アラカン新米ママの東京ぐうたら日記

45歳でできちゃった婚、46歳でいきなりシドニー移住&出産、東京に戻り、右往左往のままはや娘は10歳を過ぎ・・・。

12歳の誕生日、ハリー・ポッターのスタジオツアー、横浜「聖地」巡礼

2023-06-23 14:37:56 | 日記

娘の大好きな手作りバナナケーキでお祝い

6月16日は娘の誕生日、12歳になりました!


美味しい!と言われて嬉しい!

平日だったのですが、たまたま風邪が流行っていて、急に学校閉鎖になったので、ゆっくり家でお祝いできました。


食べながら飾り付けて、最初よりデコレーションが増えてきた(笑)

この日、かなり早朝の仕事があり、娘が起きる時間のうんと前に家を出て、娘が起きる前に戻りました。
学校閉鎖になると急にわかったので、帰宅してから慌ててバナナケーキを焼き、娘が起きたらケーキでお祝いすることに。



このバナナケーキ、今回は特別にチョコレートチップを入れた豪華版(?)です!
たまたま小麦粉を切らしていた時に、べサン粉(ひよこ豆の粉)と米粉で作ったら、娘が大喜びしたので、
それ以来、このレシピで作ります。


前から作ってあったバースデーカード。

なんとなく今回は、薄い紫でフリルや小さいバラの飾りを使って、ちょっと可愛らしいカードを作ってみました。


手作りカード、喜んでくれました!

以前ツーブロックだった面積を広げて、髪の毛を上げると、ほぼモヒカン状態の娘は、去年あたりからダークな色合いの、
ダボっとした服が好きで、一見かなりボーイッシュです。でも保育園の頃は上から下までピンク一色だったこともあり、
実はどこかに乙女な心が残っているので、こういうのもいいかな、と可愛い感じのカードにしてみたら、大当たり(笑)。


ブックカバーも作っちゃった。

「文豪ストレイドッグス」という実在の文豪をキャラにしたアニメにハマりはじめてから、太宰治だの中島敦だのを
読みはじめた娘は、お誕生日プレゼントのリクエストは本棚と図書カード(小説より漫画が買いたいらしいが)。
文庫本を読むことが増えたから、とバースデーカードと同じ布で作ったブックカバーもプレゼントしたら、これまた大当たりでした(笑)。


僕にはプレゼントないの・・・?

まだ咳が出るので、外には出ずに家の中でダラダラ過ごしたお誕生日。学校でみんなに「おめでとう」と言ってもらえない
のは残念そうでしたが、ケーキを食べて、プレゼントをもらって、ついでにお隣のおじいちゃんとおばあちゃん、歩いて5分の
大叔母さんのところにもいってお祝いをもらって、それはそれでよかったようです(笑)。


豊島園駅がハリー・ポッター仕様に!

まさに娘の誕生日、6月16日に豊島園の跡地にオープンした「ワーナーブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」。前夜祭イベントなどで通訳させていただいた関係で、内覧ツアーに参加させていただきました。


メイキング・オブ・ハリー・ポッターの内部

豊島園駅で降りたのは何十年ぶりでしょうか?駅からしてすでにハリー・ポッター仕様になっていて、気分が上がります。


グリフィンドールの談話室。

撮影セットを作ったスタッフがほぼ原寸大で作ったセット、あるいは実際に撮影で使ったセットなどが展示されていて、
あの「大広間」「魔法省」など、映画の中に入り込んでしまったよう!


圧巻の「魔法省」は東京のスタジオツアーにしかないそうです。

箒に乗ったところをビデオ撮影して、背景と合わせてまるで空を飛んでいるように見える動画ができたり、クイディッチの応援を
自分たちがしているところをビデオや写真にしてもらえたり、インタラクティブな楽しみもいっぱい。


ネットより借用、前夜祭イベントのステージにて。

オープニング前夜祭には、三人のキャストが来日して、一緒に内部を回ったのですが「まさか地球の反対側の東京で、自分達が育ったあの撮影セットに入れるとは!」とみんな感激していました。
私が担当したネヴィル役のマシュー・ルイスさん、1作目では下膨れのぽちゃぽちゃした愛らしい男の子だったのが、スラ〜っと背が伸びて素敵な青年になっていました。気分は親戚のおばさんです(笑)。


僕を連れてってくれないから、マスクかじっちゃったよ!

先週末は、娘がファンである「文豪ストレイドッグス」に登場するさまざまなロケーションを訪問する「聖地巡礼」をしてきました(笑)。横浜が舞台とのこと、久々に横浜を散策しました。


ものすごくいいお天気で暑かった!

最初に訪れた横浜美術館はなんと改装中で閉館。その後赤レンガ倉庫まで何箇所か止まって写真を撮り、赤レンガ倉庫の中で
ランチ。その後山下公園から坂を上がって外国人墓地の辺りまで行き、とかなり汗だくになりました。




アニメに使われているどのシーン、つまり横浜のどこをどう回りたいのか、は娘が調べてコースを決めました。
地図を見て、どう回れば効率的なのか、自分なりに考えたらしい。



観光地コースもありますが、同じ場所の高架下を微妙なアングルで切り取っていたり、娘はアニメと同じアングルで写真を
撮りたかったらしく、同じ場所をぐるぐるしたり、後戻りしたり。



いつもは歩くのを億劫がる娘ですが、「推し活」なので意気揚々、30度を超える炎天下にもめげずに元気に歩きまわっていました。夫も私も細かいところまでは付き合えず、座って待ってました(笑)


みなとみらいエリアには、新しい高層ビルがたくさんあり、なんだかシンガポールみたいでした。

実は夫も娘も横浜を訪れるのは初めてでした。みなとみらいエリアは、なんとなくシドニーのサーキュラーキーを思い出させるらしく、二人とも気に入っていました。週末、横浜で一泊しようかと提案したら、「日帰りでいい」と答えた娘ですが、
きてみたら「一泊すればよかった〜」だって。



「東京に住んでいてよかった!こうやって好きなアニメの聖地巡礼もすぐにできるし。シドニーにいたら、まず日本に
行かなくちゃいけないもんね」と娘。日本のアニメや漫画が大好きな娘にとって東京は「推し活」に最高のロケーションの
ようです。


2万歩以上歩いた!

ダラダラ歩いて、疲れたなあと思ったら2万歩以上歩いてました!「推し活でダイエットにもなる、一石二鳥」と娘はほくほくです。夫や私も、いつもと違う風景を楽しめて運動にもなる(!?)、いいお出かけになりました。


パパをミニキャラにした父の日カード。

横浜に行った次の日、ぐったりしてゆっくり起きた日曜日は、父の日でした。隣にいる父にもプレゼントとカードを渡して、
期せずして3連休になった週末は無事に終わったのでした。

小学校最後の運動会と誕生日祝い。

2023-06-09 09:49:35 | 日記

3チームのリーダたちによる開会宣言

五月晴れの週末に、娘の小学校の運動会が行われました。


プレ初等部生と小学生、同じチームごとに並んでいます。

小学6年生の娘にとっては最後の運動会。6年生はいろんな学校行事でリーダーになるのですが、娘はまず運動会のチームリーダーに立候補したようです。チームはイエロー、オレンジ、グリーンと3つあり、幼稚園生から小学6年生までの縦割りです。


プレ初等部と初等部6年生、8歳の違いは大きい・・・

みんながなかなか協力してくれない、と悩んでもいたようで、運動会直前まで出張中だった私にライン電話で「人をまとめるのって大変だね。会社の社長さんとか、すごいよね〜」とこぼしておりました(笑)。


1年生から6年生までのリレーはイエローチームが1等でした!

台風一過の青空、いや、炎天下の中、こまめに水分補給するように先生たちに指導されながら、子どもたちは元気に
動く、動く。テントの中で見ていると、熱気がこもって暑いので、外に出ると太陽が暑い(笑)。でも競技に出る
親は、得点に加算されるので真剣です!


親子混ざってのドッチビー。

初めての運動会の時、「子供は大丈夫ですが、参加した親御さんが怪我をすることが多いのでくれぐれも注意してください」と
言われましたが、1年生から5年生まで、大きな怪我はなかったのです。(夫が50メートル走に出ようと近くの河原で
練習したら足を痛めて、50メートル走に出られなかったことはありますが。)


全校でのダンス中。

が、今年は50メートル走に参加した親御さんが、ゴールした直後に転倒して骨折する事故が発生。
早く良くなりますように・・・!


中間得点報告で、みんなに励ましの言葉をかけてます。

今年はさすがに走る競技には参加しなかった夫は、私と共に綱引きに参加。
これ実はかなり大変。全身に力を込めて引っ張るなんて、何十年ぶり??

次の日よりも2日後の筋肉痛が激しかったことがショックでした(笑)。


息のあった3人4脚。

全校50人くらい、プラス保護者や卒業生、先生たちを入れても100人くらいの運動会なので、特に生徒たちは
ものすごくたくさんの競技に参加します。


プレ初等部の米袋競技、可愛すぎる!

50メートル、1200メートル、リレーと選抜リレーと、走る競技がやたらに多く、リレー以外は、自己記録更新した生徒が加点される方式です。



夫も私も足が早くないのでリレー選手に選ばれたことはなく、娘もそれほど足が早くないので、足遅族一家(?)だと思っていたのですが、今年は選抜リレー選手に選ばれたので驚きました。


切っただけのものがメインのお弁当。熱中症になりそうな中、スイカときゅうりがあって助かりました!

みんな暑い中、ものすごく頑張りました!娘のチームは3組中2位だったのですが、優勝できなかったのが悔しかったのか、
娘は大泣きしていました。


周りの女子たちに慰められてます。

「勝つことよりも、まずは楽しむことが大切だってチームのみんなに言ってるんだ。楽しめれば、力も発揮できるし」とリーダーとしてみんなに伝えていました。それでも、やっぱり勝ちたい気持ちはあったんですね。運動会で、泣くほど頑張った記憶が私には全くないので、なんだかいいなあ、と密かにもらい泣きしてました(笑)。



運動会の後、2、3年ぶりの親子参加の打ち上げがありました。これまで全校ダンスで使った曲が次々と流れると、生徒たちは
一斉に踊り始めます!卒業生たちも混ざって、貸し切った店内はディスコ(クラブ?)状態。
勝ち負けもあるし、涙もあるけど、こうやってみんなで最後は盛り上がりまくる。
いいなあ〜〜〜!


娘が描いてくれたバースデーカード。

大盛り上がりの運動会の後、6月1日は私の誕生日でした。「お誕生日おめでとう!」と起こされて渡されたのが
この手作りカード。本人だと分からない可愛く美化した似顔絵を描いて、というリクエストに
しっかり答えてくれて、嬉しくて大満足(笑)!


カードの裏側。

この日は保護者面談があったので、娘の学校を訪れました。



すると、次々と生徒たちが私の前に来て「お誕生日おめでとうございます!」と言ってくれるではありませんか!
私を見かけた先生にも「おめでとうございます」と言われ、嬉しいやら恥ずかしいやら。


当日はケーキでお祝い。

後で聞いたら「今日はママの誕生日で、学校に来るんだよって、みんなに言っておいたんだ」と娘が「仕掛けて」おいてくれたとのこと。はい、58歳になったということもしっかり皆さんに広報されたようです(笑)。


お店がとってくれた写真に娘が日記ふうメッセージを書いてくれました。

その週末にお祝いランチに葉山のレストランに行きました。海がきれいに見える眺めのいいお店で、ゆったりとした
気持ちのいい時間。





普段、お魚が苦手な娘も、ここのスズキとキャベツの蒸したものにアサリの出汁と生クリームのソースをかけたものは、美味しいと完食していました。本人も私もびっくり。味覚も少し大人になってきたかな?


この夜は眩しいほどの満月でした。

運動会でも、私の誕生日でも、色んな意味で娘の成長を感じたのでした。来週は12歳になりまする。

初めてのカンヌ映画祭。

2023-06-05 10:57:16 | 日記

今年のカンヌ映画祭の「顔」。

10日ほど前のことなのに、遥か遠くのことのような、初めてのカンヌ映画祭。「鯨のレストラン」というドキュメンタリー映画を作った八木景子監督の通訳として参加させていただきました。

http://yagifilm.com/

八木監督の前作「ビハインド・ザ・コーブ」はネットフリックスで全世界配信されました。今回も鯨がテーマで、「鯨のレストラン」というまさにタイトル通り、鯨料理店の大将が登場し、いろんな人が食べにきて、さらに科学者たちが鯨について語る、というスタイルです。実は私たち家族3人も鯨を食べる部分で出演しております(笑)。日本公開は秋予定とのこと。

https://www.behindthecove.com/


何せ、お上りさんですから(笑)!


雨の日が多かったです。朝、会場に「出勤」するところ。


お天気がいいと、空が真っ青で本当に気持ちがいい。

スターたちが登場する華やかなレッドカーペットが同じ会場にいるとは思えない、ドキュメンタリーのマーケットで過ごした
慌ただしい1週間が、まるで夢だったかのようです。


人だかりの向こうにレッドカーペットがあります。


レッドカーペット上の様子は、会場内のスクリーンで見てました(笑)。

あらかじめアレンジしていたビジネスミーティング以外にも、さまざまなドキュメンタリーマーケットのプログラムに参加するので、忙しいです。


ドキュメンタリーマーケットだけでも、いろんな講演会が毎日開催されていました。

フェスティバルのプログラマーやらセールスエージェント、コンサルタントなどが個別相談、グループ相談会があったり、PRキャンペーンについて、ピッチについて、などのワークショップもあり、さらに今制作過程にある映画が共同制作者やセールスエージェントなどを見つけるためのショウケース、映画についての監督のトーク、そしてネットワーキングのためのカクテルパーティーなど、目まぐるしい日々。


毎晩行われるドキュメンタリーマーケットのカクテルパーティー

パーティーなどのネットワーキングの集まりでは、自分の作品を売り込みたいドキュメンタリー作家たちがウヨウヨしていて、
セールスエージェントやフェスティバル関係者をめざとく捕まえます(笑)。


カクテルパーティー会場のテラス、海風が気持ちがいい。


日本をはじめ各国のパビリオンが海辺に並んでいます。


日本パビリオンでの日本酒イベント

タキシードやらドレスを身に纏った人々の優雅なパーティーやソワレは、どこでどんなふうに行われているんだろう、と想像するのみ(笑)。


ドレスアップした人々が会場付近にたくさんにいます。


お犬様もドレスアップ!

予定が詰まっていたので、ランチは会場内のカフェテリアで取ることが多かったのですが、ものすごい行列になります。テーブルや椅子もすぐにいっぱいになる。


マーケット会場のカフェテリア。



ランチボックスはどれも美味しかったです。11〜13ユーロくらい、日本円で1600円から2000円・・・。


映画祭専用車。


夜はお店で、どれも美味しい、そして日本の倍近いお値段。


親戚のいるシドニーに行くたびに、物価の高さに泣かされますが、カンヌはさらに高いです。特に映画祭の時期だから
高いのかなあ?



ドキュメンタリー映画のマーケットについて、全く知らなかったのですが、おかげさまで今回、色々お勉強させて
いただきました。ドキュメンタリー映画はほとんどの場合、お金にならないけれど、世界を変えたいと思って作り続けている人たちがこんなにたくさんいるのか、と改めて驚きました。


最後の日に訪れた近くの島。映画祭とは全く違う、ゆったりした時間の流れ。

ドキュメンタリー映画、作るのに時間がかかって大変なことが多いせいか、ドキュメンタリーマーケットでの朝一のプログラムは、映画のピッチとかビジネスでなく、個人的なストーリーをシェアし、ここでの話は秘密厳守、という自助グループとかセラピーみたいな時間。



私が知っている表現アートセラピーの合宿みたいな場面が広げられ、ここは本当にカンヌ映画祭会場なのか、とびっくり
してしまいました・・・。それにしてもみなさん大変な苦労をして映画とっているんだなあ、とここでもしみじみ。



ところで、自分が犬を飼いはじめたせいか、カンヌの街でもやたらに犬が気になりました(笑)。


おしゃれなレインコート、飼い主と色合いも似てる。



チワワとかポメラニアンみたいな小さい犬が多いな〜、東京みたいだなと思っていると、巨大な犬がいたりして、
大小色々いました。2月に訪れたシドニーでは、チワワみたいなのはあまりいなくて、みんな中型犬から大型犬だったように
思います。暮らしのサイズ感もあるんでしょうね。


やっと見かけた猫を撮影中。

15年くらい前に、カンヌからバスで30分くらい行ったところに1ヶ月くらいホームステイをしていたことがあります。



なぜかフランス語を勉強しようとしていた時期で、その時は少しはフランス語で会話ができたのです。でもその後全く
フランス語を使う機会がないまま、記憶の彼方に消えてしまったようです。神経のつながりが取れちゃったのか、細胞が死んじゃったのか?


上から見たカンヌの街。

とはいえ、不便はしませんでした。
街中では英語が通じる人も多いし、通じない場合は、携帯電話の翻訳アプリなどが活躍してくれるのです。


アルゼンチンタンゴ仲間、Stephen Nadjaさんが偶然カンヌでアートフェスティバルに出展する
ということで、オープニングに招待してもらいました。


カンヌ映画祭は英語とフランス語両方が使われていますが、少なくともドキュメンタリーマーケットでの
プログラムは全て英語で行われ、周りの人との会話も英語です。


毎朝、市場が出ます。

あ、唯一、果物を買うときにちょっとだけフランス語らしきものを使ったかも。でも数字が聞き取れなくて
紙に書いてもらいました(笑)。


経由のドーハ空港にて。

今回初めてカタール航空に乗り、経由でドーハ空港に降りました。


緑がたくさん。

ドバイ空港みたいに金ピカかな〜と思ったら、広くて緑がたくさんあって、居心地がいいモダンな建物でした。




こうやって体を休めるスペースがあるのもありがたかったです。


カンヌの会場からちょっと外れたところ。

久々のヨーロッパ、初めてのカンヌ映画祭、おかげさまでとても充実した日々で楽しかったです!