頭によって 紡ぎ出された 諸々の事柄
その内の 詩や思想
それによって人は 真なるもの 永遠なるものに
近づくことができるのだろうか
人は 神であるはずもないのに
人はこの世に 心と魂と共に生きている
そこに人が目指すべき 真の光がある
心と魂の 豊かな成長のための
人が人として この世に生きていくための
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乾いた岩場に 水脈を探す
のみを鎚で打ち 岩を砕きながら
あちらを そしてこちらを
そしてまたあちらを
いつの日か 水が溢れ出て
のどを心を 潤してくれるようにと
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赤子を 自然の中に抱けば
豊かな自然が
すべてを 受け入れてくれる
赤子の命と 共に
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なつかしい時代劇を テレビでみる
そこに登場する 俳優の何人もが
すでに亡くなっていることに 気がつく
人はいずれ 誰もがこの世を去っていく
そして次の世代が 後を引き継いでいく
人がこの世に生きるとは
こういうことなのだと 思い知らされる
たんたんとたんたんと 過ぎ行く
時の流れの中に
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