心のままに

おもいを言葉に

心に

2017-06-29 00:25:52 | 日記


  心に ぽっこり 浮かんだもの

  池の中から 鯉が顔を出すように

  紙と 鉛筆があれば それを書き留める

  しかし その多くは そのまま

  池の底に 記憶の底に 沈んでいく

  ふたたび 顔を出すこともなく


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魂の

2017-06-27 00:07:12 | 日記


  魂の 働きは 

  頭の 働きとは 別のもの

  

  弱き者  貧しき者

  それは 魂にとって 妨げにならない

  それどころか 大きな力となる

  この世に生きる 人間としての

  悲しみを 知っているために


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梅雨の

2017-06-25 11:00:13 | 日記


  梅雨の 大地の隅々に 雑草が伸びる

  少しの 土があれば

  雑草の命の たくましく 自然の力の 大きくて

  
  自然の中に 身を置けば

  容赦ない自然が 押し寄せてくる

  やぶ蚊が 襲い 虻やめまといが つきまとう

  うっとうしいほどに

  
  きっと自然が 人間のためだけに あるのではないことを

  教えてくれているのだ

  
  それでも人間は 大地を削り

  アスファルトやコンクリートで 地面を覆いつくす

  人間の都合のいいように

  
  地球の内部に マグマが燃えたぎっているのを

  人間は 知っているのだろうか

  静かに 我慢強く


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六月の

2017-06-23 08:35:56 | 日記


  六月の 日差しの中に

  日がな 一日

  畑の 雑草を 

  草掻きで 掻く

  手で むしる

  

  土の声を 聞きながら

  人生に 思いをめぐらしながら

  吹く風の 心地よく

  土が 手に沁み込む

  いつの日か 我もまた

  土に還っていくことを 感じながら


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吹く風に

2017-06-21 08:10:27 | 日記

  吹く風に 光が歌う

  木の葉が そよぐ

  鶯の声 高らかに

  春蝉の声 絶え間なく

  すべては 自然が奏でる シンフォニー

  自然が奏でる オーケストラ

 
  心を 澄ませば

  
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