Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

ああ厄日、でも厄納め

2013-12-11 08:44:00 | 言葉


「厄日ねえ。」と夫に言いたくて
何て言うのがいいかしらと頭を巡らせたのですが
結局、「What an unlucky day!」になってしまいました。

けれども、厄日に限らず、厄年だの、厄払いだの、厄除けだの
日本語の「厄」という言葉には
ただの「unlucky」では片付けられぬ
何かもっと因果応報的な
大袈裟に言えば、割り当てられた運命的な響きがあるような気がします。

だからこそ
厄払いや、厄除けなどをしたくなるのでしょう。

対して英語の場合は
Unluckyにしろ、unfortunateにしろ
「仕方がないね。」で済ませられるような
一過性の語感です。

両方の言葉の中で暮らしていると
往々にしてこうした「語感差」に出会います。
それで苦労することもありますけれど
それが面白いこともあります。

ええ、確かにこのところ「厄日」続きです。

久方ぶりに帰った家は停電で何にもできず
車を出そうと思えばバッテリーアウトで車が動かず

歩いて行けるレストランに夕食に行ったなら
大きなテレビ画面にはオバマ大統領の顔がいっぱいで
マンデラ元南アフリカ大統領の逝去を伝えています。


食事から帰って
暗闇の中、探し物をしていたら、
ポトンとメガネの左のレンズが落ちてしまって、、、、

電気が戻ってきた朝、シアトルから運んできたCDラジカセで早速BGMをと思ったら、外したコードをシアトルに置いてきてしまったことに気がついて、、、、、

自分の馬鹿さかげんにうんざりして、景気づけにミキサーでフルーツジュースを作ろうかと、果物を切っては入れ、切っては入れたというのに、今度はどうやってもミキサーがまわらない、、、、、

それだけだっていいかげんがっかりするのに
友人夫婦とボルティモアの美術館に車で行くはずの日曜日が
新聞の天気予報では雪マーク。

「ハイ、メイ!
日曜日は運転が危なそうだからボルティモアは行きは取りやめよう。」
と言う友からの電話。

もうもう、諦めることばかり。

「厄日ねえ」と言いたいところを
「つくづくunluckyねえ。」と夫に言って
ふーとため息をつきながら

「でもこれって、今年最後の厄をまとめてすませちゃってるのかも!
 こういうの『厄納め』とでもいうのかしら。もしかしてラッキー?」

などと思うところが全くもって
夫には絶対に理解不能なメイの日本式思考法です(笑)。


ご訪問をありがとうございました。
どちらでも一つ押してくださるととても嬉しいです。
どうぞ良い一日でありますように!


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