杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ジョン・ウィック

2021年09月13日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)

2015年10月16日公開 アメリカ 103分 R15+

2021年9月9日 午後エンタ 「午後ロード」放送

愛する女性ヘレンとの出会いをきっかけに、裏社会から足を洗った殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。しかし、ヘレンは病に倒れて帰らぬ人となってしまい、ジョンは悲しみに暮れる。そんなジョンのもとに、ヘレンが生前に用意していたデイジーという名の一匹の子犬が届けられる。亡き妻の思いが託されたデイジーとの生活で再び心に平穏を取り戻していくジョンだったが、ある日、ジョンの所有する車を狙って家に押し入ったロシアンマフィアが、デイジーを殺してしまう。生きる希望だったデイジーを奪われたジョンは、かつてその名をとどろかせた裏社会に舞い戻り、ロシアンマフィアの組織を相手に単身戦いを挑む。(映画.comより)

 

最愛の女性を喪った絶望に追い打ちをかけるように彼女から贈られた仔犬を殺され、復讐の鬼と化したジョンが、銃とカンフーを融合させた新銃術「ガンフー」で次々敵を倒していくアクション作品です。

強盗の主犯は「タラソフファミリー」のボス・ヴィゴの息子ヨセフ(アルフィー・アレン)で、ジョンは過去にヴィゴ(ミカエル・ニクヴィスト)に雇われていたという因縁がありました。彼の腕を知るヴィゴは、交渉と説得を試みますが拒否され、手下達にジョンの家を襲撃させるも全員返り討ちにあいます。ヴィゴは、懸賞金200万ドルをかけ、ジョンの親友のマーカス(ウィレム・デフォー)にも声をかけます。

ジョンは、殺し屋御用達の「コンチネンタル・ホテル」のオーナーのウィンストン(イアン・マクシェーン)から、ヨセフの居場所を聞き出してナイトクラブに乗り込みますが、ヨセフに間一髪で逃げられ、脇腹に重傷を負ってホテルに戻ったところを、旧知の女暗殺者パーキンズ(エイドリアンヌ・パリッキ)にホテルの掟を破って襲われます。暗殺すると見せかけたマーカスの助けで、彼女を拘束してヴィゴの隠し資産の場所を聞き出したジョンは、教会を襲撃し火を放ってヴィゴを誘き出すものの、返り討ちに合い捕まります。再びマーカスに助けられヴィゴを追い詰めたジョンは、ヨセフの隠れ家を聞き出し彼を殺すのね。息子を殺されたヴィゴは、パーキンズからマーカスの裏入りを聞き、彼を拷問して殺害。ジョンに伝えてマーカス邸へ誘き出して殺そうとします。パーキンスは、掟を破った代償にウィンストンに粛清され、彼はジョンにヴィゴの居場所を教えます。ヴィゴを倒したものの重傷を負ったジョンは、無人の動物病院に辿り着いて傷を治療し、安楽死を待つ犬の1匹を連れ出して夜の街へ消えていきます。

ちなみに「コンチネンタル・ホテル」は殺し屋たちのサポート機関で、武器や情報の調達から死体の処理までしてくれるんだそう。ホテル内では殺しはダメなどの「掟」を破ると追放や粛清が行なわれるというわけで、ホテル内でジョンを殺そうとしたり仲間を密告したパーキンスは当然粛清されたわけね。

内容は大義でもなんでもなく、ただただ個人的な復讐劇でした。 気持ちはわかるけどね~~。

逆に不肖の息子とはいえ、我が子をはいどうぞと差し出すわけにもいかない親心のヴィゴにほんのちょっと同情してしまったぞ ま、マフィアのボスだからそもそも悪人なんですけどね

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