心のままに

おもいを言葉に

風が吹く

2019-07-30 07:43:27 | 日記

 

  人々の営みの上を渡って 風が吹く

  その風に 耳を澄ませば 心を向ければ

  命の歌が 聞こえてくる

  時計の秒針の音が かすかに 

  聞こえてくるように

  心の琴線を ふるわせながら

 

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それはきっと

2019-07-23 09:01:09 | 日記

 

  人の世に悩み苦しみ 心の平安を 光を求めて生きる

  しかし心は 常に揺れ動き 思うにまかせない

  もし心に 一輪の花を 咲かすことができたなら

  それはきっと 心の大きな 拠りどころとなるに違いない

 

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静かな夜

2019-07-18 22:03:20 | 日記

 

  静かな夜

  ひたむきに歌う 讃美歌の合唱を じっと聞く

  わけもなく 涙があふれ出る

  キリスト教徒でもないのに

  どうしようもなく

  我が愚かさを 身にしみて感じながら

 

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静かな

2019-07-17 01:38:25 | 日記

 

  静かな 温泉街を歩けば

  見も知らぬ 観光客から

  こんにちはと 声をかけられる

  ごく自然に こだわりなく

  こちらも こんにちはと 返す

  互いに ほほえみながら

  こだわりのない 心になって

 

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  最近 心打たれた テレビ番組

  それは秩父山中の 限界集落

  その数戸の民家の 老いた人々

  子供たちは山を去り 集落には戻ってこない

  それでも ふるさとの山に生きつづける 老いた人々

  畑仕事を 山仕事をしながら

  老骨に 鞭打ちながら

  NHKの取材班は この集落の人々が死に絶えるまでを

  十数年にわたって 撮りつづける

  人がこの世に生きるとは どういうことなのか

  人にとっての幸せとは 何であるのか

  誰もいなくなった 集落の春

  人々が植えた 木々の花が咲き誇る

  その花の間から 懐かしい笑顔が見えてくる

 

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夏至も過ぎた

2019-07-13 11:46:59 | 日記

 

  夏至も過ぎた 梅雨の晴れ間

  外界は いつまでも明るく

  豊潤な世界が あたりに満ちあふれる

  そう感じながら 野道をそぞろ歩く

  平安なる 時間の中を

  ここに 豊かな詩がある

  そう感じながら 薄暮の中をそぞろ歩く

  ただ 満ち足りて

 

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