アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

小学6年生、帯状疱疹のちインフルエンザ感染。「マリア 怒りの娘」、「SHOGUN」、「コット始まりの夏」

2024-02-28 13:36:43 | 日記

玉乗り練習中(?)のこうちゃん。

もうそろそろ3月なのに、なんだか寒いです・・・。雪が降ったと思ったら、20度を超える日があったり、寒暖の差が激しすぎる!


バレンタインのチョコレート。家族でやりとり。

娘の受験が終わったと思ったら、何やら蕁麻疹ができて痛いと言い出しました。家にあった薬を塗っていても、治りません。
「学校の先生に、帯状疱疹かも、と言われた」と娘。小学6年生で??


表現アートピアグループで作ったバレンタインのハート。結構可愛くできちゃった(笑)

次の日、あまりに痛みがひどくて学校に行けない、と言うので皮膚科に連れて行ったら、帯状疱疹という診断!
「小学生でも罹るんですね!」と言ったら、「お嬢さん、水疱瘡やったことがありますよね?だったら体内にウィルスが
残っているので、免疫力が落ちているとかかりますよ。受験で疲れたんですね」とドクターのお答え。


夫から結婚記念日のお花。実は私、すっかり忘れていました(笑)

いやはや、中学受験でそれほど疲れたとは・・・。


娘のお気に入り、昔ながらの喫茶店にて。ものすごい山盛りのスパゲッティーとハヤシ&ハンバーグ。

発症してから2週間は休養した方がいい、と言われました。連休があるのでゆっくりできますが、その後に学校のスキーキャンプがあります。「まあ、楽しみだろうし、いいでしょう。インフルエンザと違って休まなくちゃいけないわけではないし」とドクターからもお許しが出ました。


娘がキャンプ中に、夫と二人でワインバーへ。

大丈夫だと思っていたスキーパンツがサイズアウトしていて、慌てて買いに行ったりして、どうにか準備が間に合った
小学校最後のスキーキャンプ。元気に出発し、「楽しかった!パラレルがちょっとできるようになった!」と元気に帰ってきました。


おつまみの盛り合わせ。

キャンプ終わっての週末。中学校の入学説明会に行き、その後一緒に映画見たり、卒業式のお洋服選んだり、と楽しく過ごしていていたら、夜になったらぐったり・・・?熱を測ると38度2分。


「ハイキュー」娘と一緒に見ました。自分も試合してる気分!

キャンプ中にインフルエンザ感染して早めに帰宅した生徒がいる、と聞いていたので、娘も感染したか??キャンプ直後は
元気だったんですけどね。


ホテルのディスプレイ。

週末明けは、朝から夜まで仕事だったので、これまでの様子をメモ書きにしてドクターに渡すよう、日本語のできない夫に渡して病院に付き添ってもらいました。最悪の場合、翻訳アプリでやりとりすればいい、と思っていたのですが、メモ書きで
十分だったようです。娘も6年生で自分で状況説明できるようになったし。


ホテルのディスプレイその2。

お薬を飲んだらすぐに熱は引き、でもなんだかだるそうで、娘は数日寝て過ごしていました。
帯状疱疹明けのスキーキャンプで、気持ちは楽しくても、体はかなり疲れたかな?



実は夏休み明けから、なんとなく体調がすぐれない日々が多かった娘です。中学受験の日に体調を崩さないといいなと
思っていたのですが、おかげさまで受験日の2日間はどうにか大丈夫でした。帯状疱疹、というかその始まりの
ぶつぶつができ始めたのは、どうやら受験初日かららしいですが、痛みもかゆみも最初はなかったらしい。



とりあえず受験当日に支障がなくて、よかった〜と今更ながら、改めてホッとしています。
卒業まで残りわずかな日々、元気に登校できればいいなあ、と思っております。


渋谷ユーロスペースなどで上映中。

ところで、「マリア 怒りの娘」という、ニカラグアで5本目の長編、ニカラグア人女性監督としては初めての長編作品が
今、上映中です。初めて来日したというローラ・バウマイスター監督の通訳させていただきました。

https://strollfilms.com/daughter/

ニカラグア、中米のどこだっけ?くらいな印象しかなかった国ですが、80年代まで内戦が続いていたんですね。

映画に登場する巨大なゴミの山は、実際にあるものらしく、映画の中に出てくるような生活をしている人たちも実在する、とのこと。社会学者でもある監督の視点が光る作品で、ものすごくリアリティあふれるシーンもありますが、同時にとても幻想的なシーンもあり、不思議なお伽話のような映画でもあります。実は宮崎駿の大ファンだ、と後で聞いて納得でした。

製作陣「プロデューサー、監督、撮影監督、強い女性が集まったチームで、絶対作ってみせる、と頑張って作った」という頼もしさ。主人公のマリアも、小さいながら、強い意志を持って生き抜いていく少女。「内戦の中で育った私にとってファンタジーは避難所だった」という監督の分身なのかもしれませんし、ファンタジー、想像力を成長の糧にするという意味ではとても
普遍的な成長物語でもあります。


ディズニープラスで配信中。

先日、配信サービス、ディズニープラスで配信が始まった「SHOGUN」の来日ジャンケット、プレミアなどがあり、キャストの方々の取材通訳をさせていただきました。

https://disneyplus.disney.co.jp/program/shogun

80年代のSHOGUNを私はリアルタイムで見たのですが、「う〜ん、ちょっと違うかなあ?」みたいに感じた方も
多かったと思います。

が、今回は主演真田広之さんがプロデューサーも務め、大きなところからごく細部に至るまで、本当の日本をみせる、と
こだわりを持ったというのがよくわかります。舞台となる村ごと作ってしまう、お城の部屋も全部作ってしまうという、ハリウッド制作の規模で、所作や衣装など日本の本物を追求すると、こんなにすごいテレビドラマができてしまうんですね。本当は映画館で見たいスケール感です。


ヒューマントラストシネマ有楽町などで上映中。

これは仕事ではなく、絶賛する友人のコメントに触発されてみた映画です。珠玉の名作という言葉がぴったりのアイルランド映画、「コット はじまりの夏」、大好きでした!美しい風景の中で、英語とアイルランド語の会話が混ざり合い、繊細で深い感情の表現に惹かれていくうちに、主人公の気持ちにどんどん入り込んでしまい、最後にはすっかり彼女になった気分で、大泣きしてしまった・・・周りも啜り泣きの声の合唱(笑)。

https://www.flag-pictures.co.jp/caitmovie/

見終わってもしばらくの間、心の中に、何かキラキラした宝石のようなものが残っていました。自分も主人公のように
素晴らしい夏の思い出ができて、それを反芻しているような。

どんよりした雲に覆われていたのがすっかり洗われて、とても透明な心になれた感じです。
映画の力、すごいなあ。

2月の雪の日に。

2024-02-06 16:45:24 | 日記


暖冬だと思っていたら・・・雪降りましたね、積もりましたね!



見慣れた風景が雪化粧で、なんだか幻想的で素敵な風景に変わる・・・電車止まったりするし、次の日凍って歩くのが怖いし、色々面倒なこともあるんだけど、雪が降るとウキウキします。


ギリギリ残っている小さい雪だるまby娘。

数年前なら、大喜びで庭に出て雪まみれになって大きな雪だるまを作っていただろう娘は、12歳になって少し分別がついたのか(?)雪まみれにはならないけど、小さい雪だるまを作って、外を彷徨いて雪景色をカメラに収めていました。


やっぱり寒いからお家に入れて〜。

2月1、2日で3つの中学を受験した娘、全部合格して、大喜びして、ホッとしているところです。


「雪で寒がってる女の子」by娘

4年生になる前に受験塾に通いたい、と自分から言い出し、5年生が終わる前に辞めてしまいました。


椿も寒がっている・・・?

今行ってる小学校が大好きで、似たような中学校に行きたい、みんな塾に行ってるから行ってみよう、くらいな気持ちだったらしいです。最初は一人だったので良かったのですが、他に生徒が入ってきたら、塾のペースが早くなり、ついていけずに辞めることになりました。


梅も寒そう・・・?

一般的な筆記試験の勉強が合わなかったようです。なので、作文と面接とかプレゼンテーションと質疑応答、みたいなスタイルの試験をする学校を選んで、受けることにしました。


受験1日目の終わり、2校受けてカフェでぐったり、お化けになってる(笑)

通学してる学校でのテーマ学習(発表や質疑応答含む)や、文化祭、学芸会の企画運営、作文や読書などの授業をしっかり行うことが、そのまま受験勉強になるっていう一石二鳥(?)。


上映中のドキュメンタリー映画、「カラフルな魔女」。可愛らしくて後味良くて、大好きでした!https://movies.kadokawa.co.jp/majo_kadono/

45年くらい前、私も中学受験をし、進学塾に通ったのですが、当然ながら全く今とは状況が違います。昔よりもっと産業的、システマチックになっていて、娘が通っている小学校よりも学校然としてるというか、カリキュラムがどうだこうだ、などと面倒くさかったです(笑)。


イラストby娘

中学の方は、説明会やら公開授業やらオンライン説明会、文化祭見学などなどいろんなイベントを用意して、その学校を知る機会を提供してくれます。学校によってカラーが全く違うことがよくわかる、という意味でなかなか面白かったです。


通訳させていただいた、フィンランドのJKMMという建築家スタジオの、幸せのインフラとしての建築というとても素敵な講演会でした。

1月は医療関係施設に自分で行く、あるいは家族を連れて行くことが多くて、なんだか慌ただしかったです。


公演会場も、こんな感じで素敵でした!東大にあるホールです。

耳の閉塞感を訴えた夫を耳鼻科に連れて行ったら蝸牛メニエール病だと言われ、2週間お薬をもらっても全くよくならず、同じ病院の違う日に行ったら、違う耳鼻科の先生に「いや、メニエールだったらめまいがありますので、言いにくいですが、違います。風邪で耳や喉が炎症を起こしているからです」つまり誤診だったわけ・・・違うお薬を飲んだら2週間弱で治りました。治ったから良かったけど、あのまま同じドクターだったら・・・と思うとコワイです。


「哀れなるものたち」上映中。https://culture-pub.jp/bokuranosekai/#この映画も大好き!ケレン味たっぷりなので人を選ぶかもしれないけれど、私は好き、素晴らしかったです!

インプラントしないといけない、実は歯抜けな私は、これまでの歯科医院の設備では無理だろうと、去年後半からあちこち探していました。歯科医によって言うことやお値段もだいぶ違うので、かなり混乱しましたが、やっといいなと思える歯科医と出会い通っています。今月末、手術です・・・。


「僕らの世界が交わるまで」上映中。https://culture-pub.jp/bokuranosekai/#modalジェシー・アイゼンバーグ監督で、取材通訳させていただきました。微妙な人間関係、心理描写が卓越!これも大好き!

隣にいる母の様子がどうもおかしい、とかかりつけのドクターに相談したら、長谷川式認知症テストを1年ちょっとぶりに受けることになりました。30点満点中21点がボーダーラインで、去年まで21点でした。毎年数点ずつ下がってるけど、ギリギリ、合格(?)だったのですね。が、今年はなんと6点!赤点だよ、おっかさん!


セールスフォースという会社のカフェテリア・フロア。素敵!

う〜む・・・。数年前まで、毎日自転車に乗っていたのが、リュウマチの影響もあり、今は400メートル先のコンビニに歩いて行くのが唯一の外出。あとは、週一のエステ(笑)。少し刺激が必要かも、とデイサービスをいくつか見学したけれど、「私はああいう老人になりたくないから、毎週エステに通っている」と拒否(笑)。

109歳で亡くなった祖母も、90歳になってやっと「年寄りくさくてやだ」と避けていた老人会に入り、入った時点で最長老だったのですが、87歳の母も同じようなこと言ってる・・・。ただ、祖母は90代まで海外旅行をし、スタスタ歩いていたのですが、その娘である母の今の歩き方は、祖母が100歳過ぎてからの歩き方。


そこのフロアからの眺め、素晴らしい!

認知症は今のところ回復しないと言われていますが、たまたまヨガのクラスに行ったら、MCTオイルがいいらしい、と聞いて、
1月半ばから母に毎日飲んでもらっています。実は私も1年前から飲んでます。代謝アップにいい、というので、アンチエイジングの願いを込めて(笑)。まあ、期待せずに効果を待ちましょう。


ここのカフェ、ちゃんとお茶を立てて、抹茶ラテを作ってくれました。

抹茶ラテ、美味しゅうございました。

ふと、5年前の、娘の七五三の時の写真を見ました。



まだ母の方が背が少し高く、杖なしで歩いてました。



今年のお正月はこれです。5年という歳月はあっという間ですが、子供はぐんと成長し、老人はぐんと老化する(個人差あるけど)なあ、と感慨深いです。ちなみに私はその中間にいるつもりでございます、おほほ。