晴耕雨読で住まいを造ろう

都会を離れ農的暮らしをしながら、日々住まいについて考え、家造りを家族と共にDIYで実現させた日記・・その後

プラスティック廃棄物

2019年06月11日 | 社会ネタ
海洋汚染を止めようと、プラスティック廃棄物を回収したり、捨てられやすいレジ袋を有料化するとか話題になっている。

それは間違ってないし正しいことだと思うが、ちょっと考えてみると、消費者にも供給側に問題もあるような気がする。

例えば、お菓子などの小包装。
湿らないように一個一個プラスティック系の包装。そして箱、そしてぴっちりラッピング。

スーパーの果物野菜でも同様。小分けして発砲プラスティックのトレーにラッピング。

これは食品以外でも見かける。例えば(最近買うことも無くなった)カセットテープ。
もともとプラスティックのケースにはいっているのに、ぴっちりラッピング。
10個入りパックなら、さらにラッピング。

ともかく、日本人の清潔好きがこうじた、この過剰包装が続く。

飲み物はどうかと言うと、昔はガラス瓶だったのに、流通の都合とかで炭酸系の飲み物でもなんでもプラスティックの瓶。

ペットボトルのリサイクルは普及しているけど、回収率に疑問がある。
聞くところによると、やはり日本人の潔癖感から、回収されたペットボトルのほとんどは焼却に回り、繊維になるのはさほど多くはないらしい。
そもそも洗ってもう一度詰めるなんてことは皆無だという。

昔は、一升瓶、ビール瓶、ラムネ便などは、回収されて洗浄されてから詰め直ししていたんだよ。
果物、野菜は、量り売りだったよ。
包装は紙。新聞紙かハトロン紙などにクルクルって巻いたりしていました。

それらをまとめて入れるのは、基本的に消費者が買い物袋(あるいは買物籠)を持ってきているから、それに入れて帰る。

そういえば、最近のサザエさんの買い物スタイルから、買物籠を提げた絵が無くなっていると感じませんか?


スーパーも初期では、紙製の袋にいろいろ詰め込んでいたはず。
だから買い物した後は、破れては困るので両手で荷物を運んでいたでしょう。


レジ袋の有料化だって、1円だの2円だのと細かいこと言わず、10円、50円にしたらよろしい。
消費者が買い物袋を持っていけば良いだけの話です。
それでも忘れてきた人には、昔のように紙袋を渡す。それに入れて両手で抱えて家に帰ればよろしい。
それで少し不便だと体が感じたら、次からは事前に対応するようになるでしょう。

ペットボトルもガラス瓶にして、お店に持っていけば何円かキャッシュバックしてくれるようになれば、瓶を捨てる人も少なくなります。

化過剰な包装を止めて、生活スタイルを、ほんを少しだけ昔に戻せば、海洋汚染は防げるような気がしますが・・・いかが?


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コメント
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