アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

幸ちゃん、富士急ハイランドと河口湖に行く。

2023-08-24 14:42:00 | 日記

富士急ハイランドの手前、リサ&ガスパールタウンにて

「富士急ハイランドに行きたい!文豪ストレイドッグスとコラボしてるから!」という娘の希望で、また「推し活」に付き合うことにしました。


「文スト」のキャラクター等身大パネル

でもね、富士急ハイランドです、絶叫マシンで有名な!そして、夫も私もジェットコースター大嫌い人間。どうするんだ!?


幸ちゃんと文スト(?)

調べてみると、12歳で、身長があれば、一人で乗れる乗り物がほとんど。さらに年齢制限は上限も含み、54歳以上不可な乗り物もあります!よし、上限にひっかかる、という「乗らない言い訳」ができた(笑)。


キャリーバッグの手に顔を巻き付け、安全ベルトのつもり??

ということで、富士急ハイランドに向かったのですが、今回は我が家の犬、幸ちゃんも連れていくことにしました。
前回長野、山梨の旅で、ペットホテルに前後も入れて6泊預けたから、ちょっとかわいそうな気がして。

でもね、これが大変でした!
いつもはキャリーバッグにすんなり入るのに、今回は抵抗しまくって、噛んだり、吠えたり大騒ぎ!
最初は娘、そして私、最後に夫がトライをしてうまくいかず、しばらく休んでから再トライ(笑)。
どうにかバッグに入れて、車に入れたものの、富士急ハイランドに着くまで、目が合うと「う〜〜」
と唸る。


到着!

「こんなに大変ならペットホテルに預けた方が良かったのかも」などと後悔したり、「キャリーバッグへの入れ方が
悪かったんじゃないか?」と反省したり、道中、なんとなくどんよりした感じ。



到着した富士急ハイランドは、かなりの混み具合。
あらかじめ調べてはいましたが、人気の乗り物は180分待ちとか120分待ち、人気がなくても40分待ち。
一泊予定ですが、お昼もかなり過ぎて到着してるから、たいして乗れません。あまりその辺考えてなかった。


ベンチで大人しくおやつを齧る幸ちゃん。

途中で大雨が降って、乗り物が止まっている時間もあり、犬は店内に入れないので、屋外の屋根のあるところで、幸ちゃんと私は寄り添って雨宿り。出発前のキャリーバッグ騒ぎで、なんとなく不信感が漂っていたのが、解消した気がしました(笑)。


鉄骨番長

娘は80分待ちの、怖くなくて楽しかった「鉄骨番長」という乗り物と、ギネス記録の回転数を誇る(!)180分待ちの「ええじゃないか」という乗り物に乗りました。午後8時までオープンしていますが、2時間待ちの乗り物は6時には締め切ってしまうので、結局娘は2つ乗っただけで終わり。

私と幸ちゃんは雨宿りとお散歩し、夫は娘の代わりに乗り物の列に並んで、あとはご飯を食べて富士急ハイランドを後にしたのでした(笑)。


娘発見(笑)

河口湖近くに借りたairbnbに到着する頃には、なんだかぐったり。
でも、新築のお家で、広々としていて、幸ちゃんもあちこちクンクン、ウロウロして、好奇心いっぱい、
ご機嫌もなおってきたみたい。
簡単な夕食を作ってゆっくりいただき、お風呂に入ったり、テレビを見たりしている私たちのそばで、幸ちゃんも
なんとなく慣れて来てる感じ。でも、すぐに「う〜」と唸るので、私たちは怖くて触れません(笑)。


窓から富士山!

朝になって、窓を見たら、富士山が見えた!嬉しい!



一晩たって、幸ちゃんも元気で、お庭を走り回っています。すっかりご機嫌良くなったようで、触っても平気です(笑)。


遊んで、とばかりにおもちゃを持ってくる。

富士急ハイランド後からは、キャリーバッグに入れずに、シートに座らせることにしました。



途中から、キャリーバッグにぴったりくっついてる。だったら中に入ればいいのに(笑)。



河口湖に行ってみました。



以前訪れた時にラベンター畑があったと記憶していたのですが、大石公園だったかな?
行ってみたら、ありました、ありました!
車のドアを開けたとたんに、ラベンダーのいい香り。



辺りをお散歩してみます。お天気が良くて気持ちがいい!





東京よりずっと涼しいですが、日差しがかなり強く、地面は熱そう。幸ちゃん、河口湖で少しだけ水遊び。


青バラとラベンダーのミックス・ソフトクリーム。いい香り!

帰りの道中、幸ちゃんは静かに座っていました。
以前、鴨川に連れて行った時は、車の中で、つまりキャリーバッグの中で、一度ずつ嘔吐してましたが、
今回は行きも帰りも何もお粗相なしでした。


ちょっと眠ったりして。

文豪ストレイドッグスとコラボしている富士急ハイランドに行く、という娘の「推し活」に付き合うという名目でしたが、
実際は幸ちゃんのお泊まりトレーニングだったかも・・・?

それにしても、この大騒ぎ具合、娘が赤ちゃんの頃の旅行が思い出されました。
ミルクやおむつや着替えなど、荷物が多くて、道中、ぐずらないかと気掛かりで・・・。

ただ、すでに一人で荷造りしたりして手がかからなくなった娘と違って、幸ちゃんはいつまでも自分で荷造りなどできないところがミソですねえ(笑)。

映画「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」&涼しかった大町と小淵沢。

2023-08-15 16:27:50 | 日記

長野県大町市の権現山にある「平和観音」さま

朝、かなり過激な成人指定コメディ映画の取材通訳をした後、「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」を見に行きました。



何も知らず、読みもせず「シモーヌ・ヴェイユって哲学者じゃなかったっけ?」くらいな気持ちで、でもなんとなく気になって行ったのですが・・・アウシュビッツに収容されたことのある政治家で、女性初の欧州議会議長に選出され、強力な反対派を退けて中絶法を勝ち取り、移民やエイズ患者、刑務所の囚人など弱者の人権のために闘ったフランス人に最も敬愛された政治家の話で、ものすごく感動してしまった・・・!

https://simonemoviejp.com/

晩年、回想記を記す形で、収容所での凄惨な体験を思い出し、また若い時から、父に抵抗し、夫や世間と闘いながら弁護士になり、さらに政治家として弱者のために闘い続ける姿が描かれます。普通なら打ちのめされるであろう経験が彼女の力の源泉であり、その姿に妙にセンチメンタルな感動を覚えたのでした。


小淵沢にて。

そして「ああ、今日は終戦記念日だった」と改めて思い出しました。


長野県大町市の権現山の麓にあるペンション、カントリー・イン・キャンプ。

1週間ちょっと前に、娘の恩師を訪ねて長野県大町市に行ったとき、たまたまお散歩をしていて見つけた「平和観音」という名前の小さな観音様の下に「平和民主人権」という言葉が書かれており、ちょっと驚いたのでした。観音様の裏に、第2次世界大戦で亡くなった人々への鎮魂の言葉が書かれていました。


ペンションの窓。

父方の祖父がインパール作戦でタイの北部、当時は陸軍病院として使われていたお寺で亡くなったことや、夫の父がポーランドにやってきたドイツ軍に強制労働者としてあちこちで働かされたこと、夫の両親が住んでいたエリアは戦後、ロシア領になったので強制移住させられたこと、などを改めて話したのでした。


栂池自然公園

夫の出身はポーランドで私は日本、第2次世界大戦では敵国だったんだね、などと話しながら、今こうやっているのが不思議でありがたいことだとしみじみ実感しました。過去のいろんなことが少しでも違っていたら、今私たちはここにいないよね、と。



長野について2日目に、夫と私は栂池自然公園に散策に行き、娘は恩師と映画「君たちはどう生きるのか」を見に行きました。


栂池自然公園に至るロープウエイ。

「二人でゆっくりおしゃべりしたいから、ついてこないで!」と言われたのです、はい(笑)。


ペンション、2階から見下して。


ペンションの朝ごはん。

先生と映画を見た後で、「窓際のトットちゃん」の学校を模した電車の教室を見に行ったそうです。


ちひろ美術館のお庭にあります。

そう、娘が今通っている学校は、トットちゃんの学校に似ています。自分でも「窓際のトットちゃん」を読んだ後に
「うちの学校みたいだ」と言ってました。


浴衣祭りに行くので浴衣姿の娘。

そのあとで、先生のお家にお邪魔して、「旦那さんにも会ったよ。旦那さんのせいで先生も長野に引っ越さなくちゃいけなくて、学校やめたから恨んでいたけど、すごくいい人だったから許す」ことにしたそうです(笑)。


ペンション近くの西丸震哉記念館

そうだ、このペンション、カントリー・イン・キャンプはとても雰囲気のある素敵なログハウスで、ご飯もとても美味しかったです! オーナー夫妻がアーティストでいろんな作品があちこちに飾られており、近くでギャラリーもなさっています。



ペンションのホームページ
http://cicamp.net/

麻倉アートギャラリー
http://asagura.com/about/


麻倉アートギャラリーのカフェ。


近くにある木崎湖。

大町の後に、小淵沢に行きました。


小淵沢にて。

108歳で亡くなった祖母の故郷であり、叔母たちが毎年夏を過ごすので遊びに行きました。


壁に貼ってある祖母の短歌

4、5年ぶりに訪れた小淵沢は、少し変わっていました。馬を飼っているお家が周りにいくつかあったのですが、馬がいなくなっていました。



近くにある林は、年々開拓されて少しずつ小さくなっていて、今回も前回よりさらに木が伐採されていました。



いつものお散歩コースを歩き、馬がまだどこかに残っているのではないかとウロウロしていたら、呼び止められました。
話してみると、なんとポーランド出身だそうで、慌ててポーランド出身の夫を呼び出し、紹介しました(笑)。



小淵沢は朝晩寒いくらいです。大町と高度はさほど変わらないのに、風通しがいいところに叔母たちの山荘があるから
でしょうか?


網戸に蛾。撮影by娘。

近くに会ったアウトレットモールやスーパーは閉店してしまったそうな。コロナの影響でしょうかね。
でも新しいレストランができたりもしている。


今回は入道雲は見えなかったな〜。

山があって田んぼがあって入道雲がある。私の夏休みのイメージはそういう風景です。
小淵沢に良く来ていたので、ここの風景が夏休みのイメージに直結してしまったのでしょう。
まだ数回しか小淵沢に来ていない娘も同じだとか。
よく聞いてみると、学校で作っている田んぼや、毎年サマーキャンプをするところがこの近くで、似たような風景とのこと。


シロップ混ぜすぎてぶどう色になったかき氷。

小淵沢育ちだった祖母は、女学校を出てから北海道の学校を出て教師になるはずが、それが嫌で小淵沢にもどり、小淵沢に
いづらくて、東京にいた姉を頼って上京し、高島屋に就職して、年下の祖父と恋愛結婚したのでした。
結核で戦争途中で帰ってきた祖父を、祖母は自分の着物を売ったりしながら看病したそうです。



疎開先は最初は祖父の故郷の仙台(福島に近いくらい南ですが)で、そこでお姑さんとソリが会わずに自分の故郷、小淵沢に子連れで戻ってきた。「やっぱりな、仙台は長続きしないと思っていたよ」と祖父に言われた、と祖母は笑いながら話してくれました。



今日は8月15日。終戦記念日。そして、我が家のアイドル(?)、チワワとパピヨンのミックス犬、幸ちゃんのお誕生日もあります。