杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ロスト・フライト

2024年04月27日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2023年11月23日公開 アメリカ 107分 PG12

東京を経由しシンガポールからホノルルへ、新年早々悪天候が予想される中、会社の指示で難しいフライトに臨むトランス機長(ジェラルド・バトラー)は、ホノルルの地で離れて暮らす愛娘との久々の再開を待ち焦がれていた。しかし、離陸直前に移送中の身の犯罪者・ガスパール(マイク・コルター)の搭乗が告げられ、悪天候だけでなく予定外のフライトに暗雲が立ち込めていた。
かつては大手航空会社に在籍していた実力派パイロットのトランス。順調なフライトを迎えたかに思えたが、フィリピン沖上空で、突如激しい嵐と落雷に巻き込まれ機体の電気系統が機能を停止。通信も途絶えコントロールを失ったトレイルブレイザー119便に、トランスは意を決し着水の準備に入るも、寸前で目の前に広がった孤島へ奇跡的に不時着した。一命をとりとめたトランス機長を含む乗客17名だったが、そこは凶暴な反政府ゲリラが支配する世界最悪の無法地帯・ホロ島だった。
トランスは、通信機が途絶えた飛行機と乗客を残し、島からの脱出の手がかりを求め、犯罪者のガスパールと共に探索に向かう。危険な雰囲気が立ち込める廃倉庫で見つけた電話を配線し、なんとか娘を介して現在地を知らせることに成功するが、その隙に迫ったゲリラたちによって、乗客と乗務員が人質に取られてしまう最悪の展開に。
一方、消息不明となった119便の事態を重く見たトレイルブレイザー社は、外部から元軍人の危機管理担当者として腕利きのスカースデイル(トニー・ゴールドウィン)を招集。トランスの決死の報せを受けたスカースデイルは、対策室の反対を押し切り乗客の救出へ傭兵チームを派遣する。
刻々と危険が迫る囚われた乗客たちの身を危ぶみ、トランスは救助を待たず、元傭兵の過去を持つ犯罪者であるガスパールと手を組むことを決意。難攻不落のゲリラ拠点へたった二人で乗客の救出に向かう。生死を懸けた究極の脱出サバイバル、トランスとガスパール、そして乗客たちの行方は・・・。(公式HPより)


元MI6の経歴を持つスパイ小説家チャールズ・カミングの脚本をもとに、ジャン=フランソワ・リシェ監督による、ゲリラ組織が支配する島に不時着した飛行機の機長が、犯罪者と手を組みながら窮地を乗り越えていく姿を描いたサバイバルアクション作品です。

ジェリーが乗客を守る機長の責務を全うしようと奮闘するトランス役を演じています。
不安定な天候の中を進路を変えずに行けという無茶ぶりに早くもトラブルを予感させられ、離陸直前には殺人犯の護送という突発事態も発生。こりゃ~フライト中に殺人犯が暴れるのかと思いきや、飛行機が落雷の直撃で電源を消失して墜落寸前に。
機長の的確な判断と腕で何とか陸地に不時着したものの、そこは反政府ゲリラが支配する島だったという、一難去ってまた一難です。😖 

島の偵察を試みた機長は、殺人犯の男ガスパールの手錠を外して同行させます。ちなみに乱気流の中、シートベルトを外していた護送警官と彼を止めようとしたCAが投げ出されて死亡しています。

廃墟で電話を見つけて何とか会社に連絡することに成功しますが、悪戯電話と間違えられ切られてしまうのね。なんかありそうな話だな。次に娘と電話が繋がるのですが、そこにゲリラが現れ格闘になります。機長を助けたのは途中で姿を消していたガスパールです。彼は元軍人でめっちゃ腕が立つの😁 (過去に犯した殺人も社会が悪い、みたいな😓

ゲリラが乗客を人質に身代金を要求すると知って急いで飛行機に戻ろうとしますが、ゲリラの方が先に乗客たちを捕まえてしまいます。
残っていたゲリラを倒して乗客たちが連れて行かれた村を聞き出し、操縦席にメッセージを残して村に向かった二人。乗客たちを救出しバスに乗せますが、村にはゲリラがうようよ。機長はゲリラと交渉しようとしますが、殺されそうになったところを傭兵チームが駆けつけて何とか飛行機に戻ることができました。フィリピン政府による救出部隊が到着するのは24時間後で絶体絶命の中、機長は飛行機を飛ばす決断をします。(副操縦士のデレ(ヨソン・アン)が電気系統を直していました。)

追ってきたゲリラとの激しい銃撃戦の中、傭兵たちと乗客乗員は機内に乗り込みます。ガスパールは初めから一緒に行く気はなく、傭兵が持っていたお金(救出のための資金)と武器を頂戴してどさくさに紛れて消えます。
大人しく一緒に帰れば恩赦があるんじゃないかと思うんだけどな~~😥 

被弾しながらも操縦桿を握り、立ち塞がるゲリラのボスを車もろとも吹き飛ばして飛行機は空へ。
エンジンが片方しか使えないとか翼の一部が飛んじゃうとか、扉が開けっぱとかの状況の中、それでも安全な飛行場に奇跡的に着陸するんですね。😀 

机上の理論に拘り自分の責任回避しか考えない航空会社?の人間の指示を無視して救出部隊を派遣し、島からの脱出をサポートするスカースデイルも良かった😊
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