アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

ビギリアに新世代サンタさん、初オンライン表現アートワークショップ&夫の誕生祝い。

2021-12-29 14:32:04 | 日記

では、また来年!

毎年恒例ポーランド式お肉なしクリスマス・イブのディナー、ビギリアが無事に終わりました!


サンタさん、大忙し。

毎回サンタさんが来て、プレゼントをみんなにくれるのですが、今年はうんと若返って「前のサンタさんは引退したので、その娘」サンタが来てくれました(笑)


このあとすぐに脱いでしまいましたが・・・

サンタさんのアシスタントとして、犬の幸ちゃんにもプレゼントを配るお手伝いを将来的にしてもらいたいね、などと話していましたが、そこまでトレーニングできるかなあ・・・。


おばあちゃんにも、どうぞ。

今年もお料理は夫がほとんど一人で作りました。数日前から準備を始め、毎年手際が良くなってきます。


子供達が好きな「たこ焼き」と大人用に「お刺身」も新しく加わり、ポーランド式、からだいぶズレてきました(笑)


毎年一番人気のケーキ。手作りではなくて、コージーコーナーのですけど(笑)。

去年は108歳の祖母が亡くなってすぐのビギリアだったので、とても寂しい感じでしたが、今年は新しく幸ちゃんが
加わったので、みんなメロメロ、大騒ぎ。参加者の平均年齢も一挙に若返りました(笑)。


ビギリアでみんなが集まるので、お風呂に入れてもらった幸ちゃん。娘はなぜか鼻血が出てティッシュ詰めてます(笑)

みんなに遊んでもらって大ハッピーな幸ちゃん、千切れんばかりに尻尾を振りまくっていました。


みんなが帰って、急に疲れちゃった・・・

歩いてすぐのところにいるけれど、普段はそれほど一緒に遊んだりしない甥っ子たち、幸ちゃん狙いでビギリアの後、
よく遊びにくるようになりました(笑)。


近くの河原に一緒にお散歩、一緒に日光浴。

ビギリアのあと、ボクシングデーの12月26日に、4半世紀くらい前に勉強し、ここ20年くらい
ずっと通訳として関わっていた表現アートセラピーの、バイリンガル・オンラインワークショップを自分で開催してみました。



オーストラリア、イタリア、マレーシア、長野や京都、東京のお友達やお知り合いなど九人が集まってくださり、
体を動かしたり、絵を描いたり、物語を作ったり、ペアになってシェアリングしたりして、2時間ほど一緒に過ごしました。



表現アートを初めて体験する方がほとんどでしたが、皆さんとってもオープン、かつ正直、真摯に参加してくださり、
思っていた以上に親密で穏やかで正直な雰囲気が出来上がり、その場にいられる幸せを噛み締め、参加して下さった方々に深い感謝を感じました。



安全、安心、共感が感じられる場にいることで人間は最大の可能性を引き出すことができる、というような
ことをカール・ロジャーズという心理学者が唱え、(パーソン・センタードという考え方で説明されています)
それを踏襲し、いろんな表現方法を追加したのが、娘のナタリー・ロジャーズです。


クリスマスプレゼントの図書カードで、娘が買ってくれました。読んでみたら結構面白くて、勉強になった!

私はナタリーから直接このパーソン・センタード表現アートセラピーを習ったのですが、細かい手法とか技術がどうこう
よりも、ファシリテーターのあり方、大きな包容力のある存在そのものが大切だなあ、と実感しました。


いきなり、中野駅の壁、カニだらけ。

30代前半、ナタリーの研究所で450時間のトレーニングを受けて、修了書もいただいたすぐ後、日本で何度かワークショップを開き、それなりに好評だったとは思うのですが、自分でなんとなく、まだまだだな〜という気持ちが残り、ファシリテーターとしてワークショップをするのはやめてしまいました。


見つめ合って、喜ぶパパ。

それから20年以上経ち、自分なりにいろいろ経験して、多少は器が広がったかなと思います。
また表現アートを使った教育についてのセミナーや、表現アートセラピーのトレーニングなどの通訳も行ってきて、
そういう雰囲気が大好きだと何度も実感しました。

映画や音楽を鑑賞するのが好き、なのと同じような感覚で表現アートの現場が好き。もっとその場を感じたい。
だったら自分で開催しよう、ということで今回のオンラインワークショップをやってみたのでした。

そして、やっぱり「人が集まって表現アートをする場」が大好きでした!

2022年1月9日にリアルのワークショップも開催してみます。どうなるかな、ワクワク。


夫の60歳のお誕生日の朝、パジャマのまま、プレゼントをあげて、ついでにクラッカーでお祝い!

さて、12月28日、夫が60歳になりました!


娘が描いたイラスト入りのバースデーカード。

本来なら還暦で赤いちゃんちゃんこ、とはいかなくても、何かちゃんとお祝いした方がいいのかな、と
思いつつ、なんだかバタバタしていて、レストランの予約も直前になってしまいました。

年末、さらにずっと緊急事態宣言だった反動か、ちょっと気になったお店はどこも満席!


三笠会館のイタリアンでお祝い。

やっと見つけた、三笠会館は、はるか昔に亡くなった祖父の誕生日を何度か祝った場所でした。
今回はややカジュアルめのトラットリアで、玉ねぎのポタージュ、タイのカルパッチョ、トマトのカプレーゼ、オマール海老や
ステーキなどどれも美味しくて、さらに娘も大好物のトマトソースパスタやポークステーキを楽しめて、大満足。


バースデープレート。

そのあと、久しぶりにお友達のバーに子連れで押しかけて、娘と私はいろんなノンアルコールのカクテル(私は夕食でワインのボトル半分空けたので、一応自粛したのです)、夫はアルコールのカクテルを楽しませていただきました。

久々に子連れで夜の外出、気軽にお店に行けるのって、いいですね〜!



あと数日で2021年も終わりですね。
みなさま、お体にはくれぐれもお気をつけて、どうぞよいお年をお迎えください!

「マトリックス・レザレクションズ」など映画いくつか、ルベン・ラダ公演&テーマ・プレゼンに授業参観

2021-12-13 01:21:07 | 日記

ネットより借用「マトリックス・レザレクションズ」イベント

先日、オンラインでライブ中継とリアルを合体するという「マトリックス・レザレクションズ」のイベントがあり、舞台裏で
キアヌ・リーブズ、キャリー=アン・モスさんへの同時通訳、並びに取材の逐次通訳をさせていただきました。


12月17日封切り。18年ぶりのネオとトリニティ、年月を感じさせつつも素敵な二人のアクションやじんとくるシーン、もうスクリーンで見てください、としか言いようがない(笑)

https://wwws.warnerbros.co.jp/matrix-movie/

グリーンバックを映画の撮影だけでなくて、こういうリアルタイムのイベントにも使う時代になってきたんですね〜!
世の中はよりマトリックス映画的になってるのかな、なんて、リアルタイム・オンライン・イベントの舞台裏の大変さを目の当たりにしつつ、テクノロジーの進化の速さに感嘆しておりました。


上映中。

https://deh-movie.jp/

今上映中の「ディア・エヴァン・ハンセン」も取材で通訳させていただきました。ミュージカルとして有名な作品ですが、
映画もね、いいです。学園ものっていうのでしょうか、いきなり高校でスターになってしまった、元は冴えない男の子、途中突き落とされ、ヒリヒリ痛いような状況に陥りつつ、最終的には温かい気持ちで後味がいい。若い人が見ると、さらに刺さるのかな??


上映中

http://www.antebellum-movie.jp/

「アンテベラム」もまだ上映中です。これも取材で通訳させていただいたのですが、最後のどんでん返しが「うわ〜!」。
同じく取材通訳させていただいた「キャンディマン」と同じように、人種差別という社会的な問題を扱うホラーとかサスペンス映画、ここのところ増えてきている気がします。「風と共に去りぬ」で使ったカメラをわざわざ使った冒頭の長回しの映像は、圧巻です。ジャンル映画として楽しめつつ、社会問題も考えさせられる、1粒で2度美味しい(?)作品。


都内での一般上映は終了したようですが、まだ上映している地方もあります。

https://www.universalpictures.jp/micro/candyman

ホラー映画はあまり見慣れていないのですが、これは怖い、というより悲しい、という印象がまず強かったです。
その名前を5回唱えると現れる、という都市伝説を映画にしたものですが、元々は白人女性に恋した黒人男性の
悲劇があり、何度かリメイクされているのですが、今回の映画はよりその悲劇に焦点が当たっているような気がします。

それにしても・・・この映画見ると、5回その名前を唱えたくなっちゃうんですよ、鏡の前で(笑)!


ネットより借用、ルベン・ラダ

ウルグアイの音楽、カンドンベの巨匠、ルベン・ラダの初来日公演に行ってきました。コロナ対策で席は一つおき、歓声はあげないように、などの条件下でしたので、本来あるであろうはずの盛り上がりには欠ける感じでしたが、それでも生の音楽は体に染み込みます!


これもネットより借用、ルベン・ラダ。

MCや歌詞の字幕が舞台の真ん中の大きなスクリーンに映し出されるので、とてもわかりやすくてよかったです。
休憩を挟んで第2部の最初にアルゼンチンタンゴの「下り坂(Cuesta abajo)」もルベン・ラダが歌っていました。
和訳がしっかり出てくるので、内容もはっきりわかります。それを読んでか、隣にいた20代くらいのカップルが「悲しい歌だね〜」と言っていたのが、なんだかおかしかった・・・いや、確かに悲しい歌詞なんですけどね、曲調はそこまで暗くはないのですよ。


幸ちゃん、順調に大きく、わんぱくになってます。そろそろ4ヶ月。耳がピンと立っている日が多く、よりパピヨン風。

第2部の3曲目「マリシモ(最悪」という歌の歌い出し、Puedes, puedes, puedes ver el mar. Puedes ver la luz, puedes más tú puedes...
「あれ、この曲、どこかでよく聞いていた・・・?」と頭の中がぐいっと奥に引っ張られる感覚。ルベン・ラダの名前は知っていても、曲はあまり知らなかったはずなのに・・・??

記憶をよろよろたどっていくと、はるか昔、大学生時代に付き合っていたウルグアイ人がよく聞いていた曲だった、ということに辿り着きました。80年代ポップス全盛期の当時、70年代の曲調で古臭い感じだなあ、なんて思ったのを思い出し・・・彼にしてみれば故郷を思い出させてくれる大切な曲だったんでしょうね。

78歳のルベン・ラダ、これが最初で最後の来日なんだろうか、水際対策厳しくなる直前、滑り込みでよかったな、なとと余計なことも考えつつ、おそらく平均年齢75歳くらいの観客たちを立ち上がらせ、盆踊り風ではあるけれど、踊らせてしまうのはさすがです!


ケージから出てビーズクッションで過ごす時間が増えています。

みなさん、ぎっくり腰にならないかしら、倒れないかしら、とハラハラしていたら、次の曲が「すっかり死にかけて(Muriendo de plena)」!ええ、と思っていた矢先のアンコール曲が「私には時間がない(Me quedo no tiempo)」!
なんともセットリストが絶妙でございましたです、はい(笑)。


今昔の遊びについて調べたプレゼン。

さて、娘の学校では、テーマ学習のプレゼンテーションがほぼ6週間おきに行われます。先々週のプレゼンでは「I love 遊(you)」をテーマに、娘たちは祖父母や父母など周りの人たちが小さい時にどんな遊びをしていたか、を取材し、また時代背景を調べて、自分たちなりに「キッズゲルニカ」を描き、それぞれの意見を発表していました。

保護者はオンライン視聴のみでしたが、スクリーンで見たキッズゲルニカの絵が素晴らしく、また戦争を経験した祖父母世代のことから令和の今に至るまでの日本の変遷に思いを寄せ、「夢と希望」がいつでも大切、というような結論に至っていたのは、なんだか感動してしまいました。


「焼き物の達人」に教えを受け、達人が持参した自家製の焼き窯で、自分たちの作品を焼いてるところ。

プレゼンの後にリアルな授業参観ウィークだったので、娘の学校に行き、キッズゲルニカも生で見てきました。

「遊び」を通して、キッズたちは、戦争中で爆撃を逃れながら、防空壕に逃げ込んだりしていた祖父母の時代から、コロナ禍でいろんな国が閉鎖しているような状態、でもネットでいろんな人たちと繋がることができる時代、この7、80年ほどの時代の変遷をしっかり味わい、これからどうしていきたいか、光を目指そう、夢と希望を持ち続けよう、と自分たちなりに精一杯表現しています。
素晴らしい作品、どうもありがとう!