24 黄釈天 Blog 「My Days」by Oldman(吉住)

H14-25年、400名の集団を率いて、破綻銀行相手に11年戦い完全勝利した元原告団長の下り坂人生、日々の戯言、残実録。

Oldman & 任務遂行

2024年03月29日 | 気象

2024年3月29日(金曜日)午前2時・7時:[  10c/17c/100%->0% ]{ pm08:00-am01:30/06:00 } 雨のち快晴

昨日も、結局、夕方ごろまで雨は降らなかった。遅くとも、午後3時ごろには降り出すと覚悟して、予め、肥料など畑に一輪車で運んでおき、10時にやってくる宅急便を、ジリジリしながら待っていた。予定通り、30本の苗木が届いて、すぐに荷ほどきをして、一輪車に15本づつ積み込んで、二度往復して、畑に運び、30本をそれぞれの穴に一本づつ運んで、強い南風の吹き荒れる中、1か所づつ苗植え作業に取り掛かる。

栽培と運送用の30センチほどのビニールポッドをそおっと外して、なるべく土がバレないように。苗はポッドから50センチほどの一本の幹だけなので、扱いやすい。しかし、その幹には、すでに小さな緑の芽ができている。触ると、あっという間にポロリと落ちてしまうので、要注意。

苗木はすでに芽を出そうとしているのに、昨年植えた我が畑の山椒は、芽など一本も顔を出していない。土も劣悪だし、気象条件も悪い。表日本の三重県から届いた苗木は、雪国の北陸福井にやってきて、しかも、風が通り抜けるチップ畑という、あまりの環境の悪さに驚いているに違いない。驚いているというより、ショックで仮死状態かもしれない。

しかも、今回の穴の土は、特に悪い。こんな劣悪な環境を耐え忍び、チップ土壌が栄養豊富な腐葉土になるのを期待しつつ、少しづつ成長して、将来立派な山椒になるなんていうのは、まあ、「老人の夢」で終わるかもしれない。しかし、まあ、それも仕方あるまい。

作業は16本植えたところで、12時だったが、持参したコーヒーとビスケットで5分ほど休憩し、作業を続行。腰が痛くて、途中で畑で大の字になって5分ほど寝転んで休憩したが、県道を走る車から見たら、農作業中のジジイが倒れて死んでいる、と見えたかもしれない。他人の目を気にしているどころではない。仰向けに寝転がって、腰を伸ばすと、楽になるのだから。

そんなこんなで、2時半に全てを植え終えて帰宅。ガレージで後片付けを済ませて、台所で仙台の牛たんを3枚焼き始めたのは、午後3時を回っていた。午前中、宅急便を待っているところに、タイミングよく友人の奥さんが「牛たん」のお裾分けを届けてくれたのだ。まあ、空腹だし、焼き立てだから、うまいの何の! 疲れが吹っ飛んだ。

任務完了。30本の苗木を独りで植えたぞ。乾いた土だから、あとは雨を待つばかり。しかし、なかなか、雨が落ちてこない。夕方過ぎになって、ようやく細かな雨が降り出してほっとする。苗木を植えて、水やりを手抜きするのだから、たっぷり降ってくれればいい。ただ、荒れた南風が、鬱陶しい。花粉、黄砂、諸々

桜の開花があまりにも遅れているので、焼き鳥例会の仲間との花見の日程が決められない。気温は上がりそうだが、今年はめちゃくちゃ、おかしな天気だ。予定の3日は晴れそうだが、肝心のソメイヨシノは、花開くのか?

福井県と福井市が北陸新幹線延伸開業の記念で計画している31日日曜日の「桜マラソン」は、関係者一同大喜びしそうなほど、ありがたいことに晴れそうだが、桜はどうなるだろうか?まあ、両方望むのは、贅沢か。