心のままに

おもいを言葉に

広大な宇宙の

2023-06-27 14:46:10 | 日記

 

  木々が生い茂る 青く美しい地球に

  今や 80億人もの人々が住む

  そして 人々によって

  山の奥へと追いやられた 多くの動物たちが

  宇宙から見る 地球の夜の側には

  街の灯りが 広がる

  暗闇を 押し広げるように

  そうしてその光は 蛍の光のように

  宇宙へと 飛び出す

  人工衛星となって

  人類は どこへ向かっているのだろう

  この広大な 宇宙の中に

  広大な宇宙の 迷い子とならなければいいのだけれど

 

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  風に舞う 

  白や黄色の 蝶のように

  自然の中に くつろぐ

  自然の声を 聴きながら

 

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  心の表層を 取り出し

  さもそれらしい 言葉で

  さもそれらしい 詩を歌詞を作る

  そういうものが 巷にあふれる

  本当に大事なものを 掘り出すことなく

 

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そのためにこそ

2023-06-13 09:35:55 | 日記

 

  頭は人類の幸福のために 知恵として働かせばいい

  例えば人類にとって 原子力発電に未来がないのであれば

  無尽蔵の太陽エネルギーを 利用すればいい

  そのためにこそ 知恵を働かせるのだ

  人類の総力をあげて

  例えば戦争という行為から 未だ人類が脱け出せないのであれば

  そのためにこそ 知恵を働かせばいい

  人類が国を造り 憲法を作り 法律を作って国を治めたように

  ありったけの 知恵を働かせて

  そのためにこそ 人類は考えるという能力を授かっていると思うのだ

 

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  くろがねの秋の風鈴鳴りにけり  蛇笏

  この俳句は一点の曇りもない完璧なものであると ある批評家は言う

  しかしどのような基準のもとに そのようなことを言うのだろう

  人は 神であるはずもないのに

  人が人として 確かに信じられるもの

  それは誰もが 無条件で共感できるもの

  それだけが人にとって 何よりも確かな基準となる

 

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  嗚呼 結局のところ

  人間とは愚かなもの

  己に固執し

  その束縛から脱け出せずにいる

  どうにもならずに

 

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  心の大きさ 豊かさ

  それは 人々を

  広く 見渡す心

  偏ることなく

  小さきものをも

  暖かな心を 持って

 

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