アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

イースターランチ、木登り、アヌシー映画祭、小松葉月展

2019-04-24 11:39:26 | 日記

7歳、9歳、107歳、庭で採れた夏みかんとともに。

また今年もイースターがやってきて、また夫が奮闘してイースターランチを開催しました。


ではそろそろ始めましょうか?

ポーランドのクリスマスイブ、ビギリアと違って、お肉なし、というルール(?)はないらしいのですが、復活祭ということで
卵料理をたくさん用意しました。


まずはパン、塩、ゆで卵をいただく、儀式(?)を最年長者から。

ポーランド料理の定番、ビゴス(豚肉や牛肉、ソーセージなどとザワークラウトや生のキャベツ、マッシュルームにプルーンなどを何日もかけて炒め煮したもの)に始まり、ゆで卵のファルシー2種類、ガラレタというゆで卵と鶏肉と人参、グリーンピースのゼリー寄せ、スモークサーモンとクリームチーズをほうれん草のクレープで巻いたもの、ドライプルーンとアプリコットを詰めたポークロースト、ドライトマトとほうれん草のチキンロールにチーズソース。茹でた野菜やゆで卵をさいの目にしたサラダ、グリーンサラダにブロッコリー主体のサラダ。チーズ数種類、パテ。お店で買ったイースターのプチフールにメロンにいちご。
毎回登場していたジュレックという、小麦粉を発酵させた白いスープは今回お休み。


これから煮込んでコラーゲンたっぷりのゼラチンをとります。

今年でイースターランチ、5年目かな、毎回母や叔母達に好評なのがガラレタです。
美味しいから、ではなくて、鳥のあしをグツグツ煮込んでコラーゲンたっぷりなので、お肌への効果への期待から(笑)。


たくさん食べた後は木登り?

東京の家で初めてイースターの用意してくれたのは、オーストラリアから遊びに来た義姉です。
成田から到着した直後に料理を始め、総勢10数人分のイースターブレックファーストがその数時間後に用意されたのでした!

義姉が持参したウォッカを木苺のシロップで割ったものを乾杯用にみんなに振る舞い、その後ワインも赤白何本も開けて、みんなしたたかに酔ったのですが、
それから毎年酒量が減り、ウォッカでの乾杯は2、3年目に姿を消し、今年は大人8人いて、乾杯のスパークリングワイン1本と白ワイン1本半空いたのみ。
ちょっと寂しい・・・。


ウォーリーをさがせ!?

イースター前後、娘は木登りに興じておりました。
保護者会の後、学校の近くの公園で木登りしているのを見たら、かなり高いところまで登っていた。



去年の頭に少しだけ通ったシドニーの小学校で、放課後に木登りしていましたが、地面の少し上をチョロチョロしていただけ。



「東京の小学校に入ったら、放課後に木登りなんてできないだろうなあ」なんて去年の1月頃には思っていたのですが、
全く予想が外れました(笑)


ネットより借用、アヌシー国際アニメ映画祭2019「日本アニメーション特集」記者会見の登壇者たち。

ところで、先週、アヌシー国際アニメ映画祭の記者会見が旧日仏学院、アンスティテュ・フランセ東京で行われ、日英の通訳をさせていただきました。
フランスのアヌシーで毎年開催されている、アニメ映画祭としては世界最古で最大規模であり、宮崎駿や高畑勲を始め何人もの日本のアニメ作家が色々な賞を
受賞しています。

https://www.annecy.org/home


中庭にあるレストラン、ラ・ブラスリーにてレセプション。

今年は20年ぶりに日本が名誉国として選ばれ、たくさんの展示や上映が企画されており、とても見応えありそうです!

https://eiga.com/news/20190418/15/

6月10日から15日に開催されるアヌシー国際アニメ映画祭、行ってみたいなあ。


小松葉月さんと作品。

4月7日に終わってしまった展覧会なのですが、銀座の柴田悦子画廊で行われた小松葉月展にノックアウトされました!

http://shibataetsuko.com/wp/



お友達がフェイスブックに投稿していたのを見て、とても興味を持ってこの画廊を訪れたのですが、来てよかった!
実物の迫力たるや、ハラワタに響きます!



古布と陶器で作られた様々な形のニコちゃんマークがおりがなす、海底のサンゴ礁のような、あるいは内蔵のような空間は、文字通り圧倒的で息を飲みます。



ある種アウトサイダーアートを思わせる、原初的なパワーのある作品ですが、画廊にいらした小松葉月さんご本人は、
ささやくような優しい声で穏やかにお話をなさる、清楚な若い女性で、色々聞いてみたら、小学校から高校まではお嬢様学校として
知られる女子校育ちで、多摩美大、大学院で作陶を専攻なさり、岡本太郎賞特別賞を受賞されたという経歴をお持ちです。




作品と本人のギャップも面白くて(?)、2度目に娘を連れて行きました。
ものすごい迫力に怖気付いた娘は、私の後ろに隠れておりましたが、小松葉月さんが優しく話しかけてくださると、
ベラベラといろんなおしゃべりを始めました。

先にデザインしたりプランしたりせず、手を動かしていくとこういうものができてしまう、と小松さん。
「私にとってたくさんの小さな顔を作ることは、マイナスなことをプラスに変えてくれる大切な手段です。
これで悲しくてかき消したい出来事も前向きな強さに変わると信じて作り続けています」とおっしゃる真摯な誠実さ。

「次の展覧会も是非おしらせくださいね」とお願いしました。
1991年生まれの小松葉月さん、これからが楽しみです!

桜風呂や皆勤賞、「セララバアド」に「プリンセス・ポパイ」。

2019-04-16 15:58:44 | 日記

子供のアトリエにて鋭意(?)制作中。

ようやく暖かさが安定してきたかな、と思うと桜は終わってしまいます。


お風呂場から見た桜。

我が家の花見ベストスポットはお風呂場で、ハラハラと湯船に桜の花びらが落ちてきます。


入浴剤入れすぎて超ピンクなお湯に桜。

花びらを浮かべて明るいうちにお風呂に入り、窓から桜を堪能するのは、ちょっとした温泉気分です。


どっさりの花びら!

娘が「もっと花びらが欲しい」といい、沢山集めてどっさり湯船に入れました!
お姫様気分で湯船に浸かっているときは素敵なんですが、お湯から出るときに体に花びらが貼りついて、ちょっと面倒(笑)。
さらにお湯を流すときにもつまりそうなので、花びらを全部拾い集めたのですが、これも大変でございました・・・
風流も手間がかかりまする(笑)。


お花、よりどりみどり!

少し前に、日比谷に行ったら、ミッドタウンの広場でお花の円陣のインスタレーションがあり、「ご自由にどうぞ」とビニール袋が
用意されていました。
もちろんしっかりいただいてきました(笑)!


ペットボトルに入れて、お持ち帰り。

沢山の女性たち(何人かの男性も)が山のようにお花を選んで、抱えきれないほどの花束にして持ち帰っていました。
とってもラッキーな気分でホクホクしておりましたが、果たして一体なんのイベントだったのか・・・??


桜のトンネルのディスプレイにて。

そのあと、銀座を歩いていたら、ちょっとした桜のトンネルのようなディスプレイがありました。
桜の時期は、本物の桜以外にもいろんなサクラが現れますね(笑)


地面に落ちた桜の花びらにもちょっとドキドキ。

始業式に続き、入学式が行われました。なぜか娘が通う学校では、入学式パート2で、皆勤賞の授賞が行われます。


皆勤賞のメダルと表彰状いただきました!

娘も皆勤賞をいただき、ホクホクでした!まあ、でもね、本当の功労者はパパだと思うのですが(笑)、本人の励みになった
ようなのでよかったです!インフルエンザにかかったのが、ちょうど学校閉鎖時期だったのもラッキーでした。


入学式後の懇親会にて。

私は皆勤賞をもらった記憶がどこにもないので、もらったことがないんだと思います。
幼稚園の時は体が弱くて、イベントがあるたびにお休みしていたし、その後も、熱を出して寝込んだ自分のイメージが記憶に
あるので、ちょこちょこ休んでいたんでしょうね。

おかげさまで、娘は比較的丈夫なので、このまま元気に育ってくれますように!


メニュー、切り絵で可愛い。

ところで、キャンセルが出たから、とお友達に誘われて、前から行ってみたかった「セララバアド」というレストランに行ってきました。

https://www.celaravird.com/

エル・ブジやノーマで修行したというシェフが開いた、北欧風インテリアでカジュアルな雰囲気の中、とても繊細で独創的、かつプレゼンテーションが
楽しいお料理を少しずつ色々いただくデギュステーション・メニューのお店。沢山のお料理が出るので、一つ一つのポーションは少なくても、お腹も心も
しっかり満たされます。


枝とそこに巻きついたものがいただけます。

メニューにあるバーコードを読み取ると、ペアリングの和歌も出てくるという趣向です!
「世の中にたえて桜のなかりせば、春の心はのどけからまし」から始まり、教科書で習ったようなよく知られているものもあり、知らなかったのもあり、
これもペアリングの飲み物同様、お食事をさらに楽しませてくれます。


ペアリングの菩提樹の葉の香りのオレンジジュース。

ペアリングには、最近ややお酒に弱くなってきた私は、昼間だったこともあり、ノンアルコールを注文したのですが、これまた凝ったお飲み物の数々で
感心しちゃいました。


アミューズの数々。

お友達がアルコールのペアリングを注文したので、日本酒や日本のワインなどを一口ずつ試飲させてもらえたのも、楽しかった〜。


さあ、どれが石ではないでしょう??


答え(笑)。

ふふ、こうやってゲームみたいに遊べるお料理もあるのですよ。
ぱっと見だと、全部石に見えますよね?


個別のポットで焼かれたパン、一人分。






このまま食べる!?


いいえ、中に隠れてます(笑)。


マテ茶用のストローで、ディルとりんごと昆布ジュース。




霧が晴れたらお料理が見えます(笑)




ブリキのおもちゃ箱に入ったマカロンなど、テーブルによって箱が違います。

お値段はお安くはないけれど、これほど楽しめるなら、コストパフォーマンスとしては悪くない、ということで予約がなかなか取れない
お店のようで、私もお友達が誘ってくれなかったら、予約できないままでいたかも。どうもありがとね〜!!


パンケーキ、デコレーション中。

先週末、パンケーキを焼いて、と娘からのリクエストがきました。どうやらデコレーションしたいらしい。
お店でホイップクリームを買って、一生懸命ホイップしたのに「チーズくさくてやだ!」。
よく見たら「カロリー半分」とかって書いてあったから、何か入っていたのかもしれないけれど・・・。


お店ごっこ、「どうぞ!」。

パパは美味しく食べてくれたので、クリーム大サービスしました。
お腹を気にして、「ダイエットしなくちゃ」と言ってる夫ですが、ま、明日からってことで(笑)!


これ美味しい!とモリモリ食べてるのは、プリンセスポパイという名のホウレンソウ。

先日、たまたま谷中を歩いていて通りかかった、小さい八百屋さんとレストランが一緒になったようなお店、OKATTEに入ってみたら、
元気な有機野菜が沢山並んでいました。

https://okatte.jp/

「ぜひこのほうれん草、試食してください!私が作りました!水耕栽培で、全く苦味がなくて、子供も喜んで食べます」とお店にいた男性に熱心に
勧められたので、一口食べたら、「!」
ほうれん草じゃないみたい!
本当に苦味がなくて、肉厚のレタスというか、なんとも食べやすい、ちょっと甘ささえある葉っぱなのです。

買って帰って、娘に食べさせたら、「美味しい!また食べる!」と大喜び。緑の野菜はブロッコリーとかレタス、きゅうりくらいしか食べない
のですが、このほうれん草「プリンセス・ポパイ」もリストに入りました。

桜風呂に、プリンセス・ポパイとお姫様気分が続きましたですよん(笑)。

「くまのプーさん」&「ミリキタニは猫」展、お花見散歩、春休み終わり!

2019-04-04 16:56:43 | 日記

「ミリキタニはネコ」展で一番のお気に入りの絵と。

気がついたら4月になっていて、新しい元号が発表になり、明日は始業式、娘は小学2年生になります。


ミッドタウンの桜。

桜の季節は、お花見にソワソワするだけでなく、いろんな新しいことが始まるソワソワもありますね。


「くまのプーさん」展にて。

娘の通う小学校の英語プレゼンで、1年生は「くまのプーさん」の作者、A.A.ミルンの詩を暗唱しました。

そのプレゼンの後、「くまのプーさん」の本を寝る前に少しずつ読み聞かせていたら、たまたまアマゾンプライムで「グッバイ・クリストファー・ロビン」というA.A.ミルンについての伝記映画を見つけたので、娘と一緒に見ました。

と、思っていたら、渋谷の文化村で「くまのプーさん」展をやっていると知ったので、これまた娘と二人で見てきました。

「なんだか『くまのプーさん』どんどん集まってくるね」と娘。
確かに映画や展覧会、と面白い偶然が続きます。



展覧会は、入場するまで30分ほど並び、さらに展覧会場もなかなか作品がゆっくり見れないほどの混雑でしたが、子供よりも大人の方がずっと
多いんですね〜!若い女性や中高年の女性が大半で、たまに6、70代と思しき男性のひとり客もちらほら。

最近の子供は「くまのプーさん」あんまり知らないのかなあ?

鉛筆で、あるいはペンで描かれた絵は、今まさに読んでいる本の挿絵なので、90年くらい前のものなんですが、
なんだかすごく身近に感じられて嬉しくなります。
また、写真も何点が展示されており「へえ、こういう人だったんだ!」「こんな感じだったんだけ」などとこれまた
興味深い。

私自身はもともとプーさんの大ファンだったわけではないのですが、このタイミングだからこそ楽しめた展覧会でした。


「ミリキタニはネコ」レセプションで、色々食べたら、歯がグラグラ。

さて、新宿の全労済ホール、スペース・ゼロで「ミリキタニはネコ」という展覧会が4月12日まで開催されており、レセプションパーティーに娘と
お邪魔してきました。

http://nekonomirikitani.com/theaters.html#date20190402

ニューヨークの路上に住んでいた画家ジミー・ミリキタニを、本作の監督が9・11の後自宅に招き入れたことから始まり、この画家のそれまでの人生を
解き明かし、失われていた家族との絆も再び結ばれ・・・といった、ある種の奇跡的な旅路を描いたドキュメンタリー映画「ミリキタニの猫」に描かれたジミー・ミリキタニの絵、原爆や第二次世界大戦時アメリカにあった日系人収容所や猫や鯉など、をこれまでになくたくさん展示した展覧会です。



この映画のプロデューサーが知り合いだった関係で、アメリカで完成してほどなく日本で行われた試写を見せていただき、深く感動したのを覚えています。



その後、東京国際映画祭上映された時、またその後日本で配給された時に来日した監督のリンダ・ハッテンドーフさんの通訳をさせていただいたという
ご縁の深いこの映画、何度か形を変えて開催された展覧会にも伺ったことがあります。


同じヒョウ柄つながり(?)でこの絵も好きらしい。

数年前に同じ場所でやはりジミー・ミリキタニの展覧会が開催され、娘もレセプション・パーティーに連れて行ったのですが、全く
覚えていなかった(笑)。ただジミーの絵は、なんとなく覚えていたようですが。

映画「ミリキタニの猫」もまた田端や下北沢などで上映するようなので、まだご覧になってない方はぜひ!


六本木一丁目の駅で。

昨日は、やはり数年前に娘も連れて一緒にお花見をした大学時代の友人と、また一緒にお花見散歩をしたのですが、
これまた娘の記憶には残っていませんでした(笑)。


ミッドタウンの桜を見ながら。

子供は覚えるのも早いけれど、忘れるのも早いですねえ、ほんと!


六本木ヒルズを向こうに青山霊園の桜並木。

お天気はとてもいいけれど、かなり花冷えのする中、真冬のダウンコートを着込んで六本木のミッドタウンから青山霊園、神宮外苑あたりをつらつら散歩しました。
ちょうど満開といっていい桜を見ながら、話すのは親世代の病気や不幸の話が多いのは、50代という年齢もあるのでしょう。


外苑前近くの公園で。

二十歳そこそこから知っているので、30年以上のお付き合い、人生いろいろあるよね〜と詳しく説明しなくてもわかるのは、ありがたいことだなあ、
なんて思うのは、黒々とした太い幹にいかにも儚い、淡いピンク色の花びらを湛えた桜の魔力かもしれません。


チョコバナナ美味しい!

さてさて新学年が始まります!頑張って、楽しんで、いきましょ〜!