心のままに

おもいを言葉に

父母が

2021-09-29 22:44:03 | 日記

 

  父母が亡くなり 葬式を行う

  四十九日までは 家にお骨を安置し

  毎日線香をあげ 手をあわせる

  そのあと 墓に埋葬する

  そして毎朝 仏壇に線香をあげ

  亡き父母と語らう

  盆と彼岸には 墓参りをする

  我々の日常の生活の中に

  亡き父母は 生きつづける

  我々はこのように

  先祖の心と生活を 受けつぎながら

  たんたんと 人間の日々を生きている

 

   ~~~

  

  己のためにではなく

  他人のために 心から流した

  涙の量に比例して

  心が豊かになるように思う

 

  ~~~

  


ひとつひとつ

2021-09-27 21:54:26 | 日記

 

  ひとつひとつ 石を

  積み重ねるように 

  詩をつくる

  心の土台と なるように

  そして 心が 

  豊かになるように

  そう願いながら

  そうあってほしいと

  ひとつひとつ 詩をつくる

 

   ~~~

 

  人間の歴史の中に 

  残されてきた 

  詩や 文学作品

  絶えることなく

  我々の心の中に 

  心の奥深くに

  生きつづけながら

  そこに詩や 文学作品の

  存在意義がある

 

  ~~~

 

  


本当に 必要な

2021-09-23 11:40:55 | 日記

 

  心に響くことのない 頭によって生れた詩

  さもそれらしい 小むずかしい言葉をならべて

  それによって 人生の真実に行きつくことができるのだろうか

  頭はそれほど 信用できるものだろうか

  人は 神であるはずもないのに

 

  野に咲く花を 美しいと思う

  近しい人の死を 悲しいと思う

  心から 素直に

  そこにこそ 嘘偽りのない詩が生まれる

  この世に生きる人間にとって

  本当に 必要な

 

  ~~~

  

 

  

 

 


人はなぜ

2021-09-20 07:52:45 | 日記

 

  人はなぜ 山に惹かれるのか

  上へ上へと 天に向かって登っていく

  森林限界を越え まだまだ高く

  青い青い空へ とけ込むように

  そこにきっと 神聖なるものがある

  人が生きて 求めるものが

  そう信じて 登っていくのだ

 

  ~~~

 

  例えば 芸術というものが

  光を放つ 方向

  それは 人をより高みへ

  導いてくれるものだろうか

  それともそれは あらゆる方向に向かって

  光を放っているのだろうか

  線香花火のように

  人はなぜ 芸術というものに

  心惹かれるのだろう

 

  ~~~

  

  

 

 

 

 


人間の歴史の中に

2021-09-17 07:30:39 | 日記

 

  人間の歴史の中に 生きる

  綿々と 積み重ねてきた

  政治に 経済に 人間社会

  こうして 現代の 

  服を身につけ 家に住み 

  電気の明かりの中に 書を読む

  現代の 思想の中に

  川の流れの中に 身を置くように

  人間社会の 一員として

  より良い歌を 求めながら

 

  ~~~