雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

日曜日のコーヒー

2012-11-18 00:33:03 | 素敵...映画/音楽/珈琲
最近、色々な雑誌やムックなどでカフェやコーヒーの煎れ方、
流行などを追ったような特集をよく見かけます。
もはや紙媒体の中ではある程度のマーケット予測が出来る
「定番のテーマ」となっているのでしょうか。

僕の思う、日本におけるカフェ文化というのは、
ヨーロッパなどに比べるとまだ比較的新しく。
まだまだコレから!
っと言える文化フィールドに立っているように思います。

先ずは黎明期として、
戦後から昭和中期にかけての日本独特の「喫茶店」文化があり。
その後「カフェ・コロラド」に端を発する
1980年の「ドトール」開店から全国への店舗拡大。
そこに1996年、銀座に「スターバックス」の一号店が出来て、
そここらは、
その2店舗を主軸に様々なチェーン店や個人経営店などが入り交じりつつ、
みるみる大きく育っていた文化の様に見えています。
今では多くの本が刊行されるくらい、
お気に入りの様々なカフェを巡ったり、
愛していたりする人もとても多いのでしょう。

僕が個人的に特に強烈に記憶しているカフェの「進化」というのは、
TBSの宣伝を担当していた時に入った開店したての
「スターバックス赤坂店」
その店舗スタイル、デザイン、
シナモンパウダーを少しフリかけたカプチーノの味......
今ではもう完璧に忘れがちな気持ちではありますが......
それは当時本当に新鮮で衝撃的でした。
そして、雑誌などがまだ「カフェ特集」
なんてものを組む様な機会が少なかった頃、僕にカフェの素敵さを
色々な角度から教えてくれた特別で大切な本がコレ......



「dimanche ディモンシュ 日曜のコーヒー的なシアワセ」
という本。
2000年の2月にアスペクト社から刊行されたもので、
カフェを愛する様々な人達からの素敵なエッセイを集めた、
僕の大好きな単行本です。
おしゃれな装丁デザインのカバーには、
この本の由縁がこう記されています。



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1994年の春、鎌倉の小町通りをちょっと脇に入った、
横須賀線の踏切近くに、黄色い壁が印象的なカフェが出来ました。
開店したての頃はヒマでヒマでヒマでヒマで。
ヒマをもてあました店主と、ヒマをもてあました常連客が、
ヒマな時に読むもので何か作ってみようかという話しになって、
不定期に細々と「ディモンシュ」という
フリーペーパーを発行し始めたのが95年2月でした。
気がついたらもう5年。
この本はそのフリーペーパーを集めたものです。
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そんな本です。
素敵なのです。(^^)

このカフェの名前はタイトルと同じ「ディモンシュ」。
今も鎌倉に健在です。
そしてこのカフェの店主で、
この本の編者でもある方は堀内隆志さんといいます。

本の冒頭には、
この堀内隆志さんの序文が
「僕の好きなもの」
というタイトルで、こう書かれています......

......つづくのだっ (゜0゜)/


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