アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

OBOG展覧会、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」、小6探求旅行、ポーランド国立民族舞踊合唱団。

2023-11-25 11:52:12 | 日記

開場直前の展覧会場

暖かかったり、寒かったり、寒暖の差が激しい11月の半ば、大学時代に所属していた美術部のOBOG展が開催され、久しぶりに展示しました。100年以上続いたクラブで、美大ではないのですが、プロになった先輩もちらほら。


週末はかなり盛況!

知り合いの先輩に誘われて、出品することに決めた時に、「絵を描く気分になれないから、前に描いたものを出せばいいか」と家でぶつぶつ言っていたら、娘が「私はママの新しい絵が見たいな」というのを聞き、「娘に新しい絵を見せなくちゃ!」とちょっと頑張る気分になりました(笑)。


自分の作品の前でお友達と一緒にポーズ(笑)

また9月初旬に行った女神山での1泊の合宿がとっても心を潤してくれて、何かできそうな気分になり、その10日後くらいに一気呵成に作り上げた作品です。


開場前の会場。

娘も遊びに来て、現役の学生から80代のOBOG、さらに大学の総長(美術部OBではないけれど)まで、油絵や水彩、アクリル、版画はもちろん、CGや彫刻から陶芸まで、いろんな作品を見て、中に大好きな作品を見つけ「大人になったら自分のお金で買いたい!」とまで言い出した(笑)。OBOGのみならず、その関係者、家族、友人もこの展覧会に出せると知り、次回は私も出す、と言ってます!


クリスマスの飾り。

娘のやる気にさらに励まされたのか(?)、ふと、後2年で還暦になるのを記念して(?)個展、やってみたいかも、と思い始めた。これまでちょろちょろ描いてきたものが家にあるので、それらをかき集めて、さらに新しいものもいくつか作って・・・?ま、先のことはわかりませんが、とりあえず今の気持ちとして、還暦記念個展やりたい、と日記には書いておこう(わかる人にはわかりますねw)。


12月8日から封切り。

アメリカの俳優組合のストも終わり、久々に「スター」の来日した映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」。
ジョニー・デップ主演の「チャーリーとチョコレート工場」の前日譚で、カラフルで楽しく、ハッピーになる、ファミリーで
楽しめるホリデー映画です。

https://wwws.warnerbros.co.jp/wonka/index.html


ネットより借用、花がお似合いティモシー・シャラメくん

ティモシー・シャラメくんの登場に、黄色い歓声のわくレッドカーペット。こんな嬌声を聞くは、何年ぶりだろう?


チョコレートの甘い香り漂うプレミア会場。

今回はプロデューサーの方の通訳をさせていただきましが、久々に大人数での来日、六本木アリーナでのプレミア、懐かしい気持ちがしました。


お見送りする幸ちゃん

娘の学校では、6年生になると、自分たちでコンセプト、行き先、交通手段、予算など全て計画、実行する「探究旅行」を行います。


行っちゃった・・・。

今年も娘たちがあれこれ計画を練っていましたが、なんと出発数日前に、学校でインフルエンザが多発し、学校閉鎖に。
幸い6年生は誰も罹患しておらず、週末中に誰も罹らなければ無事出発、一人でも発病したら中止、というドキドキハラハラの週末を過ごし、どうにか出発しました。


自分たちで作った1日目の夕食、カレーライス。撮影by娘

東京駅集合で、これまでならパパがお見送りするのですが、今回は友達と行くから、お見送りはいらないとのこと。
「心配だからパパも行く」というと「子供の自主性を邪魔するの?」と娘(笑)。

「成長の印の一つってことだね」とちょっと寂しそうな夫でした(笑)。


みかん狩り。撮影by娘

南房総に行き、みかん狩りをし、大山千枚田を見て、ご飯も自分たちで作る、という2泊3日。


大山千枚田。撮影by娘

以前から娘が見たがっていた大山千枚田に行ったそうで、私も見たことがないので羨ましい。
夜にはライトアップもされたそうです。田んぼのライトアップ・・・!


大山千枚田の夜景。撮影by娘

最後はちょっと早めに切り上げて戻りましたが、それでも帰宅は夕方なので、充実した2泊3日だったようです。
疲れた〜と帰宅した娘は「東京駅に迎えにきてくれてもよかったのに。荷物が重くて大変だったから」だって(笑)。

確かにみかん狩りで収穫したたくさんのみかん、そしてついでに(?)芋掘りもしたので、さつまいものお土産に持ってきてくれたので、荷物はかなり重かったことでしょう。

お隣のおじいちゃん、おばあちゃんにもみかんをお裾分けしても、まだたくさんあり、木で熟した美味しいみかんをみんなで楽しんでおります。


東京の高層階から見る夕暮れの富士山。

娘が帰宅した日の日中、お友達に誘われて、ものすごく久しぶりに世田谷美術館に行ってみました。

「倉俣史朗のデザイン」展で、私はこの人を知らなかったのですが、ミニマルアートっぽい家具やポスターにもなっているバラ入りのアクリルの椅子や蛍光色が楽しい家具、可愛らしいドローイングなどが展示してあり、「かわいい〜」を連発しておりました。

https://www.setagayaartmuseum.or.jp/


世田谷美術館にて。

お天気が良かったので、迷子になった分も含め世田谷美術館のある砧公園を歩くのはとっても気持ちが良かった〜!



30年以上前にこの近くに住んでいたことがあります。
でも住んでいた時は会社の仕事が忙しく、国内外の出張も多く、休みの日にはぐったり。
すぐそばにあった、この砧公園にはあまり行きませんでした。今思うと勿体無いことです!



娘の旅行中に、夫と一緒に、両国のシアターカイでポーランド国立民族舞踊合唱団による「FOLK CROSSROAD」を見てきまし
た。



最初はこの写真のような民族舞踊なのですが、この後にコンテンポラリーダンスが映像とともに披露され、まさにタイトルが示すように、民族舞踊とコンテンポラリーが交差する公演でした。


講演後のアフタートーク。ダンサー、団長(?トップの人)、振付師が登壇。

民族舞踊は、衣装も可愛い、音楽も中欧っぽい感じで、予想通りでしたが、コンテンポラリーの方は、グレーの衣装で最後には白に変わり、全くの予想外、というかコンテンポラリーをやるとは思っていませんでした!音楽は「ボレロ」を思わせる繰り返しの続く曲で、ヴォイチェフ・キラールというポーランドの作曲家の作品とのこと。



踊りはなんとなくKate Bushの"Running Up That Hill"のオフィシャル・ミュージック・ビデオの踊りを思い出させるもので、もしかしたら影響受けてるのかしら?アフタートークで聞けば良かったなあ・・・

映画祭でよくアフタートークというか、上映後の質疑応答の通訳をするのですが、質問する人、勇気あるな〜〜、と今更ながら
感心しました!

映画祭月間10月を駆け抜けて、ホックニー展、横浜訪問。

2023-11-07 09:33:20 | 日記

東京国際映画祭、11月1日に無事に終わりました〜

夏のような陽気の11月、一体どうなってるんでしょう??


コンペ作品「TATAMI」

10月は山形国際ドキュメンタリー映画祭、東京国際映画祭、さらに何人かの映画監督の来日通訳やオンライン取材などが重なり、数十本の映画を見て、さらに家族の病院の付き添いなども重なり、いつもぼーっとしている私には珍しく多忙な日々。目はショボショボ、首肩、腰はゴリゴリで、マッサージや整体などに助けられて生き延びました(笑)


TATAMIのプロデューサー兼出演女優、ジェイミー・レイ・ニューマンさんと娘。

東京国際映画祭では、「TATAMI」というイスラエルとイランの映画史初タッグ、ジョージアで撮影という柔道女子選手の葛藤の話が圧巻でした!グランプリは逃したものの、女優賞、審査員特別賞とダブル受賞。私の周りでは「TATAMIはグランプリ!」とイチオシの人たちがたくさんいました。

https://2023.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3601CMP14


質疑応答中。司会は安田佑子さん。

この映画の質疑応答の通訳を担当しており、娘と夫が見にきましたが、二人揃って「すごい映画だった!」と喜んでました。モノクロで、最後まで緊迫した空気が途切れない力作です。監督は、イスラエルでの紛争のために一足先に日本を出た、とのことで映画が現実の延長であることを実感させられました。とてもいい映画なので、一般公開されますように!


「Ryuichi Sakamoto Opus」来年春公開予定だそうです!

坂本龍一の最後のパフォーマンスをモノクロで捉えたドキュメンタリー、「Ryuichi Sakamoto/ Opus」も素晴らしかった!
音が一粒ずつ体に染み込んでくるよう・・・。


司会はプログラミング・ディレクターの市山尚三さん。

この映画でトークをなさった役所広司さんの通訳も担当させていただきましたが、ご本人もお話も素敵。

https://2023.tiff-jp.net/ja/lineup/film/3605NCN07


「メドゥーサデラックス」イメージフォーラムで上映中。

https://www.cetera.co.jp/medusadeluxe/

なぜかA24のホラー/ミステリー映画監督の来日も続きました。
「メドゥーサデラックス」は、ワンショットで撮られて、グイグイ引き込まれる、「ゴシップミステリー」と名打ってるのがうなづける映画です。ヘアスタイルのコンテストが舞台で、美容師たちのゴシップと共に豪華絢爛なヘアスタイルも見ものです。


「Talk to Me」12月22日封切。

RackaRackaという有名なYoutuberの双子監督がとったこのホラー映画、なんとA24ホラー史上最高の大ヒットだったそうです。

https://gaga.ne.jp/talktome/

憑依体験をゲームとして楽しむ若者たち、もうそこからして私は「どっひゃ〜」なわけですが、最後もとんでもないわ、これ(笑)。監督たちもエネルギーに溢れ、喋りまくり、動きまくりで、おばさん通訳はついて行くのに必死でした(笑)。


11月17日封切。

JFK暗殺について、すでにドラマ仕立ての映画「JFK」を30年くらい前に作ったオリバー・ストーン監督ですが、さらに新たな証拠、証言をこれでもかと今度はドキュメンタリー映画に仕立てました。77歳とは信じられないエネルギーです!そしてオンライン取材でも、熱量が高くてお話が止まりません(笑)。

https://www.star-ch.jp/jfk-shinshogen/

政治的なドキュメンタリー映画ですが、見ているととても恐ろしくなる、ゾッとする、という意味では、心理的効果として
ホラー映画並みか、それ以上。何を信じればいいのか、と改めて考えさせられます。



終了日前にギリギリ駆け込んだ、ホックニー展、若い時から今に至るまでのかなりの量の展示で充実でした!
歳を経るごとに、だんだん絵が大きくなって行き、さらに明るく楽しくなって行く、いいなあ、どんどん突き抜けて行くんだろうなあ、と嬉しくなりました。



お友達のお家にお呼ばれしたついでに一泊しちゃった横浜。前回、娘につきあって「文豪ストレイドッグス」の「聖地巡礼」では夜景が見れなかったのですが、今回は堪能しました!



近代的なビルが並ぶ都会だけれど、海があって、風が通り抜ける広さが気持ちいい街です。



いつか横浜に住みたいなあ、と娘。将来楽しみにしてるよ、がんばれ〜!