24 黄釈天 Blog 「My Days」by Oldman(吉住)

H14-25年、400名の集団を率いて、破綻銀行相手に11年戦い完全勝利した元原告団長の下り坂人生、日々の戯言、残実録。

来年の話

2022年12月31日 | 気象

2022年12月31日(土曜日)午前7時:[  2c/7c/80%   ]{ Getup0530 } 雨

大晦日の今日が土曜日? で、来年の元旦が日曜日。そっか、なんとも学生やリーマンじゃ「損」した気分で、経営者は儲けた気分。で、老人は今頃気がついた。

ついに、今年も終わり。7時前にはざあざあ降りの雨だったが、今は上がってきた。しかし、今日はずっと雨予報。まあ、出かける用事もないからいいが、昨日一人で掃除を済ませた神社に、御供物などを運び込む必要がある。

昔なら、何せメインが菅原道真の天神様だから、大きな鏡餅二段重ねにゆずやみかんを乗せて、飾り付け、お神酒を添える。町内会長は、午後にその鏡餅を下げて、切り分けて、村中に配るのだが、切るのが簡単ではなくなったので、小餅を積み上げて、それを、厄年などで箱ごと奉納されたみかんなどと一緒に、配るようになった。

で、その小餅を餅屋に頼むのも面倒で、スーパーの小袋に一個づつ包装してあるのを買ってきて、分けるという、実に「簡便な」方法を採用(歳のいった村人には、ご不満もございましょうが、何せ、私より歳上が、どんどん少なくなって、かつ、物を言わない年齢になっているのをいいことに)してしまい、それだけでは、いささか物足りないので、小瓶のカップ酒(お神酒のお裾分け)にスルメなども(スルメは、年々高額になっているので、イカの商品)や昆布を加えて、袋詰めにしておいて、祭壇前にお供えして、参拝者が家庭ごとに持ち帰るようにしておく。(名札をつけておくと、参拝しなかった家が分かり、後で、届けておくのだ。究極の、省力化)

まあ、非常識極まりない自治会長のすることに村人は肝を冷やしているのだが、ここで、外が晴れている間に孫二人に長靴を履かせて手伝いに同行させて、私は一輪車にダンボール箱3つに小分けした荷物を積み込んで、(孫には竹箒)神社に。

孫二人は、石段を掃いたり、荷物を運んでくれたり、実に役に立つので、大助かりであっという間に初詣の準備が出来た。私が神社に出向くと、しばらくすると雨や雪が降ってくるので、早々に引き揚げてきた。

さあ、これで、私の任務は終了。あとは、来年の自治会長にお任せだ。あ、私だが。

午後は、楽しみな録画放送がある。川﨑春花の日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯の最終日。テレビは3日目まで、いや、最終日の前半まで、誰も彼女が優勝するなどと思っていない。大阪の予選会で5位に食い込んで、何とか出場権を獲得した、プロテストを合格したばかりの新人だ。

上位に食い込んで、少々頑張っているねえ、と言う程度の放送雰囲気。何といっても、日本の女子プロの1番を決めるのだから、錚々たる一流レギュラー陣を主役に立てている。それがひっくり返るところが、実に痛快。最後の18番の長いパットまで決めて、後続組のそれまでずっと主役だったトップたちを3打差でなぎ倒して、優勝を決めてしまう。

ほらほら、本降りの雨になってきたぞ。先程の時間だけが、雨が上がっていたのだ。


常識外れ

2022年12月30日 | 気象

2022年12月30日(金曜日)午前7時:[  2c/8c/50%  ]{ Getup-530 } 雨時々曇り

ついに今年も残り2日となった。村の神社の前の屋根雪の硬い塊は先日除雪したし、それ以後、雨ばかりで参道のぬかるんでいるが、雪の心配はない。榊を飾る白い陶器やお神酒入れも一対持ち帰って、綺麗に洗ってある。今日は、簡単に内部の掃除をして、祭壇の扉を開けてこよう。中心は菅原道真、両隣は仏様。いや、よくは知らない。観音様に菩薩様だったか。

まあ、何せ神仏混合のいい加減な神社なのだ。アラーやキリストが飾ってないだけ、いいとしよう。

昨日は、珍しく自宅玄関の鍵をかけて、全員で越前海岸、日帰り温泉(福井市の施設)「波の華」に出かけた。ガラガラだったので、お湯も食事もしっかり堪能して、山越えの道路は雪の心配も全くなしに往復できた。300円ほどだった65歳以上の福井市の住人の料金が、400円になっていた。

「なんだ、高くなったなあ」と言うと、これまで見たことのない受付の若い兄ちゃんが、「ご承知のように、石油が高くなって、どうしようもないんですわ」などと、軽薄な言い訳をペラペラ得意げに喋る。「なんだ、お湯を沸かしているのか?ん?温泉じゃないのか?佐野温泉など、源泉は65度で熱いから、水をいれて、温度を下げているぞ。」などと言ってやりたかったが、(ボイラーを使って、沸かしていることを知っているのだ)そこは、黙っていた。

それより、私に証明証を出せと言う。ワイフは今年、65歳になったばかりで、免許証を見せていたが、私は財布を車の中に放り込んであったので、最初は抵抗したのだが、娘どもが煩くて、仕方なしに車まで免許証を取りに行って、見せた。何人かの顔見知りであれば、こんなことはないのだ。

で、若い兄ちゃんは納得。「あんた、僕を65歳以下に見たと言うのは、なかなかよろしい!」などと皮肉って、機嫌よく私は孫と二人、誰もいない湯船にゆっくり入った。

まあ、とにかく、世間はどこへ出かけても、「値上げ」が当たり前。貧乏で、貧困な低所得、年金生活高齢者には、世知辛い世の中だ。貧乏人と高齢者は、病気になるな、息するな、と言うのが政府の本音だと思えば、それも仕方があるまい。

まあ、そんなこんなだが、実に機嫌よく帰宅してみると、玄関先に大きな花の入った荷物と、郵便受けに友人が届けてくれた羊羹が入っていた。食べ物を目敏く見つけたワイフが、「Tさんじゃない?」と的確に当てて、自分がもらったもののように独り占めし、娘どもとお茶しながら、旦那に声を掛けることもなく、笑いながら、口に運んでいる。

世間の常識は、非常識な私には、理解できませんのですが、まあ、大したことじゃありません。


訪問者たち

2022年12月29日 | 気象

2022年12月29日(木曜日)午前7時30分:[  2c/8c/80%  ]{ Getup0600 }  雨模様

一気に我が家の住人が3倍に膨れ上がって、ワイフはパニック気味なのだが、気づけば、両隣の六人の子供たちの姿が見えない。ママの実家に帰省しているのだろう。

昨日の午前中は、ワイフと泰澄の杜の朝風呂に出かけたが、今日は、全員を連れてお昼前に「波の華」に出かける。孫娘が、そこの食堂の安いソースカツ丼が好きなので「行きたい」と言う。福井はヨーロッパ軒のソースカツ丼が本場なのだが、運動公園の分店より、波の華の食堂の方がいいようだ。

我が孫も小学校5年生のお姉ちゃんに3年生の弟。日に日に大きくなって、2、3年前とは大違い。聞き分けが良くなっているし、こっちも経年変化でイラつくこともなくなり、基本的に暇だから、遊び相手にちょうどいい。年末は歳のせいか、熱中して見たいようなテレビ番組もないし、世の中はうまくできている。

お天気は基本的に雨模様で、少しも良くないが、先日の雪も路面からはすっかり消えて、道足は悪くない。越前町の越廼(こしの)村(福井市だが)の海に車を走らせても、支障はないだろう。

地元のNHKテレビを見ていて、福井が「揚げ物王国」だと言う統計にびっくり。その発端は、浄土真宗の「法恩講」の食事に出た「厚揚げ(あぶらげ)」らしい。厚揚げの消費量が日本一だとは知っていたが、他にも揚げ物消費量日本一がかなりある。

車にガソリンを入れに行ったついでに、覗いたユーズドショップで、新品の地下旅(440円)を買ってきた。黒が売り切れて、かろうじて残っていた25センチサイズの、白。小さいサイズやでかいサイズは、たくさん売れ残っていた。これで、来年は野良仕事すっべ?


久々の日の出

2022年12月28日 | 気象

2022年12月28日(水曜日)午前7時30分:[ -1c/10c/60%  ]{ Getup0630 } 晴れのち雨

久々に窓から眩しい朝陽が差し込んでくる。トタン屋根が真っ白になって凍てついている。放射冷却で氷点下になったせいだろう。しかし、今日は気温が上がるから、もうすぐ溶けるに違いない。

「御用納め」の今日は、「いいお天気」?と思いきや、その東ぞらに向かって、一面真っ黒な分厚い雲が空いっぱいに広がっている。雨雲か? 

しかしまあ、雪ではない。日の出が7時20分ごろだと、今朝初めて知った。もう、冬至は過ぎたのだから、これから日中が長くなるはず。しかし、地表はタイムラグで、これからの季節が寒くなる。まあ、自然のすることだから、我慢するしかない。

我慢できないのは、電気料金の値上げのお知らせだ。北陸電力は42%もの値上げを申請し、経済産業省はその申請を「審議」するはずだが、来年4月からの値上げ通知を、北陸電力は、「契約に関する重要なお知らせ」として、消費者にバンバン封書を送りつけている。即、ゴミ箱だが、値上げの申請を政府は審議するんじゃないの?

電力会社の言い分通りを認めるのなら、政府なんて「いらないじゃん!」

電力会社は、政府を無視して、通知を出している。つまり、もう、政府はOKを出しているし、つまり、政府はあってもなくても、電力会社の申し出どおりに値上げを認めるしかない法律構成になっているとしたら、早い話が、政府のその部門は無駄飯食いのお役人様が、給料やボーナスや年金を受領するだけの、まあ、羨ましい「お仕事」と言うわけだ。

これが、値上げをそのまま受けるしかない、庶民の年末の、腹立たしい現実。蛍光灯はLEDに変えて、オール電化住宅には石を投げて、太陽光でスマホを充電して、頑張るしかないねえ。真冬に停電などされたら、溜まったもんじゃないから、さ。

まあ、コンセント口が部屋に20個もあるような、私が言うのも、なんだけど。

さあ、神社のお供えの段取りをしなくっちゃ。


過去を見る

2022年12月27日 | 日記

NASAの天文学者が、なぜ宇宙がどうやって出来たかを探ろうとしているのか、不思議で仕方がなかったのだが、20年ほどかけて、1兆円を超える予算で、つい最近、地球から150万キロも離れたところに打ち上げに成功して、遠隔操作で運営を開始した「ジェームズ・ウエッブ宇宙望遠鏡」の話を、BSのコズミックフロンティア、だったかで見ながら、ハッと気がついた。

同じ宇宙望遠鏡でも、地球の周回軌道上を回っているハッブル宇宙望遠鏡とは格段の性能違いで、ハッブルでは黒くしか見えない宇宙空間の遠くを、驚くような鮮明さで、見事な映像を次々明らかにしている。

で、基本的なことに気がついたのだ。天文学者は、昔を「見たい」のだ。我々が夜空を眺めて、輝いて見える多くの星は、全部、何万光年と言う距離にある星や銀河。火星や木星、あるいは金星などは、我らが太陽系の惑星だが、何万光年と言う遠くにある星は、過去の光。

そんなことは昔から知っているが、それがどーした?と思っていたけど、これがね、地球から百光年離れた場所に、地球を詳細に観察できる望遠鏡があったとして、東京の街風景を捉えることが出来るとしたら、100年前の映像が映る。100年前の光が通過しているのだから。

それをビデオに収めて、持ち帰ってきたとしたら、めちゃくちゃ面白いことにならない?織田信長の戦いや安土城や歴史も、空から見えるとして、その現実の過去の映像があったら、それこそひっくり返るほど、興味深い。

「過去を見る」ってそう言うことなんだ。天文学者は、宇宙の何億光年と言う「昔」を見たくて、ジェームズ・ウエッブ宇宙望遠鏡を作ったのだ。これが、すごい映像を送ってきてくれている。

見てみたいねえ、30年や50年前の我が身の映像を、さ。石ぶつけてやるか? ははは


ある計画

2022年12月27日 | 気象

2022年12月27日(火曜日)午前7時30分:[  2c/8c/50%  ]{ Getup0600 } 雨のち曇り

快晴の予報だが、外は雨模様。気温が緩んだせいか、寝袋が快適なのか、あるいは、何もやる気が起きないのか、今朝は6時過ぎまで寝ていた。天気が良ければ、村の神社の掃除をするつもりだったが。

目の前の県道を朝の通勤車両が忙しそうに次から次と通過する。時間も8時少し前だから、いつものことなのか、それとも、明日で御用納めの年末だからか、世界の片隅の、こんな田舎町でも、人々はそれぞれ忙しい。

私の机の目の前に貼り付けてある清八会9名のメンバー写真を見ながら、そうだ、来年の4月3日に、同じ足羽河原で、同じ並び方で、できるだけ写真と同じ格好で、花見を兼ねた記念写真を撮ろうと、みんなに提案しよう、と思いついた。

この時は、2018年、「古希」の年。来年の2023年は5年後の後期高齢者。そして、更に2年後の2025年なら、77歳の「喜寿」。

下り坂に入れば分かるけど、5年などあっという間で、で、その5年前、とか、10年前とか、20年前とか、いったい何だろう? と、ついつい思える。

NHKの「ガイロク」と言う番組を見ていると分かるけど、人それぞれ、ドラマにしてもいいほどの苦難な人生がゴロゴロして、過ぎ去っていく。渦中にある人はインタビューに答えないが、なんとか通り過ぎると言うか、乗り越えた人の話を我々は聞いて、ホッとする。

最近、つくづく思うのは、やってきたことと、やってることが「ダメオヤジ」とそっくりではないか?と。何にも変わらない。人生は、難しいもんだ。


大根で大根を漬ける

2022年12月26日 | 日記

外は降ったり止んだり。細かい霙が混じる冷たい雨。簡単には晴れてくれないようだ。止んだら、ちょっとコンビニやゲンキーまで出かけたい。その間、この間、第二弾で大根7.5Kgを塩漬けにしたのを、麹漬けにしよう。

たっぷりと上がった水を全部捨て、予め、ボールの中で砂糖や米麹、塩などと攪拌しておいたのを、塩漬けした大根(私は手頃な長さに切って、4分割した)にまぶして、混ぜ込む。今回は、ワイフに言われて、黄色い色粉を使わない。セットになっていたので、前回の半分には使ってしまったが、色のない方がいいと言う。全く、同意見だ。

塩漬けしたときの重石を半分にする、と書かれてある。まあ、円形の重石など、母親が元気な頃は、家の周りにあちこちたくさんあったが、石臼に使っていたのが、外に放置してあるけど、洗って家の中に入れるのは面倒。で、ついつい、身の回りの重そうなのを適当に放り込んでおくのだが、畑から持ち帰った大きな大根も1キロ以上あるから、十分、重しになる、と私は思うのだが、誰かに叱られそうだ。

 


日々戦闘

2022年12月26日 | 気象

2022年12月26日(月曜日)午前7時:[  2c/7c/70%  ]{ Getup0530 } 雨のち晴れ

夜明けとともに雨は上がったが、暗い間は相当な量の雨が降っていた。これが雪なら、かなりの大雪になっていたに違いないが、温暖化のせいか、雨、また、雨だった。が、それも、今日、明日は回復してくれそうで、年末の大掃除や買い物にいいようだ。

私は、明日、村の神社の掃除をしてくるとしよう。

昨日だったか、NHKの「チコちゃんに叱られる」を見ていて、大竹の話に大笑いした。車のキーが無いと車の中まで、あちこち探し回って、挙句奥さんに「俺の車の鍵、知らない?」と聞いたら「あなたの左手に握っているのは、何?」と言われたという。

車のロックを開けて、中を探し回り、その車のロックを締めているのだ。

思いっきり笑えるのは、まさに同じことを私も日々、体験しているからに他ならない。スマホをどこにでも置き忘れる。探し回るのだが、見つからない。で、ノートブックパソコンの前に戻って、目の前のこちゃごちゃした机の上にあることに気が付く。そこに無いと思って、探し回っていたのだ。

まあ、ことほど左様に、団塊世代の日々は最強の敵との激しい戦いが繰り広げられているので、ウクライナの戦争など眼中にない。ましてや、年末。もうすぐ、孫がやってくるし、正月もやってくる。この上、寒波でも来られちゃ、たまったもんじゃない。

そういえば、パトリオットのような迎撃ミサイルを大量に設置して、頭上を通過する北朝鮮のミサイルを撃ち落とそうと防衛省は予算編成し、体制を整えるようだが、あれで、当たらなかったら、キンさんは笑い死にするぞ(それが目的か?)。アメリカはウクライナに1機しか供与しないパトリオット。古いので、当たらないのだ。プーチンが笑っている。それを大量に設置しようとする日本の無駄遣いには、恐れ入るばかり。実に平和な国だ。ありがたいことに、さ。

わあ、あっという間に真っ暗になって、雨が激しく降ってきた。午後は上がるはずだが........。


快晴5時間

2022年12月25日 | 日記

実にありがたいことに、お昼前後の5時間ほどは、ご覧の快晴。日差しが暖かいほど。まずは、障子の部分的な張り替え作業から、あれこれ始めたのだが、午後3時ごろには、くたびれ果てて、終了。で、30分ほどテレビを見ながらウトウトしたのだが、どうにも暇なので、またしても、塗料缶をぶら下げて、古い家の内部の、中途半端に塗ってるところを、塗り始めた。

安い水性塗料だから、そして古い家の内部だから、塗り具合など誰も気にする者はいない。つまり、適当で、自由でいいのだから、ついつい、作業に没頭してしまう。

3時過ぎに外は暗くなって、雨が降ってきたが、電気をつけて室内作業は外が完全に真っ暗になった5時まで。ようやく、退屈な日曜日(あ、クリスマス?)が終わろうとしている。


金満猿との遭遇

2022年12月25日 | 気象

2022年12月25日(日曜日)午前6時:[  2c/7c/80%  ]{ Getup0430 } 曇り時々雨

雪解けムードの昨日は、結局、晴れている時間が長かった。実にありがたい。ガレージ前の雪をすっかり片付けることが出来て、気分良好。隣集落に用事があって、ワイフの軽自動車で出かけると、毎朝子供たちが集まる神社前の、融雪装置で全く雪がない広い道路の真ん中を、思わず「おおい、あんた、金貸してくれ!」と言いたくなるほど、冬毛で丸々と太って裕福そうな猿が一匹、のんびりとした動作で、歩いている。

クラクションを軽く二度鳴らしたが、ちらっと私を見ただけで、全く動じる風がない。通り過ぎてから、しまった!車を止めて写真を撮ればよかった!と思った。あれほど、丸々した猿は見たことがない。

我が集落でも、隣の集落でも、「猿が出る」は日常茶飯事。雪が降ると、特に食料が不足するから人家の周りをうろつくのだろう。誰しも、空腹は最大の敵だな。

さあ、クリスマスだって! わたしゃ、ケーキより「水羊羹」の方がいいなあ。冬場に水羊羹などと言っても、県外人は「理解不能」に違いない、福井県民特有の風物。この時期にスーパーの店頭に並ぶようになるのだが、これも、時代とともに変わるだろう。今の子供たちは興味が薄い。それもわかる。あまりにも豊かな、様々なお菓子が店頭に溢れているのだから、「水羊羹」など、見向きもしない。

時代とともに変わることは、別に悪いことじゃない。自然な変化だから。無理に「昔」を押し付けても、全く意味がないのだ。「平和」と同じだね? 戦争体験があるから「平和」が大事で、平和しか知らない世代に「平和」の大切さを押し付けても、そりゃ無理というもんだよ。