん(笑)

15、6年前、いやもっと前かな、バハマ沖でボートの上で1週間すごして野生のイルカと泳ぐ、というのを5年くらい
毎年恒例行事としてやっていました。バハマから4時間くらいボートでいった沖なので、それこそ海と空しかないのですが、
毎日表情が違っていたのを思い出しました。



昨日はじめて「立っち」した娘は、今日も喜んで練習しています。

それはさておき、今日は夫の長年のお友達のおうちにランチにうかがいました。



お母さんのターニャさん。



娘のナターシャさん。夫の大学院時代からのお友達です。

ターニャさんとナターシャさんは、旧ソ連のウクライナから20年くらい前に移民してきました。
かなりロシアなまりがきつい英語です。
夫はポーランドからやはり20年くらい前に移民してきたので、同じ東欧圏出身ということで
仲良くなったようです。

先日遊びにきてくれたもと同僚の友人は、旧チェコスロバニア出身で、まだ3、4歳の時に移民したそうです。
夫とは初めて会ったのですが、「1968年ってことは、そうか、ソ連が侵略してきた年だよね」
とすぐにピンとくる。

ほかにもセルビアから移民してきた母親グループのメンバーと夫が話している時も、「ああ、あの戦争にいったんだね」
とかすぐにわかる。私はちゃんと新聞を読んでいないので、何度話をきいても、時系列がごちゃごちゃになって
しまいます。

ポーランドというと、連帯のワレサ議長がいたなあ、くらいしか覚えてないし、旧チェコスロバキア、ユーゴスラビアあたりは、いろんな人たちが
けんかしまくっていたところ、というイメージしかないし(汗)。

夫は「ジョージ・オーウエルの『動物農園』っていう小説あるでしょ?ポーランドの
政府の事を書いてるのかと思ったよ」ですって。夫の父はすでに亡くなっているのですが、夫がうんと小さい時、
秘密警察に隣人を監視しろといわれていやで、遠くに引っ越したそうです。

ま、それはともかく、ターニャさんいわく「ポーランドもウクライナも、お客さんがきたら
たらふく食べてもらって、お皿を空にしてもらうのがいちばんうれしいのよ!」といろいろとりわけて
くれます(笑)。ウクライナではよく食べるという、ビートルートのサラダ(わさび菜、チーズ、松の実あえ)
私が日本人ということで「海藻をサラダにしてみた」という、モロッコインゲンみたいなのひらべったい
インゲンとキュウリとマヨネーズと緑色の草のような海藻をディルであえたもの。
ポテトとチキン、チーズ、チョコレートムースにワッフル、とお腹いっぱいいただきました。

娘はとくにターニャさんになつき、おひざにだっこされてお水を飲ませてもらったり、クラッカーをたべさせてもらったり、
えらそうにしていました(笑)。

家族そろってロシアン・ホスピタリティを満喫した午後でした!

いきなり動物園が現れた?

2012-04-13 21:58:00 | 日記
一瞬冬がきたかのような寒さが訪れ、でも数日したらまた夏のようないいお天気に。



朝9時頃のビーチにはすでにサーファーが何人もいます。



サーファー予備軍も(笑)



ライフガードさんたちも仕事開始。



あれれ、今日はサーフィン禁止のようです!



そのまま散歩を続けてショッピングモールへいくと、なんと動物園が!



キッズ・アニマル・ファームと名うっての1週間だけ子供向けに動物を集めたようです。



うさぎやにわとりには、ケージの中に入って触れます。



それにしても、牛が100円均一ショップみたいなところにいるのは、異様な光景です(笑)。



ぎょ、と娘もびっくり。



でも、興味津々。



乳母車から出して、だっこしていると、自分からも手を出して触ろうとします。
ちょうど先日、わんちゃんと少し仲良くなったところ。いきなり牛ややぎにレベルアップ!?



午後になって母親グループの集まりがあり、ビーチで他の赤ちゃんたちといっしょに遊んでいる間に、ひょろっと自分で立ち上がりました。
まだよろよろですが、何にもつかまらずに数秒立っていられます。
やっと牛とかヤギの新生児並みになりました!












シュミングス・ディングス

2012-04-09 22:04:35 | 日記
イースター・サンデーの翌日は、ポーランドではシュミングス・ディングスといって、
水の掛け合いをするそうです。


1日たって、かなり友好的になった娘と犬。

これまではイースター連休は夫のお姉さんちに数泊していたので、
朝起きると、水の掛け合いが始まるのです!パジャマのまま、コップや時にはバケツで水の掛け合い。
いや、ぶっかけるのは、家の中でなくて、テラスとか庭で、ですが、家の中でもけっこう水浸しになりました(笑)


バプチャ(おばあちゃん)といっしょ。


バプチャ相手でも容赦はしない娘です!

なんでそんなことをするのか、まわりのポーランド人というかアダムスファミリーに聞いても誰も答えてくれません。

今年は「日帰りイースター」なので、シュミングス・ディングスはなし、水浸しにはなりませんでした。ほっ。



これまで娘のいちばんのお気に入りは、今ポーランドにもどっている甥っ子、カロルでしたが、カロルがいない今、
彼の兄のマリウシュが台頭してきました(笑)

今日はランチからお姉さんちにおよばれしたのですが、ひととおり、ウォッカでの乾杯を含めたごはんがおわると、
お庭でひとやすみ。



マリウシュが娘としばらく遊んでくれました。


今日は猫ちゃんともちょっと仲良しになれたかな?

昨日は、マリウシュに抱っこされると泣き出していた娘ですが、今日は大分慣れて、最後にはにこにこして見つめ合っていました(笑)
「今日はブレークスルーがあった!」とマリウシュは大喜び。

うしし、このまま、ベビーシッターよろしくね!

アダムズファミリーのイースター

2012-04-08 22:54:44 | 日記
今日は夫、アダムの姉の家に集まり、イースター・ブレックファーストをウォッカ(ポーランドの人たちなので!)とともにごちそうになりました。



ブレックファーストといっても、お母さんが教会からもどってきて、祝福をうけたゆで卵やパン、ケーキなどをお祈りしてから
いただく、という、時間的にはランチなんですけどね。
もともとブレックファーストって、断食をやぶる、という意味ですが、このイースターのブレックファースト、その意味では正しい使い方です。

キリストの受難にちなみ、お肉を食べないというある種の断食の時期をへて、復活祭には晴れてお肉解禁なのです。
教会にもいかず、まったく何もキリスト教徒、カトリックらしいことはしていない夫も、グッドフライデーには、お肉は口にしていませんでした。

お料理はクリスマスと似ていて、今日はジュレックというスープ(発酵した
小麦粉を使う、酸味とこくのある白いスープ)にビゴスというキャベツとお肉やソーセージの煮込み、ガラレタというゼリー寄せ、
チークワ(竹輪!?)というビートルートのホースラディッシュ和え、キルバサというソーセージ、もちろんイースターなので、ゆで卵、などなどが並びます。
もちろん食べきれません(笑)。


今回も、お料理がでてきてからは食べるのに忙しく、写真を撮り忘れました(笑)

クリスマスとイースターは、とくにポーランド人にとっては大きなイベントらしく、
よそいきの(?)、金縁のディナーセットを使っています。食洗機が使えないので、甥っ子たちがたいてい洗い物担当です。


親子3世代。

いつもはクリスマス同様に、お姉さんの家に数泊するのですが、今年は娘の夜泣き対策戦略がいろいろあるので(笑)で日帰りすることに。
ま、車で30分のところなのでラクチンなんですが。

来週には10ヶ月になる娘には、これまで犬とか猫に触らせませんでした。
でも今日は、いいかな~とわんちゃんのそばに座らせてみました。



同じ方向をむく、犬と赤ん坊。



さわりたい~、と赤ん坊。とほほ、やめて、と犬。



さわっちゃった、と赤ん坊。やだけど、がまんしなくちゃ、と犬。



でもやっぱり、やだ~と赤ん坊。こっちもやだよ、と犬。



イースター連休は明日まで続きます。なので、明日もランチからお姉さんちに遊びにいきます。
いつもごちそうになってばっかりで、すいません、そしてありがとうございます。

ポーランド料理は、ブタの骨を煮込んでゼリーをとったり、お肉と野菜を何時間も煮込んだり、あるいは一晩お肉をつけこんで
それを何時間もオーブンで焼いたり、と、やたらに手間ひまがかかるものが多いのです。
夫は、たまにお姉さんの家にいくことで、おふくろの味を堪能しているようです(笑)。

はなから覚える気のない私は、夫に「ポーランド料理、自分で習って、うちでも作ってよ」とお願いしていますが、
なかなか実現しません!