アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

保護者会&面談、映画「ダンガル きっと強くなる」

2018-04-27 21:25:16 | 日記

いただきま〜す!

明日からゴールデンウィークです。
入学式から今日まで3週間しかたっていませんが、もう何ヶ月もたったかのよう。


ロールアイスにエディブルフラワーが飾ってあります。

1ヶ月前は、娘はまだシドニーの小学校に通っていました。
ちょうど先月の今日、東京に戻ってきたんですね。
そのあと数日保育園に通って、学童に数日通って、新しい小学校が始まった・・・


アイスをロールしてます。

最初の1週間は朝がとても辛そうで、私や夫がベッドからピリピリとひっぺがす感じでした(笑)。
第3週目の今週は、自分で起きるようになりました。


トーストにバターを塗る。

「外でお昼を食べるので、おにぎりのように食べやすいお弁当を持ってきてください」と学校からお知らせがあった時には、「自分でサンドイッチを作る」と
言い出し、いつもより早く起きてトーストにチーズとトマト、きゅうり、赤タマネギのサンドイッチを作っていました。



赤タマネギのみじん切りは夫があらかじめ用意しましたが、トマトとキュウリは基本的には自分で切ってました。



ついでに「ママにもお顔のトースト作ってあげるから、あとで食べてね」ともう1枚のオープンサンド(?)を作ってくれました!



先日、保護者会がありました。
校長先生、各科目の先生のお話、学年に別れての分科会、最後に外部の講師を招いての算数についての講義と盛りだくさん。

印象深かったのが、担任の先生が「そろそろ忘れ物をして『困った〜』という子供が出てきましたが、なるべく親御さんは手を出さないでください。
初等教育ではたくさん失敗して、そこから学ぶことが大事。親が忘れ物してないかチェックする方が楽ですが、そうしないで見守ってください。」とおっしゃったこと。


公園の鯉のぼり。

そのあと担任の先生と校長先生を交えて、両親との個人面談でした。
学校での様子は、どうやら私たちが抱いている印象と同じような感じで、少しずつ慣れてきて、楽しく過ごしているようです。



驚いたのが、毎週金曜日の1200メートル走を娘が完走していることや、街の探検では上級生に混じってちゃんと何時間もあちこち歩き回ったこと。

保育園の時には「すぐに疲れてしまうので、もっと体力をつけてください」注意されたことのある娘です。
一緒に出かけても「歩くのつまらない。疲れた。パパ抱っこして〜」とすぐにへこたれていたのです。


ネットから借用。「アンディ先生のマジックショー」を見てきました。

周りに引きずられて、走ったり、歩いたりしているのでしょうが、それで体力がついてくるなら大歓迎!
電車通学で鍛えられているところもあるかもしれません。


これもネットから借用。浮いてる、浮いてる〜!

たくましくなっていく(?)小学生1年生の娘と逆に、更年期の私はどうも体調が優れません・・・。

中耳炎がやっと治ったと思ったら、体があちこち痛くなったり、疲労感で辛い日がかなりあります。
何度か鍼灸治療を受け、さらにゲルマ温浴にオイルマッサージ、と続けて少し楽になってきたのですが、
疲労回復にずいぶん時間がかかるなあ、となんだか寂しいような、悲しいような。


すでに上映中です。

そんな情けない気分の中で見たこのインド映画、大いに笑って泣いて、なんだか元気になりました。

http://gaga.ne.jp/dangal/

この前見たインド映画の「バーフバリ」は超非現実的な(?)、でもそのど迫力がカンフル剤になっているような映画でしたが、
この「ダンガル きっと強くなる」も同じぐらいのパワフルさなのに、実話に基づいているというから、さらに驚き!


首折れそうで怖いんですけど・・・

インドの片田舎の村にすむ、かつて全国レスリングチャンピオンだった父は、生活のためにやむなくレスリングを諦め、
息子に夢を託そうとしますが、生まれてくるのは娘ばかり4人。そのうち二人が、近所の男の子を打ち負かしたと隣人たちに文句を言われた
のをきっかけに、この娘二人をレスラーに育てようと父のスパルタ教育が始まります・・・。


このお父さんの若い頃。若い時と50代の体型の違いを見せるために、27キロもの体重増減をしたらしい!

実話ベースでもフィクション仕立てなので、ものすごい悪役とかいじわるの仕方とかがね、漫画的というか少女漫画なのね。
昔のバレエ漫画で、ライバルのトウシューズに画鋲入れる、みたいなわかりやすい意地悪とか、一瞬笑ってしまうのですが、でも気がつくと
感情移入しまくっていてドキドキハラハラしてしまう・・・。

ゴールデンウィークにみる映画の1本として、オススメです〜!!


下校時、塀をよじ登る。

これまでより2時間早い生活を3週間続けましたが、ゴールデンウィーク中は少なくともガンバって早起きしなくていいので、気楽です。
どこに行っても混雑しそうだから、のんびり、だらだら、かなあ??

「ひめちゃんとおうくん」で早起き&「レディ・プレイヤー1」来日

2018-04-20 13:13:56 | 日記

折り紙兜を作って被る帰宅路。

小学校2週目が終わります。
おかげさまで娘は元気に通っています。


珍しくママと一緒に家を出た雨の朝。

夫も数年前にギブアップした日本語クラスを再開し、娘を学校に送った後、週2回は自分の日本語学校に通っています。
日本に住んで5年目なので、だいぶ耳が慣れてきたらしく「今回の授業は頭に入ってくる感じ」らしい。


お祝いでいただいたビーズ・キットで色々製作中。

朝早く起きるので、夜も今までよりもずっと早くベッドに入ります。
通学に1時間弱かかる娘は、学校でギリギリまで遊んで、電車に揺られて帰宅してご飯を食べてお風呂に入ったら、もう寝る時間。


可愛いビーズがいっぱいあるよ〜。

「iPad見たいんだけど〜」という娘に「早起きして学校にいく前に見れば?」と言ったら、
目覚まし時計をいつもより30分早くセットし、15分くらいリンリンとアラームを鳴らしっぱなしにした後、起きてきました。
「歯を磨いて着替えて、髪の毛とかしたらiPad見ていいよ」というと、さっさと身支度する娘。

iPadの威力、というか最近お気に入りのyoutube「ひめちゃんとおうくん」の威力、すごいです、眠気に勝たせるんですからね(笑)!
私には面白さが理解できないのですが、娘に早起きさせてくれるのでありがたや、ありがたや〜。


ネットから借用。プレミアの舞台にて。

さて、4月20日、今日から封切りのSF超大作「レディ・プレイヤー1」の来日があり通訳させていただきました。

http://wwws.warnerbros.co.jp/readyplayerone/

この映画の原作者が来日した時にも通訳させていただき、原作者もスティーブン・スピルバーグが監督する映像にかなり興奮していたのを覚えていますが、
確かに完成した映画をみると、バーチャルリアリティの映像、すごい迫力です!


ネットから借用。YouTubeのトークイベントにて。

80年代に10代を過ごした私は、あちこちに挿入されている曲を聞くだけでノスタルジーに圧倒されてしまう(笑)。
さらに懐かしのTVや映画キャラも出てきたりして、私はゲームをしないのですが、ゲーム好きなら、さらに垂涎ものなんだろうと
思いながら、見ておりました。


女優オリビア・クックとスピルバーグ監督。

この映画の設定は2045年。
人口爆発や資源枯渇などで現実世界がより厳しくになるにつれ、人々は「オアシス」という名のヴァーチャルな世界に逃避していきます。
実際に「オアシス」のようなものが出てくるのは、時間の問題だとスピルバーグ監督がおっしゃってましたが、その時の現実世界は
この映画のように荒んでいるのかどうか、ちょっと怖い気もします。


イベント会場から東京タワーが見えました。

ちょっと話がずれますが、ふとDeeper UnderstandingというKate Bushの曲を思い出しました。

As the people here grow colder
I turn to my computer
And spend my evenings with it
Like a friend...

ここの人たちが冷たくなるにつれ
僕はもっとコンピューターに向かうようになる
友達みたいに
夜を一緒に過ごすんだ・・・

この「レディ・プレイヤー1」という映画の中では夜だけでなく、ほぼ1日中過ごしちゃうんですよね。
まだ周りが浮かれている1989年に書かれた曲です、さすがKate Bush、予見的だわ、と単なるファンのつぶやきです、はい(笑)

小学校1週間で「帰りぐらい一人にして」&「ザ・スクエア 思いやりの領域」来日。

2018-04-13 15:16:11 | 日記

トンカチ初めて使ってます。

金曜日に入学式が終わって、週末明けて小学校生活が始まった今週、おかげさまで娘は元気に通っています。


お天気、お外でトントン箱作り。

あの、実はですね、その・・・これからちゃんとした小学校が始まるという月曜日の早朝、あれ、なんだかパジャマの袖が濡れてる??と
起きたら・・・一緒に寝ている娘が逆さまになって足が私の顔のそばにあり、その下のシーツに模様ができていて・・・
なんと懐かしの(?)オネショ。


箱にお絵かき。

保育園でしっかりトイレットトレーニングをしてくれたので、オムツが取れる頃にも1、2回しかおねしょをしたことがない娘です。
シドニーでいきなり小学校に途中から放り込んでも、平気で通っていた娘です。
以前何度かワークショップやサマーキャンプで通ったこともある学校で、娘も入学を大いに楽しみにしていたので、1時間弱かかる通学以外は
夫も私も全く心配していませんでした。

「もう6歳なのに」と泣きじゃくる娘をなだめつつ、「外からわからないけれど、よっぽど緊張していたんだね」と夫と私。
これまで2回、シドニーで小学校2つに数ヶ月通ったけれど、きちんと入学式をしたのは今回が初めてです。
いよいよ本番の小学校が始まる、という気持ちもあったのかもしれません。


おてて繋いで、帰り道。

なんだか私も緊張してきました・・・。

送り迎えをしている夫も、その日は「元気で学校の中に入っていったよ」とか「もう学校終わったけど、ギリギリまで残って他の子と遊びたいって」と
細かくレポートしてくれました。

でもね、それ以降は、朝起きるのが辛そうな以外、元気いっぱいです。
授業、と言っても、机に向かっている時間はあまりないらしく、これから学校で使う箱を自分(と保護者)で作ったり、学校の中や外の町の探検したり
しているようです。

毎日「授業」が終わってからも、学校からでなければならないギリギリの時間まで他の子達と遊んでいます。
昨日は、隣の駅から通っている姉妹と一緒に帰り、夫に向かって「みんなで帰るから、お迎えいらないよ」と言ったそうな。

さらに帰宅した娘が「行きはパパと一緒でいいけど、学校からの帰りくらい、一人にさせてよね」と言い放ったので、笑っちゃいました。

ということで、おかげさまで1週間目は無事にすぎました〜!


4月28日封切りです!

さて、娘がドキドキの1年生(?!)の間、「ザ・スクエア 思いやりの領域」というカンヌ映画祭で最高賞パルムドールを受賞した
スウェーデン映画の監督リューベン・オストルンドさんの通訳をしておりました。

http://www.transformer.co.jp/m/thesquare/

この映画、現代アートの世界を舞台にしていて、ハンサムでインテリな主任学芸員が主人公のシニカルでユーモラにみち、予想外な展開に、
「うわ、私もやりそう」と耳が痛くなったり、苦笑したり、人間って一体・・・と考えさせられる、そして見た人たちと話をしたくなる映画です。


司会の森直人さん、もう一人のゲストの菊地成孔さんと監督の3人で、トークショー。

前作「フレンチ・アルプスで起きたこと」「プレイ」もシニカルな映画だったので、シニカルな監督かと思ったら、とても気さくでユーモラス、かつ
サービス精神にみちた方で、通訳しながら、大笑いしたり、「そうなんだ〜」と感心したり、楽しかったです!

今週からいきなり早寝早起き生活が始まり、保育園時代の2時間早い起床時間になりましたが、先月27日まで、東京より2時間早いシドニーにいた娘は
割とすんなり早寝早起き。シドニーにいた時と同様、お弁当と送り迎えは夫が基本的に担当してくれることになり、夜遅いトークショー通訳の後は、
ベッドにいたまま娘を送り出すワタクシ。
相変わらずぐうたらな母親でございまする。

女神山から下山して中耳炎のまま、小学校入学式とイースターランチ。

2018-04-08 00:20:47 | 日記

長〜い入学式の1日、終わったよ〜!

東京はもう葉桜になってきた昨日、娘の小学校の入学式にいって来ました。



1年生総勢9人、全校生40人足らずの小さな学校で、入学式には在校生の保護者も参加してのアットホームなお式でした。

第一部は普通に校長挨拶があって校歌斉唱して、在校生も挨拶して、みたいなお式。第二部は在校生の皆勤賞授与から始まり、
車座になって生徒や先生、スタッフのみならず、保護者も全員が自己紹介をするというもの。



そのあとの懇親会パーティーは、在校生の保護者の方の手作りのカレーやらトルティーヤ、ケーキなど心づくしの手料理をみんなで
いただきながら、おしゃべり。生徒たちは上の会でなにやらお話をして、10時から始まったこの日、終わったのが午後3時45分。
いきなり長い1日でした。

最初は緊張していた娘も、1日が終わる頃には「4時半まで学校にいていいんだって。もっといたい!」と言い出すほどリラックスして
おりました。

月曜日から朝早いですが、楽しくなりそうです。


1週間遅れのイースターランチ。

入学式で、楽しくも疲れたのですが、次の日の今日は、毎年恒例の「夫がポーランド料理を作る」イースターランチ。



もう何度も作っている、煮込んだキャベツやお肉の煮込み料理のビゴスや、鳥の足を煮出してお肉や卵、お野菜を入れたゼラチン寄せのガラレタ、
さいの目に全て刻んだサラダなどと共に、今年新たに夫が挑戦した
プルーンを巻き込んだポークローストや、ほうれん草とドライトマト、チーズを巻き込んだ鶏肉のロールのサワーチーズクリーム添えなど
などたくさんのお料理でした。



でね、みんなに一番好評だったのは、ポーランドから送ってもらったインスタントスープの素をお湯で溶いて、あらかじめ炒めたソーセージやゆで卵などを入れただけのバルシチ(笑)。

いずれにしろ、何日も朝早くから夜遅くまでのお料理をしてくれた夫に、大感謝、お疲れ様でした!



さて、今週の頭まで、長野の山奥に出張しておりました。



以前は1年になんども訪れていた女神山ライフセンターに、9年ぶりに訪れて、日本での設立15周年のパーソンセンタード表現アートセラピー研究所が
主催する、大元のアメリカの研究所の先生をお招きしての合宿の通訳をさせていただいたのです。



この先生は、私がアメリカにいた時にこの研究所のコースを修了するまでお世話になった先生でもあり、日本でこのコースを教え始めの
15年前からずっと日本では私が通訳させていただいている方なので、久々にお会いするのがとても懐かしくて嬉しい。
参加者の方々も、10年ぶりくらいにお会いする人々がたくさんいらして、同窓会のお祭り気分!

同時に表現アート、というか非言語表現がす〜っと意識を通り抜けて、潜在意識のような部分に触れてしまう力に、改めて驚かされます。
さらにパーソン・センタードというアプローチを使って「安全な場」ができた時の、その「場の力」にも。



いつもは通訳するときにはメモを取りまくるのですが、なぜかこの合宿では全くメモを取らないで通訳します。参加者の言葉はウィスパリングなので
メモはもともと不要ですが、講師の先生の言葉は逐語訳で、ときに長くお話になるので、通常の私ならメモがないととっても通訳しづらいはずです。



でもこの合宿、いいえ、この表現アート周りの通訳は、自分でも勉強し、ワークショップをはるか昔数回開いたことがある分野だから、
長年教えてもらったりよく知っている先生だからなのか、メモがいらないし、メモを取る行為が何か邪魔になる気がしてしまうのです。

私自身慣れ親しんだコースに半分参加して、様々な表現アート、ドローイングや粘土、コラージュ、ムーブメントをする時間があるから、かもしれません。
そういった非言語表現手段を通じて、自分を気持ちや状態を表現していくと、普段の意識的な言語世界から潜在意識に入っていくような感覚があります。



自分がある種の変性意識状態にあるとき、そして周りもそういう状態であるときに行われる言葉のやりとりには、話される言葉以上のものが
とても大きく、それはメモに取りきれないもの、なのかなあ??



自分が後で見るために、evolving artの連作を並べておきます。1枚さっと描いて、それを受けて2枚目を描いて、それを
受けて3枚目を描いて、というのを繰り返します。これ全部で20分かからないくらいだったかも?












セッションによっては、参加せずに通訳に徹することもあります。通訳しつつ、半分ワークに参加しつつ、みたいな
状態でいると、出てきたものについてゆっくり振り返る時間がないのですが、それでも毎回「あ、このことだったのかも!」
という発見があるのです。


2回目のアートワーク。紙粘土と薄紙、ビーズなどを使って。


3回目のアートワーク。陶器粘土に松ぼっくり、お面、絵の具などで。


お茶のコーナー。いつもおしゃべりはここで。

朝食後すぐのセッションから夕食後のセッションまでの通訳をして、以前は夜遅くまでみんなで踊ったりしていたのですが(笑)、さすがに10年経つと体力が衰えて踊る体力はありませんでした。でも同窓会のノリで、おしゃべりは遅くまでしておりました。



さらに、山奥で朝晩の寒さもあり、もしかしたら何かの花粉のアレルギーもあるのか、合宿中に風邪をひき、帰りの新幹線のトンネルで
耳がおかしくなりました。



変だなと思いつつ帰宅した夜、娘も「耳がエアポケットみたいなの」というので、慌てて次の朝、耳鼻科を訪れたら
二人とも「滲出性中耳炎」だそうで。

ちなみに夫は何ヶ月も「滲出性中耳炎」を患い、両方の鼓膜に穴を開けたり、チューブを入れたりして大変でした。
ようやく治りかけた頃にシドニーにいき、自然のオイルのみ使っていたら、耳鳴りや閉塞感がなくなってきたそうです。
今は、まだ少し耳鳴りなどがあるようですが、だいぶいいそうです。



おかげさまでよくなってはきましたが、一体全体、程度の差はあれ、親子3人して滲出性中耳炎とは。
なんなんでしょうねえ??