雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

女神の言葉

2013-08-02 00:31:37 | 勇気
よくあることですが、
大きな会社で、大きな組織改編などがある時、
やはり、会社は少し落ち着かない雰囲気になります。

そんな時に、
同じチームで仕事をしたことがあったり、していたり、
同じ「志」を持ってコトに当たっていた仲間みたいなスタッフが
会社を辞めていくようなコトなどもしばしばあって......
それはソレゾレ色々な事情や考えがあることだと分かっていても、
なんだか、少し......
寂しくなったりもします。

これから環境を変えていくような、そんな仲間達と、
そのあたりの話しをするような時というのは、大抵、
職場とは物理的にも精神的にも少し離れた所で、
リラックスしてお茶などを飲みながら、
食事などをしながら、
時にはドライブに出掛けたりなんかもしながら......
色々な話しをします。


あーんなことや、こーーんなこと。。


知らなかった驚きの事実や、
知っていたけど言わなかった真実。。


そして、必ず、
そんな四方山話しの最後の方には一抹の寂しさが訪れて来て、
同時にキラキラと香る希望も訪れて来て、


気がつくと......「ありがとう」......という言葉を、
お互いにかわしていたりします。


みなソレゾレの道があって、
思いがあって、
考えがあって、
楽しみがあって、
愛する人がいて。


みなウラハラな思いも、
真っ直ぐな思いも、心もあって。
少し曲がった気持ちも、心もあって。


時に自分を自在に操れて、
時に自分を持て余して。


時に不本意で、
時に思う通りで。


人をキヅつけたり、傷つけられたり。
行きあたったり、突き当たったり、すれ違ったり、食い違ったり。


夢を持てたり、持てなかったり。
信じられたり、信じられなかったり。
叶えたり、叶える途中だったり。
捨てたり、拾ったり。
見つけたり、横目で流したり。


環境を変えないで自分を変えていく人。
自分を変えないで環境を変えていく人。
変わる、
変える環境と共に自分を変えていく人。


......時刻は夜の9時頃。
駅からの帰り道。。


僕は優しいオレンジ色の街灯がともる、
大きな川に沿って続く土手沿いの道をトボトボ......と歩いて、
その土手の横に新しく造られた大きな公園に入り込み、
公園の真ん中、
土手より更にもう一段小高く造られた丘の頂上にポツリ、と出来た、
見晴らしの良い、真新しいスターバックスコーヒーに入りました。



コーヒー・フラペチーノってやつを頼みました。
床から天井迄ある綺麗に磨かれた窓のすぐ傍にあるソファー席に腰を下ろし、
テイクアウト仕様のカップに差し込まれた緑色のストローに口をつけます。
小さく砕かれた冷たい氷がシャリシャリと心地よくて、
でも、ちょっと......僕には甘くて......


「もう少し砂糖抑えたのは無いのかなぁ。。。」


なんて、ボーッと、思ったりなんかして。


大きな窓の外を覗き込んだりして。。


そして、また、


会社を辞めていく仲間の顔をフト、思い出します。


「アイツ、、あの時、、 ......な顔してたなぁ。。」


窓の外の川の上に広がる暗くて広い夜空には、
幾つかの星が雲の間でキラキラと輝いていました。


......どこからか声が聞こえて来ました。。


その声は、
いつか大切な友達からもらった大切な本にも書かれていた様な言葉。
いつか、どこかで、誰かに言われたことがあるような言葉。。


とても美しく、
厳しくも優しい、ある女神様の言葉。


「迷われたといわれし道、
そなた達の歩まねばならぬ道であった」


幾つかの星が、
夜の雲の間でキラキラと輝いています。



コーヒーのカップには女神様が描かれていました(^_^)


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