心のままに

おもいを言葉に

夜が来て

2023-02-19 01:02:21 | 日記

 

  夜が来て 昼が来る

  くりかえし くりかえし

  心は闇の底に 沈み

  光の中に 浮き上がる

  波のうねりのように

  真冬の寒い夜

  心は闇の底に 沈んだまま

  このまま浮き上がることは ないのではないか

  そんな不安にさいなまれながら 生きている

  心細くも 頼りなく

  老いてなお

 

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  どんなに部屋の空気が 澄んで見えても

  窓から差し込む 光の中に

  微小な埃が 浮かんでいる

  そうして テーブルの上に

  少しずつ少しずつ 降り積もる

  心の中も 同じように

  ただ 生きているだけで 

  それだけで

  心の中に 埃が降り積もる

 

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  詩は何のためにあるのか

  それは点々と 夜道を照らす外灯のように

  人生の小道にあかりを灯し

  人生を歩む助けとなるために

  そのために

  

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  立春が過ぎ

  裸木の枝々に

  二月の光が 降りそそぐ

  その光の中に

  新たなる命が 目をさます

  新たなる希望と 共に

 

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  我が魂が

  何の束縛も しがらみもない

  真っ白な自然の中に 詩をつくる

  赤子のように

  心に 何の屈託もなく

 

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グーグルマップの

2023-02-11 12:43:52 | 日記

 

  グーグルマップの 楽しみ

  世界のどこかの国を ぐぐっと 

  さらにぐぐっと 拡大すれば

  そこに 道があらわれ

  その道の 車上の人となる

  部屋に いながらにして

  そうして あたりを見渡せば

  畑があり 家があり 町があり 人がいる

  そこに生きている人々の 生活がある

  どこの国にも 同じように

  誰もが夢を 希望を抱きながら

  この私も 同じように

 

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  ふと気がつけば

  ヴェルディの「ナブッコ」を 口ずさんでいる

  心を 耳を澄ませば

  世界のあちこちから この歌が聴こえてくる

  大気を渡って

  誰もが帰るべき 魂のふるさとを求めている

  それは宇宙に浮かぶ この上なく美しい地球

  人類のかけがえのない ふるさと

 

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  この世に生きるとは

  太陽の下に 人々と共に

  泣きながら笑いながら 過ごすこと

  心臓の鼓動を 感じながら

 

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