気ままに菓子作り

差し上げて喜んでもらえ、たまにはほめられて満足してます

五島列島へ世界遺産を訪ねて(2)

2023-05-30 22:29:29 | 観光旅行

最終日(5月27日)は下五島の
福江島を観光します
土曜日だったので
観光客を乗せたバスが
五島のバス会社では間に合わないらしく
佐世保の会社のバスも運行




 お世話になったバスのシートカバー
 市の花木がヤブツバキ
 ちなみに木はアコウ
 市の花はハマユウ
 人口は32000人余り
 五島列島の五島市以外は
 新上五島町で人口は2万人弱
 どこも高齢化率が50%近い
 教会も昨年は1か所
 閉鎖されたのがあったようで
 人口減少と高齢化は
 避けられないようです
   

    堂崎教会
  キリスト教禁教令廃止以降
  最初に建てられた聖堂
  長崎県有形指定文化財
  資料館として活用されている
  
 

 
  天主堂と教会の違い 
 天主堂は建物のことを意味して
 カトリックだけの古い呼び方ではないかと?  
 魚津ケ崎(ギョウガサキ)公園に移動
昨年のNHK連ドラ〝舞いあがれ”ロケ地
遣唐使船の寄泊地としての記録がある




ヒナキキョウソウ

  ミヤコグサ

 ノイバラ
 

  対岸に見える水ノ浦教会




   ロマネスク ゴシック 和風建築が
 混合した建物
 江戸末期に大村藩から移住した潜伏キリシタンが
 仏教徒を装いながらひそかにキリスト教を信仰し
 明治政府に見つかり弾圧を受け
 禁教が説かれてから小高い丘に
 最初の教会を建て、老朽化したので
 昭和13年に現教会に建て替えられた
 裏山にキリストが十字架を背負って
 処刑されるまでが再現されている






  島にある唯一の道の駅
 ”遣唐使ふるさと館”で昼食


 高浜海岸


 ここから軍艦島が見えることもあるらしい



  アブラギリ
 海岸線を南下して玉之浦地区へ


 井持浦教会




 フランスのルルドを模した洞窟
 五島の各地からの岩石で築いた
 聖母像もフランスから持ち込む
 台風の被害で1988年に
 現在の教会が建立された


福江島の景勝地
大瀬崎灯台の展望所へ
この辺りにハチクマが
越冬のために大陸へ渡る
最終中継ポイントとして知られる
広島のご夫婦が20何年も通われたとか

 ボランティアガイドさんが
 大瀬崎は世界で3か所だけの
 シマシャジンの生息地と
 話されていたので
 花時期ではないが確認できるのかと
 聞いてみると、
 あの灯台の遊歩道のようで





時間があるというので
空港へ行く前に
五島家代々の祈願寺〝明星院”
日本遺産 五島最古の木造建築

  五島の真言宗の本山
  遣唐使として渡った弘法大使が
  帰国時に立ち寄ったと言われている
  本堂の格天井に極彩色の花鳥の絵

  境内の菩提樹

画像 ネットより
ボランティアの地元の人が
タマノウラツバキの話を
されてました
五島の誇る名花
ヤブツバキの突然変異種
福江島の玉之浦町の"父が丘"に
自生していて
昭和22年偶然発見された
原木は枯れてしまったが
子孫が世界中に広まったようだ
簡単に手に入るのかなあ?
話を聞きながら
福江空港(五島つばき空港)到着
福岡空港で乗り継ぎ
日付の変わる10分ほど前に帰宅

ツアーの良さはあるが
久賀島にある、
最も悲惨な事件の舞台になった
牢屋の窄殉教記念教会へ
行けなかったことと
東シナ海に沈む夕日を見れなかった
〝信徒発見”〝五島崩れ”
このフレーズを理解したい

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五島列島へ世界遺産を訪ねて(1)

2023-05-29 15:17:51 | 観光旅行

昨年の壱岐対馬に続いて
離島で関心ある
長崎県西部に位置する
五島列島に5月25日から
2泊で出かけました
行く前は福江島が
ここに含まれるのも知らず
五島列島の五島市に福江島があり
他に140(?)あまりの島の中で
有人の島が18島
1番大きいのが福江島
久賀島 奈留島 若松島 中通島
これらで五島列島の面積の9割強
いかに小さな島が多いかがわかる
有人の島でも1ファミリーだけと
いうのもあるらしい
地形も複雑で、ジオでも興味深い
潜伏キリシタンの意味も
よくわかりませんでした
450年も地域の人々と共生しながら
信仰心を持ち続けた
強さを実感いたしました
第1日目は上五島と言われる島を
訪れます
長崎空港は埋め立てた場所にあるので、
長崎港まで橋を渡って
向かいます




 ジェットフォイルで福江港経由







  奈良尾港
 ここから島内はバスで観光


    奈良尾神社
樹齢670年と言われるアコウ樹
国の天然記念物
ここをくぐると長生きできるらしい

  幹回りが最も大きく
  常緑だが、一斉に落葉するが
  すぐ1週間ほどで新葉が展開

  オオタニワタリ?
 境内で地元のご婦人たちが作った
 小豆のようかんとお茶の接待
車窓から教会




 中ノ浦教会
 湖面が静かなので映り込む


   夕食はフルコース
 夜屋上に上がって星を眺める
 2日目朝食は鯛茶漬け


 ネパール人が接待
 あるけっ茶のサービス
 これは五島列島のお茶ではなく
 静岡の発酵茶でした
 出発まで時間があったので
 食後のお散歩




車窓から気になった白い花をつけた樹木
なかなか撮れませんでしたが


  オオカメノキかと思いましたら
  翌日はっきり撮ることできました


  アブラギリ (トウダイグサ科)



  頭ケ島天主堂


老朽化によって近くの石を切り出して
珍しい石造り1919年に完成
国の重要文化財
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」








      墓地











  砂岩質の五島石
  幕末から近代にかけて
  石材製品の原料として利用された
教会内は祈りの場であるので
事前予約し、脱帽し、撮影禁止
教会の窓にお花の模様
多分ノイバラ 




祈りの竜馬像
竜馬が組織した貿易船が
遭難して乗っていた若者が
犠牲になったので冥福を祈っている
昼食会場そばの海童神社



   クジラの牙


  アコウジュ


   有川港

 名物の五島地獄だきうどん
 海鮮丼も付いてます


 青砂ケ浦天主堂
 教会設計の第1人者 鉄川與助氏の設計
 2010年に献堂100周年を迎えた
 塩釜の見学




  塩づくり工場前の海
  この塩水を漉して2週間かけて製造
  夕日のスポットが近くの公園にある
  郷ノ首港からクルーズ船で福江港へ
  移動する途中に教会に立ち寄る




  キリシタン洞窟
 明治初期にキリシタン弾圧が始まり
 迫害を逃るため4家族の8名が
 船でしか行かれないこの洞窟に
 身を隠したが、焚火で漁師に見つかり
 拷問を受けた
 今でも潜伏していた人を称える
 ミサが開かれている





  潮の流れと風によって揺れる


    江上港





1918年に完成 鉄川與助氏の作品
2008年に国の重要文化財に指定
以前の教会は1881年に潜伏キリシタンの
4家族が洗礼を受けたのが始まりで
簡素な教会を建てた
その後、信者が周りのタブノキを
切りはらって整地して
資金をきびなご漁の
収入で調達して完成させた
船に戻り久賀島の旧五輪教会堂

 老朽化のためそばに新しい教会を
 建てたので寄贈され、五島市の管理となり
 一般公開されている







   五輪教会 1985年建築
   この地区は車が入れないので
  山道を歩くか、海上タクシーを利用




   宿泊ホテルのある
 コンカナ王国の教会
 夕食後鬼岳の展望台へ移動
 曇り空だったが、月とうっすら星が
 帰りの土手で発光
 姫蛍のようでした
 五島滞在もあと一日

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富士山麓へランを探しに

2023-05-22 22:13:13 | 植物観察

5月21日(日)気になっている
「山麓のランの様子を見に行きましょう」と
お誘いを受けました
今年初めて山麓へ出かけます
富士山周辺はじめ
関東周辺にランを求めて歩き回っている
Uさんがご一緒してくださいました
土地勘はないのですが
2019年5月と6月
昨年も連休中と6月に
ラン探しに同行させてもらったのですが
今年もランは健在でしょうか?
場所も精通していらっしゃるので
車を止めるとどんどん林の中に
入って行かれます

  
    ヤビツギンラン
 丹沢のヤビツ峠で発見された
 白い花が平開せず距がない
  

 ギンラン、ササバギンラン、

クゲヌマラン

今回確認に行くユウシュンランと
よく似てます
 この林に入ったのは

シナノコアツモリソウ

  

  

 これはコアツモリソウ
草丈は10から20センチぐらい
ひざまずいて、顔でなめるような
姿勢にならないと撮れません
袋に赤紫色の模様がない
真っ白の個体を探したい
それがシナノコアツモリソウです
       
  シナノコアツモリソウ(2019年)
2019年6月24日ごろには見ているのですが。
あちこち探しましたが
盗掘にあったのか、
数を減らしてがっかりです
        
  
  
以前見たセイタカスズムシソウも
残念ながら、探すことが出来ませんでした
フタバランやアオフタバランの株が
沢山あったので花時を期待したい
諦めて他の場所に移動

     
   ナツノハナワラビ
            
 
      神社の階段脇でユウシュンラン
 ほぼ終わりでしたが、
 今年は株が増えていたようです
   

 
     コマユミ
  駐車場の脇に
スズムシソウが見れたのですが
心無い人に取られてしまったようです
少し奥に進むと、
まとまって見ることが出来ました
  

    スズムシソウ
鈴虫のオスが羽を広げて鳴いているようです
 

 何回か数個花をつけているのは
 見ましたが、

豪華版は初めてです
大感激です!!!!
 

 

 

   今日の目的の一つ
 サカネランを探しに
 山中浅間神社へ移動
 案内してくださったUさん
 連休のころ蕾の状態を見て
 きっと今回は良い花時だろうと
 ピンポイントで見ることが出来ました

 

 

 

      サカネラン
2株ありましたが、これが最高です


   ツリバナ
日曜日でしたが、
渋滞にも会わず
案内の方のお陰で
希望のランにも会え
14時に戻ってこれました
これ以上数を減らさないように
願わずにはおれません
 


   

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伊東 一碧湖

2023-05-21 22:18:41 | 小田原植物会

20日(土)定例観察会で
10万年前の水蒸気爆発で
出来た一碧湖が観察地です
危ぶまれた天気も
朝のうちに回復し
湖面を渡る風が心地よい



熱海から伊東へ

  周囲が4キロの
 瓢箪型の池
 サンカクイとフトイ


     トウゴクシダ→ベニシダ


   エゴノキの大木が多く見られ
   足元にはじゅうたんを敷き詰める
   ように落花


    ハシゴシダ
 シダは最初からお手上げ
    教えてください


      ハナミョウガ


    クロモジ


  サンゴジュ


   ヒメシャラが多い
コガクウツギの装飾花が
目立ちました


  ヤマイタチシダ


   オオイタチシダ


     水滴がついているのかと見間違える
 ❓コケ

    実生のイチョウの幼苗


    シチトウハナワラビ


  フユノハナワラビ
  枯れた個体
  生育地の違い
  オオハナワラビは暗い林の中
  フユノハナワラビは明るい場所

   ツチアケビ
   果実も見事です


   チョウジソウ(キョウチクトウ科)
   ところどころに花がついてます




   ミズオトギリ
 夏の午後から夕方に
 ピンクの花を咲かせます
 機会があれば見てみたい


    ミゾカクシ


  しょうぶ湯に用いる菖蒲
 香りが良い




   コガクウツギ  アジサイ科
     アジサイに先駆けて咲き
 ウツギの雰囲気に似ているので
 ウツギの名前が付く
 東海地方以西で見られる
 目立つ装飾花と装飾花のない
 花序が見られる






     ハチジョウベニシダ


     トウゴクシダ


   スイカズラ
  テイカカズラも大木に絡まってました
  小さいほうの沼地へ移動してきました


    ビロードムラサキ
    紀伊半島や四国(南部)九州に自生
    白い毛が密生
    牧野富太郎が高知で採集し命名
    別名コウチムラサキ


  ハンゲショウ
  まだ時期が早い

歓声上げて這いつくばってシャッターを切る
エンシュウムヨウランか?


 10数本見られた


     ランヨウアオイ


ツクバネウツギ
花は落ちて萼片だけ

  ミサキカグマ

 サイゴクベニシダ
 もうお手上げです


  コウヤコケシノブ
今回コガクアジサイを手に入れて
庭で咲かせたいと思いました
 ちょっと足を延ばすと
見慣れない植物に出会えます
次回は江の島
楽しみにしてます

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春から初夏へ庭の移ろい

2023-05-14 13:44:33 | グリーン&ケーキ

気温の変化が著しいようですが
自然は着実に前進してます
サクラを追っかけて
戸外に出かけているうちに
我が家の庭はウツギからアジサイの季節に
珍しいものはありませんが
昨年咲いたのに
なぜか今年はひとひらも花(苞)を
付けなかったハンカチノキ




 今年は剪定をしないで
 来年期待します



    花付きの良かったのはハコネサンショウバラ




   ニホンサクラソウ


    八重もありました
 印をつけました



     ツキミソウ
  咲き始めは白でピンクに変化します


   園芸種のイチゴ


  西洋カマツカ(アロニア)にアオスジアゲハ

  ピラカンサの花にアゲハチョウ












  バラは手を入れてないので




   シマツルボ


    遠かったのでぼけていますが
  イソヒヨドリ


    キソケイ


   ツボサンゴ


       チリアヤメ
 球根買って植えたのは2年続けて
 花付けず、昨年暮れに友人から
 分けて頂いたのは次々開花


  牧野富太郎博士が筑波山で発見
 ホシザキユキノシタ
  つくば市の花

    ウマノスズクサ


   頂いて10年近くになりますでしょうか?
   東洋ランのキンリョウヘン
   開花して嬉しい

   コアジサイは終わりました



    イワガラミ




     サラサウツギ


    サクラウツギ


  バイカウツギ


   ナツツバキ
   1日花です




      イブキジャコウソウ
   この場所がお好みのようです






    最後に今日咲いた花
    クロホオズキです
 オオセンナリに似ている
    桜関係の後作った焼き菓子


  客人の為にガトーショコラ
  寂しいのでイチゴを飾りました


   名残の桜のマフィン
   桜餡が残っていたので


      蒸しパン
    きび糖と濡れ甘納豆で


        レモンケーキ


      抹茶のバウンドケーキ


     抹茶のフェナンシエ


     最近夏ミカンをもらうので
   オレンジの果汁を入れて固めました






     夏かんピールを刻んで
    マドレーヌ
 

     昨年の梅を利用して
    ピューレにして固めました
 

   買い替えた自転車
  2017年に買った時も
  ここで記念撮影
  でも違うのは、そばにある
  チャボヒバが芽をふかず
  枯れてしまったようです


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奥日光へ自生するスミレを探しに

2023-05-09 22:43:01 | 植物観察

今回は、限られた場所で生育する
フジスミレの観察でした
きっかけは、
昨年9月にイトキンポウゲを
観察しに行った折に
日光の森で、
足元にフジスミレの葉を確認し、
来年花時にぜひ訪れようと
今年の計画に入れました
我々何人かは、
2008年の5月に
2泊で奥日光へ出かけた時
戦場ヶ原で見せて頂いてました
年も経ってますが
記憶辿りながら
懐かしくって、大笑いしてしまいました。
私もまだブログ初心者でしたので
恥ずかしいのですが、
リンクしてみました
奥日光へGO
今回は連休後で、
春の花は桜から始まって
進み具合が早いのではと心配されました
前日の予報では、
天気が危ぶまれましたが
この日にかけるしかなく
雨も現地につく頃には
止むのではとの判断で決行
赤沼で低公害バスに
乗り換えるころには晴天





   シユリザクラ
  さすが花は終わってましたが
  北海道に多く、変わった花の付き方


  終着千手ヶ浜


  芽吹いたばかりですが
  シロヤシオやヤマツツジ、
  ミツバツツジの彩り

  シロバナヘビイチゴ
  足元にツルキンバイ、
  ミツバツチグリ
  大きな木のくぼみに
  フジスミレの株も多く見られました
  残念ながら、花や花殻も確認できません

      男体山を前にしてお弁当(Mさん画像)

 ミズナラやハルニレの大木
 ハルニレの芽吹きと実




    花は葉が展開する前に咲く様だ

  ハルニレの幼苗

        ワダソウ

  ワチガイソウ
 可愛い花が次々と出現

  フデリンドウ


  ミヤマカタバミ



 
     サンリンソウ


   よく似てますがニリンソウ


   フジスミレ
 花が下向いてましたが
 保険のため上にのせて撮りました
 葉は沢山見れるのですが??



        一面にフッキソウ


      遠くにピンクの絨毯
 もしかしてクリンソウ?
 園芸種なのでしょうか?

  サクラソウ


 クリンソウはまだ蕾
 6月にならないと見れないようです
 昨年は5月30日にはほぼ見ごろだった。
 例年通りの時期に咲くようですね

   

  移動して昨年歩いた森へ


  20の眼でフジスミレの株探し
  かなり歩き進んだが、
  葉は確認できても気配なし
  以前光徳牧場でも見かけたという情報で
  千手ヶ浜のバス停に戻る


バスを待ちながら周辺を見る
ネコノメソウ2種と

ピンクのスミレが目に留まる
ヤッタ~


 バスの時間が迫っていたので
 じっくり写真を撮れなかった


    Iさん画像


  Mさん画像
矢張り乾いたところより
このような環境を好むのか?
もう1か所光徳牧場に寄ってもらう


両端にホザキシモツケ
花時には素晴らしいでしょうね
結局フジスミレの株は確認できたが
残念なことに花は見れなかった



   ミヤマウグイスガグラ




  テングクワガタ
矢張り簡単に見れるスミレではなかった
何年後かにもう1度挑戦する??
もう一つニュース
たまたま今日テレビで
いろは坂に音の出る仕掛けが出来たようだ
通行した時に何の音楽か判らなかったが
日光に関係した〝モンキーミュージック”
今日が5月9日で悟空の日だそうです

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山古志の春

2023-05-03 00:07:06 | 植物観察

連休の谷間
心配された渋滞もなく
長岡市にある山古志地区を
巡ることが出来ました
山古志地区の一押しは
「豊かな自然と素敵な景観を一望できる」
我々にとっては大変魅力的
出発前日にNHKで
長く続いた地域の祭りの一つの
古志の火祭りが
今年をもって
最後となるとの残念な映像が
映し出されていた
2004年の中越地震で
山古志に通ずる道路が崩れ
陸の孤島状態になり
ヘリコプターで村民全員が避難し
3年後に復興を願って
帰村して成功したかに思えたが
あれから20年近くたって
山村ゆえの宿命か
人口減少と高齢化を
食い止めることは出来なかった
集落が山々の谷間に散在し
昔から地すべりが多く
それによって地形の変化が著しく
段々畑や棚田が作られ
この景観が保たれているのだろうか?
昔からこの地区は
山間部で豪雪地帯にあったので
道路状況を確保するため
手掘りのトンネルを作ったり
自然環境との戦いであったようだ


周辺を見ると、日本海側特有の植物が
次々現れ、
これから回るところにも期待が持てる


   ナガハシ(テング)スミレ

     ナガハシ(テング)スミレ
 北海道から近畿以北の日本海側の
 多雪地帯に分布



  トンネルの土手にオオバキスミレ
 とりあえずシャッターを押す
震災の遺構が残っている
木篭(コゴモ)地区へ移動
ちょっと停めてもらうと大収穫


   ミチノクエンゴサク


   オオタチツボスミレ
 日本海側に多く、距が白



  水色のアマガエル?
黄色の色素が欠乏したのが原因
青いカエルは幸せを呼ぶとか
元気で出かけられますように


  アオイスミレ



  中越地震の時
  土砂崩れにより川がせき止められ
  この地区はほとんど全滅状態
  震災遺構として水没した家屋が
  二戸残されている
  郷見庵で蕨や山独活、うるい等買い物
   高台に建っている公営災害住宅にも
  空き家があるという

   キクザキイチゲ

  オオバキスミレ
  山古志支所に移動

  棚田の風景を見ながらお弁当

  虫亀地区を通って
  金倉山方面に移動






  杉の大木の下にある建物は
  屋内の養鯉場らしい
  錦鯉の養殖は伝統産業の一つ
  棚田の上に水田用のため池を作り
  その水源を活用して
  食用の鯉の飼育が始まりらしい


  水田と鯉の養殖場は一瞬見間違いそう
  上に鳥よけの糸が張ってある
        車を下りると花花花



   ツボスミレ


    ツクバキンモンソウ


   ヒロハテンナンショウ


      一面のオオバキスミレ
  途中で車を下りて歩いてみる
  芝桜の手入れをしていた地元の人に
  声をかけてみる
  金倉山へ行くこの道は
  先ほどブルドーザーで割ったばかりと
  道を通れるように
  除雪したとの意味らしい


少し標高が上がったので
違った花が見れるかもしれない



    ショウジョウバカマ

  

 

       トキワイカリソウ
 

     カタクリ

 
    眼下に越後平野
        ツノハシバミの雌雄の花
  クロモジ アブラチャン タムシバ
  桜の種類 イタヤカエデの花が見れました 
  
  
 
     スミレサイシン
  

 

 

      美しい景観が周囲の自然に溶け込み
    手を入れない自然、
    これを観光資源として活用できないものかと
    強く感じました
    付録です
  

   帰ってきてから、すぐに灰汁だし

     

     

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