今日、28日はだんなの50歳の誕生日でした。
ポーランド人にとって大切なクリスマスと、まあ大きめの行事の新年の間にはさまれて、
どちらかと、あるいはすべて一緒くたにされそうなかわいそうな誕生日(?)。
実は去年のこの日に入籍したので、また、だんなが50歳、つまり半世紀の生きてきたということで、
やっぱり私なりにお祝いしたいと思ったのでした。
とはいえ、自宅に招いての手料理は面倒くさいので、あるいてすぐのビーチにある何件かのうち、
いちばんよさそうなAubergine、茄子、という名前の地中海料理屋さんを予約しました。
総勢7名プラス赤ん坊。
BYOつまり、お酒の持ち込み可、なので、シャンペンやワインを持ち込むことにしました。
その方が、よりおいしいお酒をより安く飲めるんですもん。
さらに、バースデーケーキの持ち込みも、ひとり2.5ドル払えばいい、ということで、
近くのベーカリーで焼いてもらったいわゆるショートケーキですな、スポンジに生クリーム、
イチゴ、さらにハッピーバースデーの名前入りのやつ、を注文しました。
お酒は前日に数本、もちこみました。甘めのスパークリングが好きで、ヴーヴクリコより
リカドーナがお好みのお姉さんやお母さんを考慮して、赤のリカドーナとシラーズ、ピノ・グリ、
ソーヴィニヨン・ブランの4本を近くの酒屋でかって、レストランに持ち込みました。
でもだんなはリカドーナみたいな安酒でなくて、モエシャンドンのネクターインペリアルがいい、と
あとで交換したんですが、お母さんたちはもっと甘いリカドーナの方がよかったみたい(笑)。
メンツは、クリスマスと同じ7人と赤ん坊、つまりだんなのお母さん、お姉さん、甥っ子3人と
私たち夫婦に娘。
お酒はそういうわけで、前日に運び入れ、当日にさらに交換したりして、合計6本預けました。
バースデーケーキはサプライズにしたかったので、当日、私がいつもの散歩にひとりで
でかけてる時に注文しておき、レストランに持ち込む、という形にしました。
なにしろ、だんなは家で仕事をしてる(というか、あんまり仕事してない)し、私は今、
仮ビザなので仕事ができない状態、つまり夫婦そろってほぼ失業状態なので、いや、
有閑夫婦なので(笑)、相手にばれずに行動するのって、ちょっと冒険でハラハラなんです。
まあ、でも、毎日1、2時間ひとりで、1キロ四方に満たないこの町でいろんな手配を
するのは、店の数の少なさからいうと簡単であり、質を問うと難しいのです。
ケーキを注文するにしても、4、5軒あるベーカリーから、よさそうなのをひとつ選ぶのは大変。
だって、どれもそれほどおいしそうじゃないんですもん(笑)。
以前買った、ジンジャークッキーがまあまあだった、という理由で、あるベーカリーに決めましたが、
実はほかのベーカリーに先に注文しておいて、あとでキャンセルしたのです。
とにもかくにも、どうにかケーキ、ワインの手配が済み、あとはだんなの家族、アダムズファミリー
(だんなの名前がアダムなので)を待つばかり、の状態になりました。
で、5分すぎにみんなが到着したので迎えにいくと、お母さんがえらくご立腹。
なんでも、「こんなものが飛んできて、頭にぶつかって痛い」と、コンピューターのプラグを見せてくれました!
なんでこんなものが飛んでくるのか????
お母さんは近くにいた子供に怒りをぶつけていたけれど、彼らが犯人かどうかは私にはわかりません。。。。
レストランはすぐそばなので、お母さんが怒り心頭してる間に到着。
ビーチぞいの席を予約したのがお母さんの気に入らず(というか、あの時点では何にも気に入らなかったと思いますが)
「風が吹いてくるのが寒くていやだ」とだだをこねました。といってもポーランド語なので、
だんなとかお姉さんがあやしているのをみて、なんとなく想像するだけなのですが・・・。
それでもシャンペンで乾杯するころにはお母さんも落ち着き、みんなおだやかに談笑しています。
よかったあ、と幹事役の私。
注文も済み、前菜が終わり、メインディッシュがきました。
そこで、今度は甥っ子のひとりがぐずります(笑)。ラムステーキ、ミディアムを頼んだのに、ウエルダンがきた、ですって。
もう18歳なんだから、自分でやってよ、と思いつつ、ウエイトレスをよんで、注文を確認し、ミディアムのステーキを
再オーダー。
お母さんが、ワインは胸焼けがするから、とウォッカに胡椒をいれたものが飲みたい、と言い出しました。
そんなカクテルはないので、特別注文します。
やっときて、みんなで夫に「誕生日おめでとう」と乾杯。
はあ。
なごやかに食事が進みます。娘がなんといってもスターなのです。みんな猫っ可愛いがり。
わずか生後6ヶ月でも、注目の的になるのはうれしいらしく、家をでるまでさんざん泣いていたのが、
すっかりご機嫌です。
さて、メインが終わり、バースデーケーキの出番です。ろうそくに火をつけてもらって、
サプライズケーキの登場。だんなは大喜び。よかった~!
みんなでハッピーバースデーを歌い、お祝いします。
大人7人で、シャンパン1本、赤ワイン1本、白ワイン4本あけました。
まあ、こんなもんか。持ち込みにしてよかったです。
お店で注文したら、もっとおいしくないワインをもっと高い値段で飲まなくちゃ
いけなかったでしょうから。
食事のあとは、目の前のビーチを散歩します。
イベント幹事役の私としては、ここで何かしたい。
で、50歳にちなんで50個のクラッカーを用意しました。
ひとり7個ずつ爆発(?)させれば、なんか50歳の記念っぽくないですか(笑)。
でもビーチを汚したら怒られるだろう、という実によき市民としての良識を
みんなが持ち合わせていたので、4、5個だけ爆発させて終わりました。とほほ。
もちろんクラッカーが飛んだあとの、紙テープはちゃんと拾いましたよ!
うちのアパートにいったん、みんなで戻り、こんどこそはリカドーナで
乾杯。そして私がつくった、お豆腐入りのレアチーズケーキ、つまりカロリー控えめで
さんざん飲み食いしたあとでも、まあ、いいだろうって思えそうなもの、を提供しました。
みなさん礼儀正しいので、おいしい!と言ってくれて、私は大満足。
ポーランドにいる、だんなのお姉さんとその旦那さんとスカイプをして、ひとしきり
おしゃべりに花が咲きます。といってもポーランド語がわからない私は時たまでてくる英語に
うなづくだけなんですが。
「もう夜も遅いし、赤ちゃんも眠そうだし、帰りましょう」
お姉さんの一声で、みんなそそくさと帰り支度をします。
夜遅く、といっても10時半くらいです。まあ、赤ん坊には遅いですけど。
じゃ、また、大晦日に会いましょうね、とアダムズファミリーとお別れをしました。
そう、またすぐに会うのです!
ポーランド人にとって大切なクリスマスと、まあ大きめの行事の新年の間にはさまれて、
どちらかと、あるいはすべて一緒くたにされそうなかわいそうな誕生日(?)。
実は去年のこの日に入籍したので、また、だんなが50歳、つまり半世紀の生きてきたということで、
やっぱり私なりにお祝いしたいと思ったのでした。
とはいえ、自宅に招いての手料理は面倒くさいので、あるいてすぐのビーチにある何件かのうち、
いちばんよさそうなAubergine、茄子、という名前の地中海料理屋さんを予約しました。
総勢7名プラス赤ん坊。
BYOつまり、お酒の持ち込み可、なので、シャンペンやワインを持ち込むことにしました。
その方が、よりおいしいお酒をより安く飲めるんですもん。
さらに、バースデーケーキの持ち込みも、ひとり2.5ドル払えばいい、ということで、
近くのベーカリーで焼いてもらったいわゆるショートケーキですな、スポンジに生クリーム、
イチゴ、さらにハッピーバースデーの名前入りのやつ、を注文しました。
お酒は前日に数本、もちこみました。甘めのスパークリングが好きで、ヴーヴクリコより
リカドーナがお好みのお姉さんやお母さんを考慮して、赤のリカドーナとシラーズ、ピノ・グリ、
ソーヴィニヨン・ブランの4本を近くの酒屋でかって、レストランに持ち込みました。
でもだんなはリカドーナみたいな安酒でなくて、モエシャンドンのネクターインペリアルがいい、と
あとで交換したんですが、お母さんたちはもっと甘いリカドーナの方がよかったみたい(笑)。
メンツは、クリスマスと同じ7人と赤ん坊、つまりだんなのお母さん、お姉さん、甥っ子3人と
私たち夫婦に娘。
お酒はそういうわけで、前日に運び入れ、当日にさらに交換したりして、合計6本預けました。
バースデーケーキはサプライズにしたかったので、当日、私がいつもの散歩にひとりで
でかけてる時に注文しておき、レストランに持ち込む、という形にしました。
なにしろ、だんなは家で仕事をしてる(というか、あんまり仕事してない)し、私は今、
仮ビザなので仕事ができない状態、つまり夫婦そろってほぼ失業状態なので、いや、
有閑夫婦なので(笑)、相手にばれずに行動するのって、ちょっと冒険でハラハラなんです。
まあ、でも、毎日1、2時間ひとりで、1キロ四方に満たないこの町でいろんな手配を
するのは、店の数の少なさからいうと簡単であり、質を問うと難しいのです。
ケーキを注文するにしても、4、5軒あるベーカリーから、よさそうなのをひとつ選ぶのは大変。
だって、どれもそれほどおいしそうじゃないんですもん(笑)。
以前買った、ジンジャークッキーがまあまあだった、という理由で、あるベーカリーに決めましたが、
実はほかのベーカリーに先に注文しておいて、あとでキャンセルしたのです。
とにもかくにも、どうにかケーキ、ワインの手配が済み、あとはだんなの家族、アダムズファミリー
(だんなの名前がアダムなので)を待つばかり、の状態になりました。
で、5分すぎにみんなが到着したので迎えにいくと、お母さんがえらくご立腹。
なんでも、「こんなものが飛んできて、頭にぶつかって痛い」と、コンピューターのプラグを見せてくれました!
なんでこんなものが飛んでくるのか????
お母さんは近くにいた子供に怒りをぶつけていたけれど、彼らが犯人かどうかは私にはわかりません。。。。
レストランはすぐそばなので、お母さんが怒り心頭してる間に到着。
ビーチぞいの席を予約したのがお母さんの気に入らず(というか、あの時点では何にも気に入らなかったと思いますが)
「風が吹いてくるのが寒くていやだ」とだだをこねました。といってもポーランド語なので、
だんなとかお姉さんがあやしているのをみて、なんとなく想像するだけなのですが・・・。
それでもシャンペンで乾杯するころにはお母さんも落ち着き、みんなおだやかに談笑しています。
よかったあ、と幹事役の私。
注文も済み、前菜が終わり、メインディッシュがきました。
そこで、今度は甥っ子のひとりがぐずります(笑)。ラムステーキ、ミディアムを頼んだのに、ウエルダンがきた、ですって。
もう18歳なんだから、自分でやってよ、と思いつつ、ウエイトレスをよんで、注文を確認し、ミディアムのステーキを
再オーダー。
お母さんが、ワインは胸焼けがするから、とウォッカに胡椒をいれたものが飲みたい、と言い出しました。
そんなカクテルはないので、特別注文します。
やっときて、みんなで夫に「誕生日おめでとう」と乾杯。
はあ。
なごやかに食事が進みます。娘がなんといってもスターなのです。みんな猫っ可愛いがり。
わずか生後6ヶ月でも、注目の的になるのはうれしいらしく、家をでるまでさんざん泣いていたのが、
すっかりご機嫌です。
さて、メインが終わり、バースデーケーキの出番です。ろうそくに火をつけてもらって、
サプライズケーキの登場。だんなは大喜び。よかった~!
みんなでハッピーバースデーを歌い、お祝いします。
大人7人で、シャンパン1本、赤ワイン1本、白ワイン4本あけました。
まあ、こんなもんか。持ち込みにしてよかったです。
お店で注文したら、もっとおいしくないワインをもっと高い値段で飲まなくちゃ
いけなかったでしょうから。
食事のあとは、目の前のビーチを散歩します。
イベント幹事役の私としては、ここで何かしたい。
で、50歳にちなんで50個のクラッカーを用意しました。
ひとり7個ずつ爆発(?)させれば、なんか50歳の記念っぽくないですか(笑)。
でもビーチを汚したら怒られるだろう、という実によき市民としての良識を
みんなが持ち合わせていたので、4、5個だけ爆発させて終わりました。とほほ。
もちろんクラッカーが飛んだあとの、紙テープはちゃんと拾いましたよ!
うちのアパートにいったん、みんなで戻り、こんどこそはリカドーナで
乾杯。そして私がつくった、お豆腐入りのレアチーズケーキ、つまりカロリー控えめで
さんざん飲み食いしたあとでも、まあ、いいだろうって思えそうなもの、を提供しました。
みなさん礼儀正しいので、おいしい!と言ってくれて、私は大満足。
ポーランドにいる、だんなのお姉さんとその旦那さんとスカイプをして、ひとしきり
おしゃべりに花が咲きます。といってもポーランド語がわからない私は時たまでてくる英語に
うなづくだけなんですが。
「もう夜も遅いし、赤ちゃんも眠そうだし、帰りましょう」
お姉さんの一声で、みんなそそくさと帰り支度をします。
夜遅く、といっても10時半くらいです。まあ、赤ん坊には遅いですけど。
じゃ、また、大晦日に会いましょうね、とアダムズファミリーとお別れをしました。
そう、またすぐに会うのです!