杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

アンチャーテッド

2022年10月08日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2022年2月18日公開 アメリカ 116分 G

ネイサン・ドレイク(通称:ネイト)は海洋冒険家フランシス・ドレイクの末裔だが、幼い頃、唯一の肉親である兄のサムと生き別れ、今はNYでバーテンダーとして働いている。ボトルを扱うその器用な手さばき、そして類まれなるスリの能力を見込まれ、トレジャーハンターのビクター・サリバン(通称サリー)から50億ドルの財宝を一緒に探さないかとスカウトされる。信用の置けないサリーだが、消息を絶ったサムの事を知っていたことから、ネイト(トム・ホランド)はトレジャーハンターになることを決意する。早速、ネイトとサリー (マーク・ウォールバーグ)はオークションに出品されるゴールドの十字架を手に入れる為、会場に。この十字架は財宝に辿り着く為の重要な“鍵”で、モンカーダ(アントニオ・バンデラス)率いる組織も狙っていた。オークション会場での争奪戦の末、なんとか十字架を手に入れたネイトとサリーは、500年前に消えたとされる幻の海賊船に誰よりも早く辿り着く。しかしその海賊船ごと吊り上げられてしまうが――アメリカ、ヨーロッパ、アジア、世界中を駆け巡り、果たして二人は50億ドルの財宝を手に入れることができるのか?そしてネイトは兄サムと再会できるのか?トレジャーハンターとしての冒険が始まる。(公式HPより)


トレジャーハンターのネイサン・ドレイクが伝説の秘宝や古代都市の謎に挑むアクションアドベンチャーゲーム「アンチャーテッド」シリーズの実写映画化です。とはいえ、このゲーム知らないけど😅 監督は「ヴェノム」のルーベン・フライシャー。

冒頭、いきなり輸送機から落ちた貨物にぶら下がるネイトが映ります。
そこから舞台は15年前のボストンの博物館に飛んで・・。
兄のサムと少年ネイトはマゼランの航海地図を盗もうとして捕まります。鑑別所に送られそうになったサムはネイトに家宝の指輪を託して姿を消しました。

そして現在。
NYでバーテンとして働くネイトにサリーが接触してきます。兄を知りマゼランの地図を持つサリーに誘われて、ネイトは一緒に黄金探しをすることになります。鍵となる黄金の十字架を奪うため、オークション会場へと向かった二人は、会場に大富豪のモンカーダとサリーの元カノのジョー・ブラドック(タティ・ガブリエル)の姿が。トラブル(シャンデリアを使ったアクションは華やかさと適度なスリルがあります)はありましたが、何とか十字架を奪った二人は空路スペインへ。
二本目の十字架を持つクロエ(ソフィア・アリ)と合流して教会に向かった三人は、地下室と地上に分かれて鍵穴を探します。ネイトとクロエは地下を進み、サリーは地上から位置情報で追います。噴水の水が流れ込んできて溺れかける二人を、ジョーの部下の攻撃を交わしながらサリーが危機一髪助け、何とか塩の入った大きな壺の中から地図を見つけます。地図にはバルセロナから東インド諸島の航路とフィリピン付近に印がありました。

ところがクロエが裏切り地図と十字架を奪っていきます。クロエはモンカーダと組んでいました。二人はモンカーダの輸送機の貨物室に忍び込みます。そこへモンカーダを殺し実権を奪ったジョーから逃げ出したクロエを追ってジョー一味がやってきます。銃撃戦が始まり、貨物室のハッチが開いて荷物が次々落下する中、モンカーダの赤い車に乗り込んで逃げようとしたクロエがネイトを巻き込んで落下していき冒頭のシーンに繋がます。

貨物に付いたパラシュートでピンチを乗り切った二人は近くの島に上陸します。ホテルで休息を取りながら、兄の絵葉書をヒントに十字架がコンパスになる事を知ったネイトは、宝の隠し場所を割り出しその場所を記して眠っているクロエを置いて出て行きます。目覚めた彼女はその地図を見て一人で向かいますが、実はネイトは彼女の裏切りを予想して嘘の場所を記していました。まさにキツネとタヌキの化かし合いですね。

ネイトは洞窟の奥に隠されていた2隻の帆船を見つけます。そこにサリーが現れます。彼は以前ネイトが仕込んでいたスマホの位置情報を追ってきたわけね。
樽の中に隠されていた黄金を見つけた二人ですが、そこにジョーたちがやってきて、慌てて船底に隠れます。ヘリコプターで船が吊り上げられる中、二人は手下を倒してヘリコプターを乗っ取って逃げようとします。ここからはまるで海賊の襲撃のような展開で楽しめました。
ネイトの危機にサリーは黄金の詰まったバッグを投げて助けます。ジョーは冷酷な殺し屋として描かれているので、彼女が海に落ちて帆船に潰されるという悲惨な最期でも全然可哀相ではなかったな。

ヘリから落ちて海中に沈んでいく帆船(の中の黄金)を後で取りに来ようというネイトに海上警察の船が接近してくるのを見ながらサリーは国有財産になったから無理だと話します。収穫無しだと嘆くサリーに、ネイトはポケットから次々に黄金を出します。それだけでも十分に一財産ですね。

エンドロールの途中で、次作に繋がる予告のようなシーンが登場します。
おそらくは牢獄らしき場所にいるサムからネイトに宛てた「誰も信用するな」という手紙のようです。 一方、ナチスの地図と指輪を手に入れたネイトとサリーは何者かに銃を突きつけられています。そっか~!サムは生きていて今度はナチのお宝がターゲットなのね😀 
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